小6☆「灘中合格特訓」の受講資格に届かないなら他塾の灘中講座で巻き返す

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昨日の続きです
希での志望校別特訓灘コースの受講が認められた場合、何組で受講できるかが重要です。2月時点だと、4組か、それ以上にクラスがあるかもしれません。6月ではまだ人数は減ってないと思います。その中でエース級の先生が教えるクラスは上位2つだけです。

それから、途中で入ったお子さんに対するクラスの見直しは異様に迅速です。成績不振の場合、下手すると翌月にはクラス落ちしているかもしれません。さらに成績不振が続くと、コース変更を示唆されます。

もし途中で灘コースに残れなくなった場合は、静かに浜の日特に戻って頑張るのが最善です。日特に行かない言い訳をうまく繕って浜との関係は大切にしてください。

希の灘コースはスタート時は大人数で始まりますが、徐々に人数を絞り、最後は2クラスほどの少数精鋭になります。最終的には受講者の半数ほどが合格するのではないでしょうか(40名前後)。

マスターは浜のままで、希の志別灘コースを途中で辞める場合、何ごともなかったかのように浜の日特に戻ればいいですが、ベーシックも希に移した後で、志別灘コースから出るように言われた場合、第二希望の志別コース(例:甲陽コース)を必ず受講できる保証はありません(定員オーバー、成績、担当講師の判断など)。

途中入塾の子に塾が期待するのは「合格実績」なので、実績を上げられないと塾に判断されると、悲しくなるほど冷たい扱いをされる可能性があります。マスターも全て移していると、もう戻る塾がないので、足元を見られるかもしれません。まずは、志別だけ受けてみると書いた理由はここにあります。

これとは逆に、浜は日特開始時は灘コースを含めて全てのコースに資格偏差値が設定されますが、冬休み以降の直前特訓からは資格が取っ払われます。塾に志願すれば、誰でもどのコースを受講できます。

もちろんクラスはいちばん下だと思いますが、本人の受験したいという気持ちを尊重してくれます。(全落ちを防ぐために、合格確実な併願プランの念押しはされると思います。)両塾のコース別合格率を単純に比べても意味がない理由はこれです。

希の志別灘コースを受講し始めてすぐに、多くの方は驚かれると思います。とてつもない量の教材に。国語は分野ごとの内容の充実度に驚きます。「ずるいよ」(内容がよすぎて)と思うかもしれません。これを小5から、せめて今年の2月からやっていればと後悔するかもしれません。

最近の傾向に即した算数の教材にも驚かされます。難易度は灘合に近いです。毎年改訂される無駄のない問題構成、これを読んで理解できなければコースにいる資格なしと言われるほど丁寧すぎる解答解説、灘中受験への思い入れと作成された先生の高い能力が一目で分かります。

理科は全てが素晴らしいです。この教材を全てマスターすれば、どんな中学の難問でも解けるようになります。テストの先生からスタートされた理科の先生の能力を一早く見抜いた希の経営陣も素晴らしいです。

教材だけ見ても理解不能な難しさなので講義とセットで勉強することが必須です。講義も分かりやすく、子ども達は一発で先生が大好きになり、先生の真似をする子が続出します。

これら算国理の各教材を作成され、毎年改定し、自ら教鞭をとる先生方の極めて高い能力に心から敬意を表します。また、若手の先生方を信頼して、塾看板コースの運営全般を任せておられる経営陣(学園長)の懐の深さも素晴らしいです。

希の月2回の志別灘コースで、全教科の教材を2月分から全て習得できれば、灘合の資格が小6で取れていなくても、光が見えるかもしれません。(ただし、これまで本格的な灘中対策をされたことがなく、希の志別灘コースに途中から加わる場合、算数は苦戦が予想されますので、灘中対策に強い個別、家庭教師などプロの手助けが必須です。月2回の教材+2月からの教材も自宅でこなす必要があるからです。今の時期に良い個別が取れるかどうか、算数をどう補強するかが最大の問題になると思います。)

判断の目安は8月のプレ灘(希)、灘中オープン(浜)で合格判定(希)、A又はB判定(浜)が取れるかどうかです。成績が上昇して波に乗れた方は、秋以降の勉強方針は、その時にいちばん信頼できる先生方に相談されて、最後、どの塾に骨を埋めるかを決めて、親子で突っ走ってください。

8月のプレ、オープンで結果が出せなかった場合、希の先生はコース見直しを勧めてくる可能性が高いです。この時期、先生は子ども全員と個別で面談します。(浜の先生は算数が出来る子は逆転の可能性があるので、志望校変更の話はしないですね。でもそれは本当に本人のためになるのかなと思います。)

コース見直しを勧められたら、希での志別受講は終わらせて(甲陽コースなら残る価値ありです)マスターも日特も浜で統一して、黄レンジャー軍団の一員として最後まで頑張るのがよいと思いますが、後は保護者様、お子さん、ご家族での決断になります。

お盆なら志望校を変更しても何の影響もありません。ほとんど人が過去問も解いてない時期ですから全く大丈夫です。お子さんと保護者様が灘中への想いを断ち切って、気持ちを切り替えられるかどうかだけです。

灘中対策で死ぬほど勉強した内容は、どこの中学校対策にも役立ちます。中学校に入ってからもそれらの知識は活用できますよ。秋からは、新たな志望校での上位合格を目指してください

最難関中での上位は居心地がいいですよ。クラスメイトから一目置かれて、先生からも 少 し 大切にされて、自分の気分にも余裕があるので、どんどん先に学習を進められます。

関西には素晴らしい中学がたくさんあります。男子中学であれば、最難関中のどこでも、それほど変わらないですよ(我が家は共学は検討しなかったのでよく分かりませんが、最難関中なら同じような雰囲気だと思います)

どの学校にも伝統と誇りと実績があり、通ううちにどんどん学校が好きになります。入学直後から愛校精神が育まれる行事が目白押しで、単純な男の子は2~3カ月で学校の色に染まります。中高一貫校は6年通うことに大きな価値がある、の意味を体感できます。(親限定の話です。お子さんは無意識にコントロールされています)

努力したことは全て後の力になります。諦めきれないならやってみる、やってみて力及ばずと思ったら、お盆までの方向転換と、保護者様がどの中学校も素晴らしいことをお子さんに伝えてあげてください

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