直前特訓が「私語厳禁」を始めとする厳しい運営になる理由

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(6年)入試直前特訓

■直前特訓いよいよ始まりました。

6年生のお子様はついに直前特訓が始まりました。このブログではこれまでに

  • 直前特訓は大量のプリント配布による演習が大変
  • 先生がピリピリして厳しくなる
  • 朝9時から夜9時頃まで、毎日12時間以上塾で過ごす

などと直前特訓について述べていましたが、実際に参加されたお子様の感想をぜひ聞いてみていただきたいです。宿題に追われていらっしゃるでしょうが、厳格なルールで運営されているコースはごくわずかだと思います。

ぼんず君が6年生12月の時に、私は塾に用事があって浜学園の大阪市内の校舎に行ったことがあります。直前特訓が実施されている本部校で、ちょうど休憩時間と重なりましたが、和気あいあいとした雰囲気でびっくりしたことを覚えています。私語厳禁からほど遠い世界でした。

しかしながら、プリント演習中心の授業になることと、配布されるプリントの量が毎日毎日非常に多いことはどのコースも変わらないと思います。

■勉強に専念は当たり前、迷惑行為は厳禁です

厳格に運営されているコースの場合、「私語厳禁」のルールは校舎に入った瞬間から適用されます。講師やお世話係さんに朝「おはようございます」と挨拶するくらいはOKですが、授業中はもちろん、休憩時間も生徒同士で雑談したり、弁当を食べながら楽しくお話をして過ごすことが禁止になります。

クラスの子と話をする時間がもったいないという気持ちにならなければ合格できません。と塾の先生は繰り返し生徒に伝えます。上位校コースの上位クラスになると、休憩時間も問題を解いたり、昼ごはんを食べながらも勉強をするお子様ばかりです。だから1組は圧倒的に高い合格率となるわけです。

最上位校コース以外の運用はだいぶ緩くはなりますが、それでもこれまでのマスターコースのように廊下でふざけたり、騒いだり、話をすることは禁止です。

朝、授業が始まるまでの時間や休憩時間には講師が廊下を巡回して、遊んでいる生徒を見つけたら、別室に連れていきます(個別指導)。

騒がしいお子様の存在は、本気で勉強しようと朝早く教室に来て自習をするお子様の邪魔になるからです。うるさい子は真剣な子から嫌がられますし、迷惑行為を止めない子はコースへの参加を断られる場合があります。1人の迷惑行為がそれ以外の子に与える影響を考えれば当然のことです。

直前特訓に参加するのであれば、少なくとも同じクラスのお子様に迷惑をかける行動は絶対に止めていただきたいです。集中できない、イライラしていて授業を聞けない状態であれば、集団授業に預ける以外の方法を考えるべきです。

■上位校コースほど厳格な運営になります

上位校特訓になるほど、私語厳禁を始めとする直前特訓の運営ルールは厳格になります。

最も厳しいのは、おそらく西宮校のM灘コースです。学園長とF大明神が君臨するコースなので当然です。

4年生、5年生でも灘中合格特訓や灘中オープンに参加されたことのある方はご想像できると思いますが、教室に入ってから誰ひとり私語で盛り上がったり、ふざけているお子様がいません。

ちょっとでも騒いでいるのが見つかったら、めちゃめちゃ注意されます。「雷が落ちる」という表現がぴったりです。普段怒られていないお子様はびっくりされることでしょう。

朝の開始前、すでに着席して自習中の時に、F大明神が「ガラッ」とドアを開けて教室に入る音に反応して、顔を上げると

「そんなに人間が珍しいか!」「集中しろ!」「勉強!」

と注意されます。このセリフは定番です。その場で言われると「厳しいよな」と思うかもしれませんが、多少の物音で途切れるくらいの集中力であれば、入試本番で問題が解けないよ。ということを伝えるための先生の愛情だと私は思っています。

「私語厳禁」を始めとする厳しいルールが直前特訓に運用される理由はいくつかあります。

■いちばんの目的は勉強に集中させるためです

いちばんは、勉強に集中させるためです。休憩時間も惜しんで、1問でも多くの問題を解く。授業中も集中する。この集中力は、本番の試験でいきなり発揮できません。日頃からオンオフの切り替えと時間内に全力で集中する訓練が必要です。試験直前の3週間前から集中の特訓を続けるのは、非常に理にかなっています。

つぎに、生徒間の無用なトラブルを避ける目的もあります。入試直前は、保護者様だけでなく、生徒さんもイライラしがちで、教室内でのささいな出来事でトラブルが発生します。

たとえば、机の間の通路を通って移動する際に、席の生徒さんと体が触れた、机の上のテキストが落ちたなどで揉め事になることがあります。

また、テストで点数が取れなかったり、オープンで不合格になったり、前受けで合格できなかった生徒さんをからかうことで、講師や保護者も巻き込む大問題になる可能性もあります。

生徒同士で話をさせないようにすれば、トラブルの多くを未然に防ぐことができます。

■可能であれば往復送迎できると安心です

最後に、入試本番、団体で統制を取って動けるようにするためです。統一入試1日目は、最寄り教室などで早朝からミニ講義を受けて、全員で受験中学校まで徒歩などで移動し、校門近くで大騒ぎ(「合格するぞ!」の大合唱)をして、塾同士で他塾をけん制し、花道を作って、整然と進む受験生を応援し、一列で受験校の中に進んでいきます。

さすがに入試本番でふさげて列を乱したり、奇声を上げて周辺に迷惑をかけるお子様がいませんが、受験生全員が私語ゼロで、上記の行動を乱れることなく出来るのは、直前特訓中の訓練の賜物だと思います。

一糸乱れぬ動きに、塾に所属しない個人で受験される保護者様は、「さすが、浜学園」と驚かれるようです。

直前特訓に入ると、行き帰りに保護者様が同伴するお子様が増えます。普段はほとんど見かけない男性保護者様の姿もあります。

夜遅いこともありますが、行き帰りの時間くらいしかぼんず君と話をする時間が取れなかったので、往復の時間で会話をしながら塾での様子を私は推測していました。

6年生はもう大きいですが、まだ小学生でもあります。気持ちが不安定になりがちな時期ですので、できる範囲でお子様フォローをお願いしたいです。

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