昨日のブログ記事「頭のいい子なら解ける算数パズル4題」で紹介されている問題は、ほとんど進学塾の算数テキストに近い難易度のものばかりでした。学年でいうと3~4年生程度の難易度です。
これよりも低学年のお子様、特に入塾前のお子様におすすめのパズル問題集をいくつかご紹介します。すべて、我が家が入塾前に使用したものです。
■宮本算数教室シリーズ
宮本算数教室シリーズは一通り使用しました。計算編は簡単ですが、てんびんは上級を最後まで解くことができないうちに入塾しました。
パズルな得意なお子様であれば、1冊の問題集が数日で終わります。繰り返し使用するものではなく、やり切りのイメージです。ぼんず君はどんどん解いていって、次々に購入しました。
途中から、ぼんず君は数字処理は得意ですが、空間処理が苦手であることに気が付きました。ルービックキューブをバラバラにして組み立てようとするのを見て、確信しました。
そこで、正六面体や正十二面体の立体を厚紙で作って、形を馴染ませようとしました。今は折り紙で正多面体を作る本が販売されています。便利そうですし、正確な形の多面体が作れます。私の多面体はいびつでした。
■なぞぺーシリーズも愛用しました。
次の本は、塾で立体図形を切断する問題に対応するために、通塾後に購入した本です。
算数オリンピックで入賞されるようなお子様は、「すぱっと切断する面の切り口や、架空の線で図形を延長させた形が頭に浮かんでくる、見える」らしいですが、ぼんず君は全く図形のセンスがなかったので、この本は役立ちました。表紙のイラストから魅力的です。
■立体図形を描く練習に最適
これは入塾前の小3夏休みにやりました。原始的な内容ですが、立体の形を手で描けるための良い練習になりました。正確な立方体を、立体的に描くのは難しいです。この本で練習されることをおすすめします。試験問題の図形はたいてい、実際の形とは変えて、ゆがんで出題されています。それを問題文をもとに、正確な立体に書き換える必要があります。そのための練習にもなります。
どの本がお子様に合っているのか、実際に使ってみないと分かりません。時間に余裕のある低学年のうちに、いろいろと試されることをおすすめします。
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