解き終えた過去問の問題と答案コピーの活用方法とチェック項目

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(6年)過去問対策

10月に入り、夏休み終了後、ずっとのんびりしていた中学生も、そろそろ勉強を始めないと間に合わない時期になりました。

2学期の中間考査です。

中間考査は主要5科目だけの試験で、副教科も範囲となる期末考査よりも準備が楽なので、油断する生徒さんも多いです。

ぼんず君には「準備、準備」と9月からうるさく言い続けています。本当は声かけしないで、いつまでも準備しないなら中間考査で大失敗する経験をさせる方がいいのかもしれませんが、怖くてしたことがありません。

6年生はどんどん忙しくなってくる時期ですが、過去問解きは順調に進んでいますでしょうか。

解き終えた過去問の問題と答案コピーはリングファイルで保存

解き終えた過去問の問題と回答のコピーの保存方法についてご紹介したことがありますが、その内容をもう少し細かくご紹介したいと思います。

まず、コピーの保存方法は、私は順番の並べ替えが可能なクリアポケットとリングファイルの組み合わせをおすすめしますが、どんな方法でもいいと思います。

ご自宅にポケットファイルが大量に残っていれば、それを使えばいいですし、書類BOXがあるなら、そこにぽんぽん入れていけばいいです。書類BOXにクリアポケットを入れるのも並べ替えが簡単でよいと思います。

解いた問題と答案のコピーは捨てないで、ぜひ保存しておいてください。保存方法は過去の記事でもご紹介しましたが、ポケットが移動可能なリングファイルがおすすめです。

問題と答案の両方を保存する方がよい理由

大切なことは、解き終えた過去問の問題コピーと答案の両方を保存することです。

答案が必要なのは分かりますが、問題コピーも保存する必要があるでしょうか?すべての問題コピーを保存すると結構な量になります。

プリントの整理は非常に面倒で、復習テストや公開学力テスト、冠模試の整理と保存だけでも大変なのに、中学校ごとに、科目ごとに、さらには年度ごとにプリントを保存するのは非常に手間がかかります。

それでも、問題コピーも残しておく方がよいです。いくつか理由があります。

■問題に対する取り組み姿勢を確認する

問題用紙への書き込みを見れば、そのテストの出来はある程度予想できます。

●国語の問題用紙から分かること

ぼんず君の公開学力テストや復習テストの問題用紙を持ち帰った時、さら(新品)のようにきれいな、書き込みのない問題用紙の時は、高い確率で出来が悪かったです。国語にその傾向が強く見られました。

逆に、読み解きの方法で教え込んだ書き込みがきちんとできており、説明文であれば結論部分に〇がついて、その結論を補助する箇所から結論に向けて→が引かれていれば、7~8割は得点できていました。

●算数の問題用紙で必ず確認する箇所

算数の答案は、計算問題を解く過程を確認します。回答が間違っている場合は、どこで間違いをしているかを細かくひも解いていきます。

掛け算と割り算の間違い、約分、2けたの足し算を暗算した計算間違いなど。計算間違いはクセがあるので、そのクセをつぶさなければなりません。そのためには間違いのクセを見つける必要があります

これは保護者様の大切な仕事です。こんな面倒な作業は高額な報酬をもらう家庭教師くらいしかしてくれません。

大問も同様です。全く手がでなくて真っ白なのか、格闘したけど解法が浮かばなかったのか、計算を間違えてバツになったのか、1から3までの続き問題の場合、どこまで理解しているかなど、しっかり確認します。 

●算数の問題用紙の大切な使い方をご紹介

算数の問題で大切なことがもう1つあります。それは、問題文の文字の上から計算をしていないかを確認することです。計算の間違いは、意外と問題文の数字の見間違いが原因である場合があります。

見間違いが起こるのは、お子様が計算する時に問題文の上から数字を書いて問題の文字を読めなくしていることがあります。

計算式を書く時は、問題用紙の裏に書くこと。裏返すのは時間の無駄になるので、問題用紙の上の方の問題を解いている時は下半分、下の方の問題を解いている時は上半分を折って、その裏側に書き込みます

計算用紙が配布されている場合はその用紙を使い、足らなくなったら、問題用紙の裏を折りながら使うことを教えてあげてください。

くれぐれも、問題文には書かないよう、過去問を解きながら練習するとよいと思います。

■2回目の過去問解きで分かること&すること

2回目の過去問解きまで進むと、さらにいろいろな発見ができて面白いです。

まず、2回目なのに1回目と同じ問題を間違えています。おいおい。と突っ込みを入れたくなりますが、淡々と間違いノートを作って、空き時間に復習してもらいます。

国語の問題は、1回解いているのに問題文の内容を忘れていることがあります。大丈夫ー?と心配になるかもしrませんが、大丈夫です。ぼんず君も忘れていました。

統一入試からの3校+前受け2校を少し、GWから練習として難関校の問題もたくさん解いたので、全部の問題を覚えているわけがありません。

問題文のコピーを保存していれば、ぜひ1回目と2回目の問題文コピーを比較してみてください。成長の証が感じられれば、合格に一歩近づいたと言えます。

2回目は、1回目よりも4割から5割の所要時間で解き終えることができます。当然です。1回解いていますので。2回目の目標は満点です。

10月中に直近3年分を除いて、必要なすべてを解き終えることを目標にするとよいです。

直近3年分は、10月終わりから11月初めの完成期に解いて3年分とも合格者平均点を目標にします。この得点は最終的な受験校を決める上で、非常に重要になります。

直近3年分は、本番と同じ気持ちで、気持ちを引き締めて解くように、環境を整えてあげてください。

10月が受験生の皆様にとって実りの秋となりますように、ブログを更新しながら応援しています。

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