小1~3☆通塾を始めた低学年のお子さんの勉強方法

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中学受験全般

10月26日の記事「中1☆我が家がLINEを禁止にした理由」がGoogleトップページの教育コーナーで紹介されたようで、27日の夜中からすさまじい数のアクセスをいただきました。

1時間に1,000件のペースでアクセス数が増えていき、「私は何かやらかしたキョロキョロ?」と焦りましたが、昨日コメント欄からGoogleのことを教えていただいて、ほっとしました。Google Analysisで解析すれば分かったのですが、焦ると頭がうまく回りませんね。

そろそろ、通常のアクセス数に戻ると思います。本日はコメント欄からご質問いただいた内容をまとめます。

「(小1から小3までの)低学年で、大手進学塾に通い始めたお子様は何から始めればよいか」、とご質問をいただきました。

中学受験のために通塾を開始する小学生は、大きく2つに分類できます。

1つは、奨学社などの低学年を対象としたプレ進学塾に通われていたお子様。この中には、小学校受験を受けて、国立や私学の小学校に通われているお子様も含みます。

もう1つは、初めて中学受験の準備に取り掛かったお子様です。

公文式は、中学受験の準備機関からは除外します。上記2つの分類の間に、我が家のように、保護者様が自宅で市販教材などを使って先取り学習を進められるご家庭があります。

小3の2月から通塾を開始した場合、奨学社で相当訓練を積んでこられたお子様と、我が家のように通塾は初めてのお子様が同等に競えるはずがありません。おそらく、奨学社組は公開学力テストで100傑に入るお子様が多く、通塾を始めたばかりの初心者マーク組は、偏差値50.0(平均点)を取るだけで精一杯かもしれません。

低学年で通塾を始めた場合、何から取り組めばいいかがまだよく分からない保護者様は、おそらく、お子様は集団塾の初心者マーク組だと思います。私も最初は何から手を付けていいか、全く分かりませんでした。

小3時代に勉強を軌道に乗せるまでの話は、過去の記事でご紹介しています。

・入塾前に自宅で勉強した教材:最レべ問題集トップクラス問題集

・小3入塾後の苦労話公開算数対策、国語で苦戦

改めて読み返すと、文章が稚拙、説明も分かりにくくて、恥ずかしい限りです。年末年始にでも推敲したいと思います。

集団塾初心者マークのお子様が、勉強で目指すことは明確です。

①毎週の復習テストで満点を目指す。

②毎月の公開学力テストで、前月よりも順位(偏差値)を上げる。

③今のクラスよりも上のクラスに上がる。

塾初心者マークのお子様が、小学校受験経験組や奨学社組にいきなり勝てるはずはありません。最低でも2~3年間、塾でしっかり勉強をしてきたお子様達です。授業を聞く姿勢は出来上がっているはずだし、テスト慣れもしています。

したがって、初心者マークのお子様は、徹底的な基礎固めに力を入れるべきです。入塾してから最低でも半年間は基礎固めの時期だと思って、①の復習テストで満点を取ることに全力を注いでください。

塾にもよると思いますが、保護者様がかなり頑張らないといけません。関西で丸投げできる塾は、おそらく1つだけです。

毎週の復習テストで毎回上位になれば、自然と上のクラスに上がれるし、公開学力テストの成績も上がります。

低学年を小3までで区切ったのは、奨学社は小3までの塾で、小4からはほぼ全員がどこかの進学塾に移籍するからと、小4から理科が加わること、算数が難化することで、このあたりから一気に差が開くからです。

小3までは(小4でもそうですが)、塾のテキストだけで勉強量は十分です。塾のテキストを完璧に理解して、毎回の復習テストをすべて満点取ることは、非常に難しいです。

ただ、テキストもテストの問題はまだ難しくないので、平均点は高いし、満点を目指すのは不可能なことではありません。

コツコツと努力を続けていくうちに、塾初心者マーク組と奨学社組との差は、ほとんど分からなくなります。小4や小5になると、誰が奨学社出身かという話はほとんど出なくなります。少なくとも我が家は、「奨学社に行ってた?」と聞かれたことはありません。

小4になるまでの間に、先取り組との差を縮めることに全力で取り組まれるのがいちばんだと思います。

低学年の勉強でいちばん大切なことは、保護者様のサポートです。成績上位のお子様は、ほぼ全員、保護者様の全面サポートがあると思います。

個別や家庭教師を併用しても、それは1日のわずかな時間にすぎず、勉強だけではなく、生活面や心の支えまで含めた保護者様の支援がないと、特にまだ幼い低学年のお子様は、小学校と塾の両立は厳しいと思います。

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