６年☆中学入試本番直前のお子様への励ましとねぎらいの言葉

関西統一入試まで、残り１週間を切りました。

浜学園の１年生から５年生までのお子様と保護者様は、まだ全然ぴんと来ないと思いますが、６年生の保護者様の入試本番６日前の気持ちは、心配、不安、疲れ、寝不足で、持てる力の全てを使い果たし、心身ボロボロの状態です。

私が６年生向けの記事を集中して書き続けるのは、受験当時、誰にも本音を話すことができず、一人で奮闘していた自分が読みたかった内容を、今の６年生の保護者様にお届けしたかったからです。

夜中に不安で、取るもの手につかずな時に、気分転換にパラパラ見ていただけると嬉しいです。

今日も１日、お子様のサポート、頑張ってください。

本日の内容は、試験会場で保護者様と離れて、一人で奮闘することになるお子様を励ますのに活用いただける話のネタです。

私が昨年、ぼんず君に話をして実証しました。試験の直前ではなく、11月の入試演習の頃に話をしました。

ぼんず君は、その後、入試当日まで繰り返しこの話をしていたので、男の子により効果があるかもしれません。

控室で待つ保護者様は一人ですが、試験会場のお子様も一人です。周りに人はたくさんいますが、試験は自分と向き合い、一人で戦う場です。

５年生２月から始まった６年生の講義、志望校別特訓、夏期講習と平常授業のW講義、度重なって実施される模試など、小学生の許容範囲を超える量の勉強を「自分は一人でさせられている」と、お子様が感じられたこともあったと思います。

「僕（私）は一人で勉強させられてる」
「自分だけがしんどい思いをしている」

など、気持ちが少し後ろ気味の状態であるお子様に、ぜひ一度、伝えてあげてください。

もちろん、前向きにバリバリと最終調整中のお子様にも、どこかで一度伝えてあげてほしいです。

何年も塾で頑張って勉強してきたこと。
無事に入試直前を迎えられたこと。
そして、お子様はひとりではないこと。
いつも保護者様と一緒であること。

もちろん、お子様は塾で終日を過ごすため、保護者様と離れている時間は長く、ずっと一緒にいるわけではありません。

それでも、離れていても、ずっと応援していることを。

どんな時も、いつも保護者様はお子様がうまくいくことを願っていることを。

私は、昨年、ぼんず君に同じことを伝えました。

昼間であれば空を見て。
夜なら月を見て。
同じ空を、同じ月を見ているから。
ぼんず君はひとりではないよ。
いつも応援している。
必ず合格しよう。今の時間を集中して、大事に使おう。

ぼんず君から時々、不意に電話がかかってきました。

「空を見てるよ。今日は雲がなくて青い」

「月を見てるよ。もうすぐ満月だよ」

この会話には元ネタがあります。

高橋優「同じ空の下」です。

通塾を始めた頃に、曲を聴いて衝撃を受けました。

お子さんは、塾でひとりぼっちで最後の追い込み中です。
でも同じ空の下で、応援するお母さんとつながっています。

離れていても、同じ志を持つ保護者様を喜ばせようと必死で勉強しています。

統一入試の日、寒かったですが、校門の前で空を見上げて、ぼんず君を心の中で応援しました。

ぼんず君も、休憩時間の合間に、空を眺めていたそうです。