公開学力テストでA問題を多く間違えた受験生にお勧めしたい勉強

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小6受験生対応

■公開学力テスト偏差値と合否の相関関係

本日は公開学力テストです。6年生のお子様は浜学園で受験する最後の公開です。

公開学力テストの出題傾向は、それぞれのお子様が受験する中学校の入試問題と異なることもあり、6年生であれば直前に時間を割いて公開対策をする方は少ないと思います。

それでも、毎月の公開学力テスト結果と入試の合否にはある程度の相関関係が見られます。どの進学塾でも1月の統一入試終了後に合格者と不合格者の公開直近3カ月の3科平均偏差値の分布図を作成し、新6年生保護者様向けの説明会で外部持ち出し不可の形で情報を開示しています。

ぼんず君の年(すなわち2017年受験生)の結果は、走り書きのメモしか残っていませんが、

  • 灘中の合格者上位層偏差値は天井知らずで、偏差値65の不合格者あり
  • 東大寺の同格者上位層偏差値は天井知らず(灘中受験のお子様)、偏差値60の不合格者あり
  • 洛星、星光で、偏差値56より下からは不合格者の割合が高くなる

というグラフがパパっと一瞬だけパワーポイントで表示されました。

■公開A問題が取れない場合は基礎固めが必要

公開学力テストで安定した偏差値を取り続けることができているお子様は、12月のこの時期に大きく心配することはありません。直前特訓が始まるまでの間は苦手分野を復習したり、2回目以降の過去問解きを続けたり、間違いノートをやり直すなど、個々で最も必要な勉強を続けるだけです。

慌てたり、無理をする必要はありません。直前特訓を良い形でスタートできるよう、知識の整理や総復習など、やるべきことはお子様がいちばんよく分かっていらっしゃると思います。

勉強の仕方を少し検討した方がいいかもしれないケースは、公開学力テストのA問題の多くを得点できなかった場合です。特に算数は、公開学力テストのA問題が解けないということは、入試問題の過去問を解く際にも苦戦されたのではないでしょうか。

過去問を解き進めたり難問を取り組む前に、基礎固めを先にすべきです。

■塾のテキストを基礎固めに使用する

基礎固めに使用するのにおすすめの教材は、塾のテキストです。

6年生の12月に塾のテキストをやり直すなんて、今さら…と思われる保護者様もいらっしゃると思いますが、浜学園の算数マスターコーステキストは質・量ともにバランスよく構成されています。

算数のマスターコーステキストの問題をすべて理解していれば、灘・甲陽・東大寺以外の大半の中学校の入試問題過去問で合格者最低点以上は取れる力が付きます。

本来であれば、夏休み、秋と2回は総復習をすべきだったと思いますが、今からでも遅くありません。マスターコース算数のテキストを1単元でも多くこなしてください。

■問題は飛ばさない。選んだ単元は全問解く

具体的な解き方ですが、時間があれば全問解くのがよいですが、本日12/8から始めて、小学校の終業式までの約2週間でできる量を考えると、ある程度問題数を絞らなければなりません。

しかしながら、問題を取捨選択しながら前に進めることは賛成できません。マスターコースのテキストを解き直せる機会は、本当にこれが最後です。最後だからこそ、すべての問題をしっかりと復習していただきたいです。

  • 1日に最低でも2単元以上
  • 順番は苦手な単元から
  • 選択した単元のB問題を全問解く

以上の内容は一例ですので、お子様の公開学力テスト算数の成績、得意・不得意項目の数、直前特訓を受講するかどうかで基礎固めに仕える時間が変わってきます。

予定、計画を立てる際には、可能であれば教育相談で作成した計画表に対するアドバイスをいただくか、個別や家庭教師をご利用であればその先生に計画を作ってもらうか、意見をもらうこともできます。

■ブログに寄せられるご相談についての私の考え

算数以外の科目についても、国語以外であれば塾のテキストで基礎固めをすることが、一見遠回りに感じられるかもしれませんが、いちばん確実な基礎固めの勉強方法です。

ブログのコメント欄などから勉強方法などの相談をお願いしたいというリクエストを非常に多くいただいております。件数が多すぎるため、コメント欄などからいただいたご相談は一律でお答えしておりません。

本来の教育相談はお子様を対面でご存じの塾や個別、家庭教師の先生にお願いするのがいちばん確実です。対面での認識がない私に相談することは全くおすすめできません。

しかしながら、2019年秋頃から「有料で教育相談を受けたい」という依頼が寄せられるようになりました。すべてのご相談に対応することは物理的に不可能なため、私が対応できる範囲の件数に限って有料での教育相談をお受けすることにしました。件数を絞る上で有料とさせていただいております。また、男子のお子様のご相談に限らせていただきます。

金額は、1回の有料相談でメール2往復のやりとりで5000円です。1往復のやりとりは3000円の設定です。開始前日までにPayPayマネー(マネーライトでのお振込みはお受けいたしません)でお振込みください。

お申込みにあたっては、お振込み手段のPayPayの登録が必要です。登録方法は別の記事でご紹介しています。PayPayIDの登録と本人確認完了後に、このブログのいちばん下にある「お問合せ」からお知らせください。

件名は「有料教育相談希望」で、本文には、

  1. お名前またはニックネーム(例:ぼんず君母)とご連絡可能なメールアドレス
  2. 2往復5000円か、1往復3000円のいずれかご希望回数
  3. ご相談内容を2~3行でまとめてください(例:5年生男子の学習方法。偏差値を現在の55から60台にあげたい、など)
  4. 学年、現在所属の進学塾名、クラス帯
  5. ご希望開始日(休日前、土曜日のみの受付です)

を書いてお送りください。メッセージに気が付き次第、お返事します。私からの返信は平日は20時以降になることが多いです。少しお待ちください。

金曜日または土曜日の17:00までに最初のご相談をお送りいただき、その日のうちに1回目の回答をお返しします。

2往復ご希望の方は、1回追加のご質問をいただいて、それに対する回答をお返しします。2回目のやりとりは日曜日に終わるよう日曜日の17:00までにお送りください。

さらに追加のやりとりをご希望の場合は、1往復ごとにプラス2500円でお受けします。LINEでのチャットはお受けできません。

女子校のことはほとんど何も分かりませんので、女子のお子様のご相談は原則お受けしておりません。男子は最難関中であれば洛南以外のことはお答えできます。難関中は受験しておりませんが、複数校の赤本を解きました。

  • 塾の教育相談で聞きにくいこと
  • 教育相談では表面的な当たり障りのないことしか言われず、本当のところはどうなのか第三者の意見を聞いてみたい
  • お子様に特化した非常に具体的な学習方法や学習計画など

など、何でもご質問ください。匿名での受付なのでプライバシーも保たれます。有料で実施する以上、本気でご回答いたします。日頃のブログ記事とご回答姿勢は同じです。

繰り返しになりますが、教育相談は塾や個別、家庭教師の先生に依頼することをおすすめします。

コメント

  1. 6年男子母 より:

    毎朝、ブログを熟読させていただいております。
    有料相談をお願いしたいのですが、どのような手順で、申し込めばよいでしょうか。返信よろしくお願い致します。

    • bonzukun_mother より:

      こんにちは。ご連絡ありがとうございます。
      すべての記事のいちばん下に、「有料相談」ご希望の方は…のリンクがあります。その記事にお申込み方法の詳細を載せております。ブログの「お問合せ」からご相談内容などを簡単にお送りいただけますでしょうか。お待ちしています。

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