【記事紹介】頭のいい子なら解ける「算数パズル」4題

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中学受験_記事紹介

3連休は寒かったですね。インフルエンザ流行を言い訳に、ぼんず君とぬくぬくと室内で過ごしました。暇だったので、久々に中学受験の問題でも解かせてみようと思い、その際に使用した記事をご紹介します。

 プレジデントオンラインの「頭のいい子なら解ける「算数パズル」4題」です。

記事の冒頭に、非常に良いことが書かれています。算数に必要な能力は、①反復練習、②概念理解、③論理的思考の3つで、①の反復練習は、計算スピードや解き方の暗記のことです。

②の概念理解は、小数、分数、割合などの数学的表現を正しく把握し、たくさんの切り口から得られる情報を、自分の中でまとめて新たな概念として取り組むことです。

そして、③の論理的思考は、これまでに得た経験や知識と、問題から読み取れる情報を照らし合わせて、最適な解法を論理的に導き出す考え方を指します。

①の反復練習は、計算などの練習を積めば身に付けることができますが、それだけでは「算数脳」を育てることはできません。すなわち、少しひねられた初見の問題を解く力は付かないということです。これは、出題者側(学校)の「練習よりも思考に長けた生徒を入学させたい」という意図を表しています。

それでは、少しひねられた初見の問題を解けるようにするには、どうすればいいでしょうか。ここでおすすめされているのは、「パズル問題」に取り組むことです。ジクソーパズルではなく、一見すると算数の定理を使ってないかのように見える問題のことです。

■1、2問目

■3問目:〇の数はいくつありますか。数えるのではなく、計算で出してください。


■4問目:
図表Bは世界中を結ぶ飛行機の航路の図です。日本を出発してすべての航路を1回ずつ通るように続けて飛ぶと、最後にどの国に到着するでしょうか? 同じ航路を2回通ってはいけません(国は何度でも通れます)。

どの問題も、塾の教科書で似たようなものを見かけられたことがあると思います。1、2問目は、場合の数の塗り絵かな?と思いましたが、2問目は少し違いますね。

3問目は、規則性の単元で、方陣算あたりでしょうか。4問目は、場合の数のルート問題と全く同じ考え方です。解き方の解説は、記事でご確認ください。

パズル問題の問題集は非常に多く販売されています。我が家も、入塾前に何冊が使用しました。DSのソフトも使いました。それでも、市販のパズル問題集と比較して、塾のテキスト(算数)は、内容、取扱範囲、問題数ともに圧倒的にすぐれています。

塾のテキストをしっかりとやりこめば、自然と、③の論理的思考力が付くと思います。少なくとも、この記事で紹介されている4問とも、ぼんず君も私も、速攻で解法が分かりました。この「解法が分かる」=どの単元の知識を使うか、または複数の単元の知識を組み合わせて解くか、を導き出せる力が、少しひねられた難問が解けるようになる第一歩だと思います。

塾のテキストは、本当に素晴らしい構成で作られています。浜学園の場合は、小5最レ算数は最高傑作です。資格が取れた小5のお子様は、ぜひ最レ算数の受講をおすすめします。

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