前受け受験の感想をお子様から早めに聞き取ることのすすめ

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(6年)前受け・入試本番

昨日は函館ラ・サールの中学入試でした。受験されたお子様と保護者様、寒い中、大変お疲れ様でした。

本日は愛光学園の中学入試です。愛光は共学なので、昨日の男子だけの受験会場とは雰囲気が一変することでしょう。

ぼんず君には、

  • 周りに誰がいても、周りがどんな会話をしていても、気にしないこと。
  • 試験会場に入ったらミニ講義の話に集中して、頭の回転を上げるためにプリントを解くこと。

を会場入りする前から伝えていましたが、試験後にぼんず君から言われたことがあります。

「ずっと咳をする人が近くにいると、集中できない」

試験本番中、誰かの咳が気になって問題を解くのに集中できなかったのか…と一瞬心配しましたが、ぼんず君は、少し前から使うようになった耳栓を器用に耳の奥に装着して、試験に集中できたようです。

■低反発耳栓が1セットあると安心です

今の耳栓は随分安価になり、低反発素材も改良されて、小学生でも手軽に使用できるようになりました。1セットあたり70円ほどなので、紛失しても大丈夫です。中学生以降も活用の機会が多いですし、使ううちに弾力が失われるので複数あっても困りません。

小さくひねって耳の奥まで押し込むと、自分の息しか聞こえないほどの静寂が得られます。少し練習しないと一人で耳の奥に入れることは難しいので、ご興味ある方は、早目に入手の上で数分間お子様と一緒に練習されることをおすすめします。

■前受け受験終了の目的を再度確認します

前受け受験の話に戻ります。明日は函ラの合格発表、あさっては愛光の合格発表があります。それ以前の前受け校は、すでに合否が判明している学校もあります。

函ラの1次は非常に難しいので、志望校コースによっては半数以上の方が不合格かもしれません。愛光は最難関女子も加わるので、こちらも前受けだからと軽く考えられません。

ただ、大阪で受験されたお子様の大半は、実際に入学しようと思って両校を受験される方は少ないと思います。したがって、前受け校で合格できなかったことをいつまでも引きずったり、凹んだりする必要はありません。

保護者様も「前受けで合格できなくて、どうするのよ!」と詰め寄る必要は全くありません。

前受け受験の目的は、塾の進学説明会でも話があったとおりです。

  1. 関西統一入試の前に、試験会場の雰囲気に慣れること。
  2. 失敗したり、できなかったことがあれば、忘れないうちにメモして本番に生かすこと
  3. 試験終了後の親子合流の予行練習
  4. 保護者様のお子様を長時間待つ間の過ごし方の予行練習

■前受け受験でうまくできなかったことの確認

もちろん合格できれば自信につながりますが、残念な結果であっても、前受けで同じく残念な結果だった塾生は、分からないだけであちこちに大勢います。大丈夫です。

前受け目的の2番、失敗したり、できなかったとお子様が思われたことは、忘れないうちにお子様から聞き取りするのがよいです。できれば、試験当日か、遅くても翌日のうちに確認をします。

昨日の函館ラ・サールでの様子をまだ聞いてない場合、聞き取りは愛光の試験が終わってからで大丈夫です。試験会場に行く前はお子様はそれなりに緊張したり、自分自身で暗記内容を頭の中で反すうしているかもしれません。

そこを「試験を解く時間は足りてたの?」などと質問責めにされると、朝からケンカになるかもしれませんのでご注意ください。

前受け試験は、合否よりも前受けの経験を踏まえて統一入試本番に生かせることは何かを見つけることの方が大切です。

お子様に「うまくできなかったことは何?」といきなり質問しても、活用できそうな回答はまず返ってこないと思いますので、うまく誘導してあげてください。

■お子様が答えやすいように質問するのがポイントです

具体的には、試験問題を解くにあたっての課題や問題点を予想してお子様に質問するとよいです。

時間内に全部の問題が解けましたか?→時間が足りなかった場合は、もう少し具体的に聞いてみます。

  • 時間配分がうまくできなかったのか
  • 緊張して焦り続けたのか
  • 難しい問題で足踏みしてしまったのか。

集中できなかった」場合、その原因は何であるかを聞き取ります。

  • 周りがうるさいのであれば耳栓を入手して装着の練習をします。
  • 眠かった、しんどかった場合はお風呂に入れて、マッサージをしながら今日は早めに寝かせてあげます。翌日朝は塾に行く際に少し歩く距離を長くします。頭と身体の疲れ方のバランスが崩れている可能性があるからです。

分からない問題が多すぎて不安になった」場合は、お子様が考え方を変えるように誘導します。

  • 入試は確実に解き方の分かる問題から解いていくこと。
  • 点数を積み上げていけば必ず合格できること。
  • 7割取れれば合格できます。
  • 詰まった時や困った時は、2秒かけて息を大きく吸って、2秒かけて息をゆっくり吐きます。

どんな方法でもいいので、落ち着かせる方法を教えてあげてください。

■解けない時はあわてず深呼吸、を教え込む

ぼんず君には今でもこれと同じ声かけをしています。難しい問題を目の前にして頭を抱えている時は、

  • 鉛筆置いて
  • 息をゆーっくり吸って
  • ゆーっくり吐いて
  • よし、大丈夫。解いてみよう

と声をかけると、さっきまで解けなかった問題が「あっ」と取っ掛かりが見えてくることがあります。

「しっかり勉強しているんだけど、脳への酸素が不足してるねん。落ち着いて深呼吸すれば大丈夫だよ」と声かけすると、中2生でも安心します。

もうちょっと成長したら?という気持ちは封印です。そのうち、私など全く不要な存在になるでしょうから、それまでの間と思うようにしています。

本番では、気持ちを落ち着けて試験を解けば大丈夫!」と前向きに話を締めてあげてください。

■お子様の応援団長のつもりで盛り上げる

中2生でもちょっとしたことで突然問題を解く手が止まります。お子様はまだ小学校6年生です。自分自身をうまくコントロールする術をまだ身につけてないかもしれません。

上述で質問した内容からお子様の精神面での課題を保護者様が把握して、お子様が試験会場で困難な場面にぶち当たった時に、一人でそれを突破できる心構えを教えてあげてください。

これまで散々悪態をついたり、反抗的な態度だったお子様も、試験直前には良い子になります。

不安ですから。

そして、保護者様の言うことを聞くようになります。

信頼していますから。

大丈夫だよ」と明るく接してあげてください。

■保護者様は夜中に悩み、日中はお子様を応援します

たとえお子様が直前特訓コースで3組や4組であったとしても、「もうダメに決まっているんだから」など言うべきではありません。現実的な見方をすれば合格の可能性は低いかもしれませんが、小学6年生の子どもがいろんなことを我慢して、正月から1日10時間以上勉強し続けているのです。

信じて、応援してあげてください。

志望校が不合格だった時にお子様にどう接すればいいかは、お子様が寝てから夜中に保護者様が考えてください。

私のこのブログは年末から年明け以降、真夜中のご訪問者数が急増します。昨年は統一入試日前日までずっとその傾向が続きました。

私もぼんず君の入試当日までほとんど眠れませんでした。朝4時頃に寝て、6時に起きていました。

このブログを始めたのは、入試直前期に心配で眠れない保護者様が気を紛らわす道具になればと思ってのことです。

残り日数が少なくなるほど、時間の流れが早く感じられ、気持ちが焦ります。そんな時こそ、ひと呼吸が必要です。

お子様と一緒に深呼吸をして、「脳に酸素を送り込んだから、大丈夫だよ」と元気づけてあげてください。入試本番まで、明るく、前向きでがんばりましょう。応援しています。


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