小1~5年☆中学校の文化祭と学校の校風

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中学受験全般

昨日の台風21号で被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

私は昨日大阪の自宅にいましたが、強風でビルが揺れ続ける経験は初めてです。ベランダに向けてモノが飛んできたり、屋根が飛ばされることはありませんでしたが、風の力だけで「窓が割れるかもガーン」と思ったのも初めてでした。

ぼんず君は超ビビりなので、「よく平気でいられるよねアセアセ」と風が止むまでビクビクしていました。中学校に登校して安否が分からないより、自宅で目の前にぼんず君がいるので、それだけで安心です。学校の休校に感謝です。

関西地方は停電、関西国際空港の水没、新幹線の運行中止と、今後の生活や経済への影響は大きくなりそうですが、今日からまた、出来る範囲で平常運転の生活をしていきます。

9~10月の秋は文化祭の季節です。灘中は5月に文化祭がありますが、最難関中学校の多くがこの時期に文化祭を実施します。

小6の秋、土日に文化祭に行くことは難しいので、小5までに気になる中学校の文化祭に遊びに行かれることをおすすめします。1シーズンで2校見学出来たとして、小5までに5~6校は見に行けますね。

中高一貫校であれば6年間過ごす学校です。入試で合格点を取ることも大切ですが、校風がお子様に合っているかも同じくらい大切なポイントだと思います。

学校を「校風」の切り口で分類すると、大きく3つに分けられます。「管理型」「バランス型」「自由型」としました。自由型はなしにして、管理型とバランス型の2つに分けてもよいと思います。

管理型は、塾不要をうたい、平日の補講や長期休暇時の講習などで学校に拘束される時間が長い学校です。学校が用意するプログラムについていけばよく、自分で勉強の計画を立てるのが苦手なお子様には向いていると思います。

バランス型は、適度な補講、適度な拘束、勉強方法は各自の自主性に任せて、成績が大きく崩れない限りうるさく言われない学校です。自分で計画を立てて勉強するのが好きなお子様に向いています。

尻を叩かれないと勉強しないお子様は管理型の学校を選ばないと、せっかく中学受験をクリアしたのに、中学以降で成績を崩す可能性があります。

管理型とバランス型に分類できる具体的な学校名は記載しません。保護者の皆様のご想像通りでだいたい合っていますグッド!。ただ、管理型は学校生活の全てが窮屈なのか、バランス型(自由型)はどこまで放置されるのか、までは想像できないと思います。

ネットや掲示板の噂ではなく、実際に生徒さんの活動や様子を見た上で、保護者様がご自身で判断するのがいちばん確実です。その貴重な機会の1つが中学校の文化祭です。

志望校にしたいと思う中学校が管理型に分類される場合、勉強の部分は仕方ないとしても、学生生活の全てが管理されているのか。生徒さんの自主性はどの程度学校から許容されているのか。管理型と言われる学校を見学する際は、生徒さんの自由度を確認することをおすすめします。

バランス型(自由型)に分類される学校の場合は、逆に学校が管理する度合いを判断すると分かりやすいです。文化祭運営方針を見るだけでも判断できます。決定から運営までの全てを生徒さんに託しているか。あるいは、基本方針は学校カラーに沿ったものとして、そこからの逸脱は認めないのか。この場合は、バランス型といいながら、学校の管理・関与が相当程度にあると想像できる学校です。

自由度を計る基準はありません。判断基準はお子様それぞれによって異なります。お子様にとって、受け入れられる管理型であるか、学生生活を楽しめる自由度があるか、を保護者様が判断されればよいと思います。

お子様の気質に合わない学校だと、6年間なんとなく窮屈で居心地が良くないと感じて過ごすことになります。これはストレスなだけでなく、成績にも影響するので、何のために受験して私立中に進学させたか分からなくなります。

我が家の選択は「自由型」>「バランス型」>>>「管理型」でした。ぼんず君は与えられたカリキュラムを一方的に押し付けられることを嫌います。中学校でも必須の問題集を多く配布され、これら全てをこなした上で、自分で選んだ問題集をやりたがる性格です。

そのため、管理型の学校は絶対に向いてないと私もぼんず君も塾の先生も全員意見が一致しました。管理型で有名な中学校の文化祭や進学説明会も一緒に行きましたが、「僕には無理えー?」「全部落ちたら(進学するのも)仕方ないけどえー?うーん」と言ってました。

私から見れば、生徒さんが自主的に運営する割合が多く、学校は活気があるし、大学進学実績もうなぎ上りで、よい学校と思いましたが、本人が嫌なら仕方ありません。受験はしましたが、入学の候補としては最後でした。本人が学校を見ることなく、もし入学していたら、不幸な結果になったかもしれません。

志望校判断の1つに、学校の校風をお子様とご一緒に、ぜひご確認くださいニコニコ

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