全学年☆日々のやる気を引き出す手軽で簡単な小技と工夫

スポンサーリンク
中学受験お子様対応

雨が続きますね。いつの間にか梅雨入りしたようです。6月も半分終わりました。6年生のお子様は勉強進んでおられますでしょうか。7月以降は怒涛の日々になります。あと2週間、比較的時間に余裕のある貴重な時期です。

何をしたらよいか分からない場合は、算数と理科の2月からの復習テストを全部解き直すことをおすすめします。これまでの総復習をした上で、7月からの日曜志望校別特訓で良いスタートが切れるように頑張ってください!

本日は、毎日のお子様の学習意欲を引き出すための小技をご紹介します。この小技は中学受験時代に我が家で多用していましたが、受験が終わり、いつの間にか使わなくなりました。最近ダレ気味で集中力がガタ落ちのぼんず君に久しぶりに使ったら、やる気が一気に回復しました。

それは「ご褒美」作戦です。

今週、朝の計算と漢字学習をえらく真面目に、熱心にやっておりました。当日にテストの予定でもあったのでしょうか。普段は、私が動きをチェックすると「見なくてもやってるから!」とすぐに怒るのですが、この日は見られていることに気が付かない様子で、黙々と取り組んでいました。

「ちゃんとやってるねー」と感心して(やるのが当たり前ではありますが、朝はやはり眠たいです。それでも毎朝計算と漢字をしないと注意されるので、普段は渋々やってます)、ぼんず君が学校に登校する前に「ジュース代あげるわ」と小銭を渡すと、それはもう大喜びで、犬のようにクルクル回って嬉しさを表現していました。ただ、渡した金額ではぼんず君が飲みたいロング缶が買えなかったようで「足りないよ」と言われた時には、では返してください、と言いそうになりましたが、その日はロング缶代金を渡しました。

すると、です。帰宅後、普段はいつまでも耳を掃除したり、頭を掻いたりするのに、その日はスッと勉強を始めました。「ロング缶飲んだよ」とどうでもいい報告付きです。「明日の朝も、今日みたいに集中して勉強したら、ジュース代くれる?」と言われました。ジュース代程度で、朝も夜も集中して勉強するなら、こんな安上がりな方法はありません。

ただ、この「ご褒美戦略」は毎日続けると、もらえるのが当たり前になり、不真面目だから渡さない日が出ると、文句を言うなど、もらう側が段々厚かましくなるのがデメリットです。

そこで、私がぼんず君に提案したのは、「だらけていたら罰金(マイナス)にするのはどう?」です。即座に「ブー」「はんたーい」とシュプレヒコールをあげていました。これから暑くなるので、夏限定でジュース代は渡そうと思っていましたから、ただ渡すのではなく、ゲーム要素も取り入れながらうまくおだてて勉強させるきっかけにしたいと思います。

もうひとつのやる気を引き出す小技は、これはぼんず君に直接聞いたものです。「何をしてもらったら、やる気が出る?」と聞いた回答は、「今、食べたいなーと思うものをすぐに作ってくれた時」だそうです。なんてハードルが高い要求でしょう。

私は平日フルタイムで働いており、帰宅後は座り込みたいくらいにクタクタです。それでも、多少元気が残っている時は、ぼんず君のリクエストを聞いて、食べたい物を1品追加するようにしました。ぼんず君は凝った料理を知らないので、簡単なリクエストばかりです。

  • フライドポテト
  • 唐揚げ
  • お好み焼き
  • 卵パスタ(カルボナーラのことです)
  • 肉(ステーキらしい)
  • くるみマフィン
  • シャービック

シャービック以外はすぐに用意できます。女子は分かりませんが、男子は食べる物には目がありません。このエピソードだけを聞くと良好な親子関係のように見えますが、全くそんなことはありません。最近、ぼんず君はどんどん生意気になって、扱いが面倒な状態です。好きな物を食べている時と寝ている時だけ、我が家は平和です。

小銭作戦は、定期的なお小遣いをもらっているお子様には効果が薄いので、中学受験を検討される保護者様は、小遣い制度をぜひうまくご活用ください!

コメント

error:Content is protected !!