大人も子どもも大好きなお菓子ですが、スーパーで何気なく購入するおやつのパッケージ裏に注目されたことはありますでしょうか? 私は菓子だけでなく、加工品全般の原材料表記を細かくチェックします。そうすると、タブレットやガム、飴の多くの製品の購入を躊躇するのですが、「これはOK!」と普段から安心してリピート買いするお菓子がいくつかあります。昔ながらの製品ばかりで、ご存知でない保護者様が多いと思いますので、愛用の製品をいくつかご紹介します。
黒飴を原料にするのど飴はたくさんありますが、ダントツのおすすめは「那智黒」です。私と同世代の保護者様は、昔のTVCFをご記憶かもしれません。注目していただきたいのは、パッケージ裏の原材料表記です。
原材料は、「砂糖、水飴、黒砂糖」だけです。こういう製品が好きです笑。味は濃いめの黒飴味で、素朴な外観通りの味です。飴の表面に「なち」か「ぐろ」の刻印があります。
個包装ではないので、袋ごと持ち運ぶ必要がありますが、袋の口にジッパーがついています。風邪気味の時は、消費量がぐっと増えます。購入できるお店が少ないので、常に2袋は自宅に常備しています。黒飴好きの方におすすめです。
■カルルス
昔ながらの炭酸せんべいです。薄くてクリームなしのゴーフルのようなお菓子です。パリパリと何枚でも食べられます。こちらもシンプルな原材料です。
添加物っぽい原料は使われていないと思います。小さいお子様でも食べられると思います。
■鶯ボール
私が子どもの頃から食べていたお菓子です。関西でしか見かけません。カルルスも那智黒も関西のお菓子メーカーですが、関東でも販売されているのでしょうか? 鶯ボールはもち米を使ったあられです。黒い部分は砂糖で色付けをされていると思います。
鶯ボールの原材料もシンプルです。最近のおせんべいは、中国産のもち米が使われていますね。鶯ボールは国産とタイ産のもち米使用です。
■あめいろいろ
風邪が長引いていて、あめをよく食べていますが、最近のお気に入りはこの2つです。
パインアメ(左)といせきのど飴(右)です。パインアメは五円玉のように真ん中に穴が開いた形状で、甘酸っぱいパイン味の飴です。いせきのど飴は「れんこん入り」と書かれているので味が不安になりますが、食べてみるとれんこんの味はよく分かりません。メントールのすーっとした味が強めで、風邪引きの時に那智黒と交代で食べ続けています。いせきのど飴の原材料もシンプルです。
原材料がシンプルでない商品の一例はこんな感じです。人工甘味料や人工着色料がいろいろ入っています。お子様はこういう味の商品がお好きだと思いますが、慣れや習慣(依存性)もあるので、摂取量はほどほどがよいと思います。
ここでご紹介したお菓子は、どれも昔からのロングセラー商品ばかりです。ぼんず君に見せると「パッケージが古臭い」とバカにしていましたが、おそるおそる口にすると「うまい!」とどれも完食する勢いで食べていました。カルルスと鶯ボールが特にお気に入りです。那智黒は風邪でもないのに、パクパク食べています。那智黒、貴重なのであまり食べないでほしいなぁとは私の心の声です。
原材料まで気にすると、口にできる加工食品は限られてしまいますが、添加物の少ない加工菓子は手軽に購入できます。見かけられましたら、ぜひおやつにしていただきたいです。どれでも素朴な味でおすすめですよ。
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