お子様が中高一貫校に進学する目的を考えてみる。

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中学受験_保護者様向け

中学校は義務教育期間です。学区内の中学校に進学すれば、授業料無料で3年間学べます。自宅からは徒歩圏で、通学は楽で時間も取られません。それでも、一定数のご家庭が中学受験を目指します。

2018年のデータですが、関西統一入試の受験者数は17,190で、関西圏の小6児童数は175,566と発表されていますので、関西圏の場合、中学受験者の割合は全体の1割と少数派に分類されます。ちなみに願書出願の延べ人数は56,438人で、1人平均3校に出願していることが分かります。

関西圏での中学受験者の割合は1割であっても、地域による偏りがあります。西宮や夙川、大阪市内であれば天王寺~上本町周辺地区の公立小学校は、関西統一入試日の土曜日は6年生クラスの出席者が1ケタの小学校もあります。

ぼんず君の小学校は、小4から小5までは大手進学塾に通うお子さんはクラスに数名程度でしたが、6年生で急に人数が増えて、最終的にはクラスの約1/3が受験をしたようです。

私立中学校の入学金、授業料、諸経費を合わせると、年間で百万円ほどの出費がかかります。この教育費を6年間払い、その前に数年間の通塾をさせて、中高一貫校に入学させる目的やメリットについて、保護者様はお子様と話をされたことはありますでしょうか?

私立中学受験をする理由でよく耳にするのは、

  • 地元の公立中学校が荒れている
  • 公立中学校の学習内容が物足りない
  • 恵まれた施設、充実した教育体制などの環境を与えたい
  • 中高一貫校に入学することで高校受験を回避し、大学受験を有利にする
  • 大学付属中に入学することで、大学受験を回避し、ゆとりある学生生活を送らせる

などでしょうか。表立って出てこないものの、保護者様の心の中の声としては、

  • 〇〇中学校に(保護者様が)憧れている
  • よく分からないけど、少しでもランクの高い中学校に入れたい

があると思います。

我が家は、小学校の入学式で配られた教科書の余りの薄さに驚いて、このまま公立の教育に任せられないと思って、本格的な勉強を始めましたが、「中学受験をしなければ(このままだとまずい)」と思った直接の原因は、地元小学校の先生とぼんず君との相性の悪さでした。

特に小3時代は、毎日のように担任の先生から電話がかかってきて、仕事にならない日が続きました。授業内容が退屈なぼんず君は、窓の外をぼーっと眺めたり、ノートに絵を描くことが多く、先生から目を付けられていました。成績は良かったのですが、一部の先生からの受けが非常に悪かったです。

このまま公立中学校に進学することになれば、中学校で内申点を取ることは無理だろうなと判断し、小3から本格的な中学受験の準備を始めました。私立中学校の受験は、当日の試験結果だけで合否が決まるので、ここで進学先を確定させる方が、ぼんず君に向いていると思いました。

公立中学から公立高校への進学を目指す場合、内申点以外にも、副教科(技術、音楽、美術、体育など)にも相当な力を入れる必要があること、クラス委員や部活動にも力を入れる必要があること、先生にゴマをするとまでは言いませんが、嫌われないように神経を使う必要があることなど、どれもぼんず君には出来そうもないことばかりです。

公立中学から公立トップ高校(大阪だと北野高校など)に進学するお子様は、勉強だけでなく、世渡り上手な側面も持ち合わせている方が多いのではと思います。ぼんず君は、ペーパーテスト1本勝負の中学受験が合っていました

小3で本格的な受験体制に入る前に、ぼんず君とはよく話し合いました。中学受験をしないで公立中学に進学すると、今の小学校生活のもっとキツイ版がさらに3年間続くこと。先生に嫌われないようゴマをすったり、神経を使って生活する必要があること、授業内容が簡単であること、でも授業中の内職が認められないことなどを説明しました。私の話を聞きながら、ぼんず君は「え~(嫌だよ)」ばかり言ってました。

ぼんず君が一生懸命勉強したのは「公立回避」のためが大きかったです。また、ランクが上の学校ほど、生徒自由度が大きいことも、受験勉強をがんばるモチベーションになったようです。

何のために中学受験の勉強をするのか、をお子様と話をされていない保護者様は、一度お話をされることをおすすめします。お子様が納得した上での受験勉強であれば、学年が上がるにつれてしんどくなる勉強も、「〇〇のためにがんばって続けよう」と声かけすれば、説得力が大きいです。

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