※「小5まで☆通常授業の算数の勉強方法~やり方を根本から見直す①」の続きの記事です。
通常授業の宿題を自分の頭で考えて解き、分からない箇所や理解の浅い箇所を浮き出すために、ぼんず君が取り組んだ方法を前回ご紹介しました。
全問解き終えて、宿題を提出できる形にした後は、浜学園の場合は浜ノートに2回目の欄がないので、2回目以降は自分のノート(「マスター算数やり直し」ノートなど専用ノートを用意するのがよいです。)に解きます。
希学園の場合、宿題提出プリントに2回目やり直しのページがあるのでそこに解きます。
希は最低2回解くよう指導されていると思います。時間があれば全問解きます。
ただし、解く時間は1回目よりも短くします(例:小問で3分以内、大問で10分以内)。時間のない時は、1回目に間違えた問題だけでよいと思います。
同じ問題を1週間のうちに何度も解く勉強方法は小5までです。小6で最難関中が第一志望の方で、マスター算数の1単元を1週間のうちに3回解かないと復テで点数が取れない方は、基礎力が不足していますので、何度も繰り返す時間を別の教材に取り組むべきです。
小6で通常の勉強と併行して基礎を見直したい方へのおすすめ教材は、また後日ご紹介しますね。
我が家の場合、2回目は間違えた問題だけ解かせました。1回目の翌日か、翌々日に×問題を解かせました。
ここで出来ない時は、もう根本から理解できてないので、最初に戻って優しく説明するところから戻らないといけません。×の問題を安定してすっと解けたら、あとは前日の総見直しまでテキストは封印しました。
なぜなら、もう答えを覚えているんですね。なのでこれ以上繰り返しても無駄だなと思い、別の手段を考えました。
それは、同じ単元の類似問題を解かせる、です。具体的には「力の5000題(古いバージョンでも内容に大差はありません)」と「受験全解算数」の2冊から使えそうな問題を探して用意しました。2冊ともおすすめ問題集で以前にご紹介しています。
力の5000題は絶版のため中古で探す必要があります。1冊で対応されたい場合は力の5000題をおすすめしますが、あとは好みの問題です。
他塾のテキストでも良いと思いますが、入手が難しいですね。
2冊とも単元の並びが塾の教科書と相当違っていて、類似問題を探すのが慣れるまではとても面倒です。低学年のうちは力の5000題の方が類似問題を探しやすいです。もっと言うと、塾のテキストと数値を含めて全く同じ問題もあります。
数値だけ変えられた問題もあります(多分、計算しやすくするために、塾の問題が数値を変えている。)。同じ問題は今後も使わないので、問題集に小さく印をつけておくと便利です。
全解は難易度難し目の問題が多く、使える問題が少なかったです。
1単元で2冊の問題集を使えば類似問題は10問以上用意できます。私は類似問題を含めて全問自分で解いて、問題の難易度を確認し、ぼんず君に出来そうな問題から1問ずつ渡しました。
この頃から、算数の問題ばかり解き続けた記憶があります。
親子ともに算数に費やす時間がダントツで多くなっていきました。
塾のテキスト+類似問題まで手を広げる場合、いくつか注意すべき点があります。長くなるので、後日に続けます。
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