学年ごとに最適な「良問」の条件とは?

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中学受験全般

問題集や参考書で「良問」を揃えましたというキャッチフレーズや、6年生の入試演習特訓で「良問」を解く機会をあたえられるなど、受験勉強を進める上で「良問」という言葉を頻繁に耳にします。それでは、「良問」とはどんな問題であるか、具体的に説明してくださいと突然言われても、回答に困ると思います。

私が考える「良問」とは、それぞれの学年にとって、身に付けるべき技術や知識を得られるための訓練(勉強ではなく、あえて訓練といいます)に最適な問題です。問題の選定を間違えると、本来身に付けたいスキルが身に付かず、的外れな訓練ばかり繰り返すことになります。

そういう意味では、全科目対応の進学塾に通えば、塾のテキストを中心に勉強することになり、訓練用の問題選定を間違える可能性は低くなります。ただ、ここでも、お子様の能力と塾が用意するカリキュラムの内容に差があると、能力の高いお子様はさらに能力を上げることができないし、逆に勉強を始めたばかりのお子様はカリキュラムの内容をまだ理解しきれず、授業についていけなくなります。

能力別クラスに賛否はあると思いますが、私は全面的に賛成です。理由はスムーズな理解と、より上を目指すことに最適だからです。能力別クラスを私立中学校に置き換えると、多くの保護者様が少しでも偏差値の高い中学校にお子様を合格させたいと願う理由が簡単に説明できます。

一般的な話になりますが、学年ごとの「良問」を簡単にまとめてみます。

■1~2年生

まずは、勉強に慣れるための問題が中心です。反復しながら基礎的な内容を理解できるもので、難しくない問題を自力で解けることで、勉強を嫌いにならない工夫が求められます。1、2年生のうちは、公文式や親塾などの進学塾以外の選択肢でも十分対応できると思います。

■3~4年生

問題が演習らしい作りになってきます。所要時間と難易度のバランスがよい問題学びたい単元のポイントを押さえた問題選びが重要です。この頃から通塾を始めるお子様が増えてきますが、開始時期に最適だと思います。早いお子様であれば、力の5000題が使えるようになります。算数の良問揃いの代表的な問題集です。

■5年生

応用力を付けることが求められる学年で、問題もその傾向が強くなります。浜学園では小5最高レベル特訓算数がよい例です。この時期のクラスや順位は、そのまま受験期まで固定することが多いです。成績をさらに上げたい方は、応用力をキーワードにして補助教材を選ぶことをおすすめします。

■6年生

志望校合格に向けた勉強中心になります。入試問題に対応する力を付けるための問題が良問です。いきなりは解けるようにならないので、春期講習から少しずつ塾教材の難易度が上がります。公開学力テストの難易度は一気に上がります。志望校別特訓の問題が最も適した良問だと思います。これだけ大量かつ直近の傾向に即した問題を、保護者様が一人で用意することはできません。

良問選びは、良い塾選びに直結します。最初の塾選びは非常に大切です。誰もが浜学園に合っているとは限らず(私はとてもおすすめしたいですが)、もっと小規模な塾がよいかもしれないし、個人経営の塾が合うかもしれません。

良問選びと、良問を解く量のバランス、次の単元(学年)に進むタイミングが、問題を解き進める上で大切だと思います。

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