6年☆「もっと早くやっておけばよかった」と受験終了後に後悔したこと

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中学受験全般

GW3日目です。6年生のお子様はご自宅での勉強は順調でしょうか? 塾のイベントに参加されないお子様は、学校のある時と同じ時間に起きて、小学校が始まる8:30には勉強を開始する気持ちで毎日過ごされると、ペースが崩れません。

保護者様も同じ時間に起きるのはしんどいですが、今年だけの出来事ですので、お付き合いをお願いします。お子様がイベントに参加される場合は、出発後に二度寝するなどで一休みできますが、お子様がイベントに参加されない場合は、ずっと一緒なのでちょっと大変ですね。。。

本日は、受験が終わってから、「もっと早くこれをやっておけばよかった」とぼんず君と私のそれぞれが思ったこと、反省したことをまとめます。ぼんず君の反省点は、中学校入学後にポツポツと語り始めた内容を拾い集めました。渦中にいると気が付きにくく、終了後に分かることは案外多いものです。

■ぼんず君の反省内容

1:6年の成績をもっと安定させればよかった。

5年生までは3科偏差値が60~65付近で安定していましたが、6年生の偏差値は60以下から70以上の間で大きく揺れ続けました。特に、12月最後の公開で大崩れして、受験校をどうするかで随分悩みました。親としては、統一入試日の受験校で合格させたかったので、志望校変更を最後まで悩みました。

ぼんず君の成績が安定しなかった理由は、それだけで2000文字は書けそうな内容になりますので、別記事でまとめますが、「安定させたい」と思っていたとは、保護者からは見えませんでした。泥沼にはまっている時は、「成績を安定させたい」とは思っても、「どうすれば安定させられるのか」にまで頭が回らないんだと、ぼんず君との会話で分かりました。

お子様の成績が思わしくない状態が続く場合の声かけとして、「勉強しなさい」「どうするのよ」よりも、「この科目のこの部分が弱いんじゃない?」「この教材を使ってみようか」のような提案型の声かけをすると、案外素直に聞いて、実行してくれるんだろうなと思います。これは私の反省点で、中学入学後の声かけで活用しています。

2:国語の暗記を早めにやればよかった。

国語の勉強は最後まで苦戦しました。夏以降は記述対策に時間を取られて、漢字や語彙の勉強をする時間が取れませんでした。国語の暗記対策(漢字、語彙、文法)は5年生までに終わらせておくと、6年生で随分楽だっただろうと思います。

7月から国語の個別に通い始めましたが、そこで個別の先生から他塾の教材をいくつかご紹介いただきました。6年の夏にご紹介いただいても、そこから新しい語彙の参考書を始める時間はありませんでした。今の時期なら6年生でもまだ手がつけられると思います。5年生以下なら十分対応可能です。

サピックスメソッド漢字の要1(Amazonで購入可能です)

サピックスの教材はコアプラスの理科と社会の余白の多さが好きになれませんでしたが、お子様にはこれくらいの余白がある方が使いやすいのかもしれません。

中学受験 国語要覧(語彙編、文法編)(希学園テキストで非売品)

国語要覧以外にも希学園のテキストを見せてもらった時は、「国語の教材は希学園の方が優れているなぁ」と思いました。国語要覧の文法編はそれほどでもありませんが、語彙編はよく出来ています。灘中志望の方におすすめします。

■保護者(私)の反省

1:6年生で無理をさせすぎた。

5年生の終わりから6年生にかけて成績が急上昇したため、思い切って志望校を上にあげました。そのため、ぼんず君に大きな負担をかけることになりました。私の負担が増える分は大人なので我慢できるし、仕事を辞めることで時間の調整はできましたが、ぼんず君は変に真面目で、最後まで親の期待に応えようと頑張りました。

受験最後までぼんず君が壊れずにもったのは運がよかっただけで、我が家のような無茶受験はおすすめできません。無理をしての入学のため、入学後も落ちこぼれないよう、人知れず努力を続けるというおまけもついてきました。

2:6年の途中で中だるみ期間を作ってしまった。

これも私の戦略ミスです。成績が非常によかった翌月はドーンと下がることが多く、「なぜ?」「何が悪かったのか?」と随分悩みましたが、今から思えば、ただ単にぼんず君が油断しまくっていたからだと思います。渦中にいると、成績不振の理由が見えなくなる例です。成績が不安定だけれども、高い志望校を目指し続ける場合は、客観的なアドバイスをくれるプロ(優秀でおせじを言わない個別や家庭教師)が1人は必要です。

3:体力作りをもっとさせるべきだった

時間不足のために、5年生の途中ですべての習い事を辞めました。その中には水泳や体操もあります。どれか1つだけでも、6年生のGWくらいまでは続けておけばよかったと思いますが、5年生で辞めたのは塾の勉強でいっぱいになったからです。

体力の維持は、学力の維持と同じくらいに大切ですが、5年生当時は習い事の時間が惜しく、辞めるしかないと決断しました。塾の課題をこなしながら、6年生でも習い事を続けられるお子様はすごい!です。5年生で習い事が難しくなるほどの勉強量をやらせるのはよかったのだろうか、と今でも思います。

我が家がもう一度中学受験に挑戦できるならもっと効率的で負担の少ない方法で、ぼんず君を合格に導ける自信があります。そのくらいに、中学受験は保護者様の経験と戦略が大きな要素を占めると思います。我が家の例だけでなく、うまくいった事例や厳しい結果となった事例は、お子様の戦略を立てる上で参考になるはずです。GWや夏休みの計画、長期的な志望校選定の上でぜひお役立ていただければ何よりです。

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