6年☆GWに勉強漬けの予行演習のすすめ

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6年の勉強

明日からGWですね!連休中はどこに出かけても混雑するのは分かっていますが、お出かけしたくなります。我が家は近場で少しだけ楽しみます。毎年恒例のイベント予定もあるので、ブログでご紹介します。

残念ながら6年生のお子様は、GWにワクワクできません。寝坊や夜更かしもダメです。連日塾のイベントに参加される場合は、早起きできるのでよいですが、そうでないお子様も毎日、普段と同じ時間に起きて、生活リズムを崩さないようにすることが大切です。

GW期間中、6年生のお子様にぜひ試していただきたいことがあります。それは、朝から晩まで1日中の勉強漬けを毎日することです。目的は、来るべき受験の天王山と言われる夏休みの予行演習です。「寝る以外はすべて勉強」と毎年、学園長が進学説明会でお話されますが、その通りの生活をGW期間中に練習することです。

お子様一人での実施は、やる前から失敗が見えますので、どなたか大人1日中、張り付きでお世話(監視)する必要があります。せっかく予行演習するのであれば、入念な準備(大した事ないです)をした上で、有意義な時間としていただきたいです。

事前準備で思いつくことを書いていきます。

■計画表を作る

まず、4月27日(土)の午後から5月6日(月)までの間で、塾のイベントなどを除いて、勉強に充てられる時間を正確に把握します。1時間単位で書き込みのできる1週間分の予定表を作ると分かりやすいです。ネットでダウンロードできます。睡眠時間は8時間確保します。寝不足で勉強しても頭に記憶は残りません。

毎日何時間くらい勉強時間が確保できるでしょうか。イベントに参加しない日は、1日の半分=12時間を目標にします。目標ですので、7割達成できれば合格です。7割でも10時間弱です。1科目2時間で4科受験であれば8時間の勉強時間は死守してほしいです。

■弱点補強すべき単元の洗い出し

次に、各科目ごとに強化したい単元、弱点を補強したい単元を洗い出します。すでに弱点がないと思われる優秀なお子様は、GWから赤本で過去問を解き始めてもよいです。直近6年分は秋に使いたいので温存し、お手元にある過去問の中でできるだけ古い年度から解き始めます。もちろん本番と同じ時間で、本番と同じ条件(途中でトイレに行かない。解答用紙だけでも本物と同じ大きさにする。机と椅子を使うなど)で解きます。

■復習テストのやり直しで弱点補強

まだまだ、これから弱点補強をしたいけど、どこから手を付けたらよいか分からないお子様は、GW前半は6年と5年の復習テストの解き直しをおすすめします(国語以外)。時間を有効に使いたいなら、間違えた問題だけをひたすら解いていきます。我が家のやり方は、復習テスト1回分の間違い問題だけを解く→1日で5回分は最低でも解く→5回分解き終えた時点で、間違い直しをする(採点は私がして、終了と同時に間違い直しができるようにする)→間違えた問題には、日付と×の記号を問題に書き込む。を徹底しました。

GW最初の3日間くらいは算数と理科は復テをひたすら解く勉強で、勉強のリズムをつかんでほしいです。1科目2~3時間使えば、1日で1科目20~30問は余裕で解けます。6年生は演習量の多さで勝負が決まります

■社会:実践に近づく学習

社会は復テでの確認よりも、暗記の確認入試内容に直結した問題集の利用をおすすめします。今はまだ4月、5月なので、暗記の確認を徹底して行うことと、余裕のある方は歴史や公民の先取りをおすすめします。我が家が社会の先取りで使用した参考書をご紹介します。

塾で教える社会「地理」

塾で教える社会「歴史」

塾で教える社会「政治・国際社会」

ぼんず君は、社会を趣味で勉強しており、5年生ですでに入試問題が解けるオタクな状態でしたが、その後、算数と理科に追われて、しばらく社会を放置したため、6年のGW頃には記憶があいまいになっていました。そこで、この3冊を購入し、見えるところに置いておくと、勉強の合間に気分転換に眺めて楽しんでいました。3冊ともおすすめです。特に、塾での扱い時期が遅い公民対策として、政治国際社会編が重宝します。塾のペースで公民を進めると、秋からの過去問解きに間に合いません

■国語:良質な問題集での記述力強化

国語の勉強は、このブログで何度も書いていますが、非常に難しいです。塾のテキストや復習テストを繰り返し解くのは無意味に近いです。公開学力テストの出題形式と近い内容の中学校を見つけるのは難しいです。小6の公開や復テの国語は、志望校別特訓の資格偏差値を取るために必要な義務と割り切って入試対策は別のことをするべきです。

灘中で頻出のパズルやしりとり形式の漢字は、対策があるようでありません。私は瞬足で□の中に入る漢字が頭に浮かびますが、ぼんず君を始めとして、そうでないお子様が多いと思います。これは、通常の漢字学習を丁寧にしつつ、パズル問題集で瞬時に回答を出す練習をするしかありません。

大多数のお子様が国語の過去問で苦戦するのは、記述問題です。秋から記述対策を始めても間に合いません。軍資金に余裕のあるご家庭は国語の個別を活用し、そうでないご家庭は良質な問題集をフル活用します。

ここでの「良質」とは、ずばり50~100文字程度の記述問題に対応する力を付ける問題という意味です。おすすめの問題集は2冊あります。「田代式中学受験 国語の神技」と「必ず出てくる国語のテーマ」です。両方とも、お子様一人での勉強はまず無理な内容です。保護者様も事前に本をじっくり読んで、解説できるように勉強する必要があります。お子様が算数や理科の問題を解く間、監視を兼ねて隣に座っての読書をおすすめします。

国語については、良質な問題集以外にもおすすめの勉強法があります。GW中に試していただいたいので、早めに記事を書きます。

6年生がGWの勉強が成功する秘訣は

  • 少しだけ余裕を持たせた、綿密な計画を事前に立てて表に書き込む
  • 科目ごとにやるべき教材、単元を明確にして、教材を準備する
  • 親子で1日中、勉強だけする覚悟を決める。買い物はネットスーパーが運んでくれます。

我が家は、小6時代ほどではありませんが、GW中もそこそこ勉強をします! 一緒にがんばりましょう。

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