1~5年☆公開学力テストの見直しはいつ行うのがよいか?

スポンサーリンク
公開学力テスト対策

本日は、浜学園の公開学力テストの日です。希学園の毎月のテストも第二日曜日ですね。昔は第一日曜日で、浜学園と兼塾するお子様も受験できていたのですが、同じ日に設定されるようになってからは両方の塾の試験を受けられなくなってしまいました。希生の方が少ないことと、浜生が希学園オプション講座の一部を受講するパターンが圧倒的に多いので、希学園の模試日程は第一日曜日の方が兼塾生や検討中のお子様には喜ばれると思いますが、変更しないのでしょうかね。

本日は、毎月の公開学力テストの見直しをいつするのがよいか、についてです。いつするがよいか、を考える以上は、見直しをするのは当然という考え方で話は進みます。せっかく半日かけて試験を受けるのに、その見直しをしないのはもったいなさすぎます。試験は、現時点でのお子様の理解不足な項目を示してくれる物差しのようなものです。十分に活用することで、確実に成績は上がります。

■見直しのタイミング

試験を受けた直後がいちばん試験内容を覚えていますので、帰宅後すぐの見直しがいちばん効果的です。ただし、帰宅後すぐに見直しをするには条件があります。それは、お子様が答案用紙に書いた内容を正確に問題に書き込んでいることです。書き込みがなく、お子様の記憶だけでは、それぞれの問題が解けたかどうか判断することはできません。

試験の見直しは解けなかった問題だけをすればよいと私は考えますので、もしお子様が持ち帰った答案が真っ白で自己採点ができない状態であれば、解答が返却されてから見直しをする方が効率的です。

ぼんず君は問題用紙に非常に正確に自分の回答した内容を写して持ち帰りましたので、毎回帰宅後すぐに見直しができました。ただし、この書き写しができるようになるまでには半年以上かかったと思います。小3の9月から通い始めて、小4の春以降です。それまでの間は「問題を答えるのに精いっぱいで、問題用紙に解答を書く時間ない」と言っていました。

それでは、とても書き間違いなどの見直しはできていないなと思い、全体的に問題を早く解く必要があることと、書き間違いや写し間違いの可能性もあるので、記号問題は解く際に必ず問題用紙の正解に○を付けて、最後の5分前から書き間違いや解答欄のズレがないかを見直すように言い聞かせました。

英検やセンター入試でも、解答欄のマーク箇所をずらして記入したために、大幅な減点となるケースがあります。5分前からの見直しは大人であれば当たり前ですが、小学生には当たり前ではなく、終了のベルが鳴るまで解き続ける(おそらく分からない問題を考え続ける)お子様が多いようです。

■見直しでのチェック項目

算数と国語の見直しは、まずは保護者様にチェックをしていただく必要があります。算数は、計算問題での間違いは致命傷です。どこを間違えているのか、計算問題の間違いを細かくチェックする必要があります。それ以外の問題でも、難易度の低い問題を落とすのも致命傷です。正答率が10%を切る問題を間違えるのと、正答率70%以上の問題を間違えるのとでは、その重みは全く異なります。

計算問題だけでなく、それぞれの問題のどこを間違えたから正解にたどりつけなかったかの分析が必要です。保護者様が分析できない場合、お子様の成績アップやクラスアップを目指すのであれば、外注の検討が必要となるかもしれません。

国語の見直しは、記号問題短い記述問題それぞれの間違えている問題を、目の前でもう一度解かせるとよいです。解答のヒントは必ず本文中にあります。それを早く、正確に見つけられる訓練を続ければ、必ず国語は得点源に変わります。そのためには大人の手助けが必須です。お子様に「見直ししなさいよー」と声だけかけて、保護者様が何もしない状態では、成績向上は難しいと思います。

社会の見直しは簡単です。お子様に任せてもよいくらいですが、心配でしたら一緒に見てあげてください。先月よりも偏差値がアップしていたら、ごほうびのアイスでも買ってあげてください。我が家はセブンイレブンの白くまアイスがかなりのご褒美おやつでした。

理科は、暗記分野と計算分野で見直し方法が大きく変わります。暗記分野は社会と同様ですが、5年生までは本当にテキストのどこかに載っている問題ばかりでしたので、間違い問題はテキストの該当ページに戻って、知識を確認してください。

ぼんず君も私も、理科の暗記分野はテキストのどこに載っているかすぐわかるくらいに、教科書を読みこんでいました。復習テストの出来は今ひとつでしたが、公開学力テストの理科の偏差値は65を切ったことがなかったのは、反復復習の徹底のおかげです。

計算分野の見直しは、算数と同じです。正答率の高い問題を間違えるのは致命傷です。そのまま放置すると、次も同じような問題を間違えます。必ずその場で理解させて、類題を解かせて次に同じ問題が出題されたら必ず正解できるようにするところまで出来て、見直しは終わりです。

類題はテキストの問題、復習テスト、季節講習のテキストなど、いろいろあります。どの教材に何が載っているか保護者様はある程度把握されておくと、公開学力テスト後の見直しが楽です。

毎月の見直しを徹底して続ければ、半年以内に成績は必ず上昇します。ポイントは、お子様任せにしないことです。成績を上げようと思ったら、大人の手助けが必要です。手助けを保護者様がするか、外注に依頼するかは、ご家庭ごとの判断になります。

私の経験では、サポートをしっかりやればやるほどに、成績はメキメキ上がるなーという感想です。サポートは大変ですが、成績がグーンと上がるのは本当に嬉しかったです。ぼんず君もがぜんやる気になりました。今と違って、小学生時代は純粋な心の持ち主でした(遠い目)ので、やり方が正しければ、即結果が出ました。

ぼんず君だけではなく、どのお子様にも当てはまると思います。早速今日から見直し、がんばってください!

コメント

error:Content is protected !!