本日は、東洋経済オンラインの記事「4月授業参観に行くだけの親が見落とす本質」のご紹介です。特に、低学年のお子様をお持ちの保護者様に読んでいただきたい内容です。
多くの小学校では、進級時期に合わせて4月に授業参観が設定される学校が多いです。学校で保護者様に見ていただきたい所は授業の様子よりも、授業の合間の休憩時間の様子です。授業中は席に座って皆が一斉に授業を効いているだけですが、お子様の素の姿を見ることができるのは「休み時間」です。休み時間のお子様の過ごす様子から、お子様が新しい環境に適応しているかどうかの判断ができます。
授業参観が5時間目に設定されている場合、少し早めに学校に到着して、その前の昼休みの様子から見るのがよいです。その場合、保護者様の存在を気付かれない状態で見ることがいちばんよいです。お子様が保護者様の存在に気が付いてしまうと、普段の休憩時間とは異なる行動を取るからです。
休み時間にお子様が一人で過ごしている場合、保護者様は心配されるかもしれません。しかし、お子様が一人で絵を描いたり、本を読むのが好きであれば、それでよしとしましょう。過度に心配して、他のお子様と遊ぶように強要する必要はありません。
友達と遊べないお子様は4つのパターンに分類できます。
- 友達と遊びたいのになかなか遊べない。特に避けられてはいないようだ。
- 友達と遊びたいのになかなか遊べない。どうも避けられているようだ。
- もともと友達といるより一人でいる方が好き。でも必要に応じて、友達と遊んだり協力できる。
- もともと友達を全く欲しがらない。一緒に遊んだり協力する気もない。
3以外は配慮が必要です。特に4の場合、早めに専門家に看てもらう必要があります。
休憩時間と同様に、掃除の時間もお子様の本当の姿が見られる時間帯です。
その他の項目としては、
- お子様との会話に出てくるお友達やその保護者様と話をするよい機会であること。
- 教室の掲示物の確認。特に、お子様が作った作品が展示されている場合は、帰宅後にがんばって作品を作ったことを褒めてあげる。
- 学校や教室内の危険個所の確認。
- 参観日でお子様が手を挙げなかったことを叱らない。
などが挙げられていました。記事ではそれぞれの項目について細かな説明が掲載されています。ご興味お持ちの保護者様は、記事のリンク先からご一読ください。
本日の記事は、小学校のどの学年のお子様についても応用できる内容です。学校でお子様が問題なく、楽しく過ごせることが、帰宅後の塾での学習に大きく影響します。特に、女のお子様はお友達とのトラブルがないかを、定期的にさりげなく確認することが大事だと思います。
私は、小学校に行く時は、記事のチェック項目以外に、給食の時間を見ていました。単純に、ぼんず君がちゃんと係をできているか気になったからです。ワイワイ言いながら、楽しそうに準備して、食べているのでほっとしたのを覚えています。あとは靴箱をチェックしました。ぼんず君の靴箱は、靴以外に葉っぱや石ころが入っており、毎回掃除したのを思い出しました。
あとびっくりしたのは、ぼんず君は一人で過ごす物静かな少年だと思っていましたが、休憩時間をこっそり覗き見したところ、サルのように騒いで、教室や廊下を走り回っていました。そういえば、浜学園でも「今日もぼんず君はお元気でいらっしゃいますよ(うるさいの意味です)」と言われたことがありました。
保護者様が思うお子様と、学校での実際のお子様の様子のギャップを発見するのも、学校訪問の醍醐味の1つだと思います。記事の内容が、次回の参観日の際に役立てていただけると嬉しいです。
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