4年~国語・公開学力テストの読解対策「短い記述問題編」

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(公開)国語

昨日の記事では、公開学力テスト国語対策で我が家が実施した「記号選択問題」の勉強方法をご紹介しました。記号問題は、出題者が間違えさせようと加えている選択肢を選ばないために、本文中の答えと直結する箇所を早く見つけることができれば、正解したようなものです。

学年が上に上がるごとに、問題文が長文になり、最後まで終わらないお子様も出てきます。何度も読み返す時間はありません。1度で正解を導きだせる読み方、考え方をぜひ練習されてください。

本日は、公開学力テスト国語で、記号選択問題以外に出題される、記述問題についてです。記述問題といっても、50文字以上の文章をまとめる問題ではなく、せいぜい10程度の空欄があるだけです。

空欄を埋める問題は、いくつかのパターンがあります。

  1. 「それ」「あの」「この」などの指示語が指す25文字程度の内容を、最初と最後のそれぞれ5文字ずつを抜き出して書きなさい、のような指示語問題
  2.  本文全体を4つの段落に分けるとして、その2段落目と3段落目の最初の5文字をそれぞれ書かせるような、段落分けの問題
  3. なぜ~なのか、その理由が書かれている35文字程度の箇所の、最初と最後のそれぞれ5文字ずつ書かせるような、理由の箇所を探させる問題
  4. 「ぼんず君は目配せして、うなづいてみせた」と同じ内容の表現が含まれる1文の書き出しから5文字を抜き出して書きなさい、のような言い換え問題

ざっと思いつくパターンはこのくらいです。

この中で、記号選択問題と同じくらいに短い時間で解けそうなのは、1の指示語と3の理由です。

1の指示語が指す箇所は、95%以上の確率で指示語の前にあります。そして、指示語からそれほど遠くに離れていません。集中して探せば、必ず見つかります。3の理由を探す問題も、正解はそれほど離れたところではないはずです。1と3の問題は、問題文全体を何度も読んで探さなくても、正解が見つけられる可能性が高いため、実際に出題された場合は、ぜひ正解させたい問題です。

2の段落分けは、大人にとっては簡単ですが、苦手とするお子様は多いですね。ぼんず君もおかしなところで区切ることが多かったです。段落分けの問題を解く上で、私が説明する際によく使った概念は、それぞれのブロックが、文章全体の「柱」となるか、「柱をより分かりやすくするための説明(修飾)の箇所」であるかの2つに分類することです。

説明文でよくある文章構造は、冒頭に結論や筆者の言いたいことやキーワードがあり、真ん中は、その主張の具体例や説明、補足内容が続きます。次に結論がきて文章が終わると、非常に単調な構成でつまらない文章になるため、後半に「だが」や「しかし」のような、反論内容が少し扱われ、「そうは言ってもやはり」と最後にもう一度結論が述べられて終わるパターンです。

「冒頭の結論」→「結論の補足説明」→「補足説明その2」→「少し反駁」→「もう一度結論」と、文章が持つ役割ごとに、問題文を□で囲ませて、意味がかかる方向に→をつけさせるなどで、文章の構造を理解させました。→の方向を見ていくと、結論部分に複数の→が向かうため、段落区切り問題は慣れればそれほど難しくはありません。

もっとも難しいのは、4の言い換え問題です。これは見つけるべき正解が、問題の傍線部よりも非常に離れている場合が多く、正解を見つけるまでに時間がかかることがあります。私は、ぼんず君に、このパターンは後回しにするよう伝えました。

正確に言うと、問題が配布されて1問ずつ解く際に、まず問題すべてにざっと目を通すように教えました。そして、パターン2のような文章全体から正解を見つけなければならない問題を頭に叩き込んだ上で、問1から順に、前から問題文を読みながら解いていくように指導しました。

前から解き進めるうちに、全体から正解を探さなければならない解答に気が付くかもしれません。気が付けばラッキーです。時間が余れば、落ち着いて言い換え問題の答えを探せばよいのです。公開学力テストの国語、特に6年生は全く時間が足らないお子様が多いと思いますので、できる問題、分かる問題からどんどん解答していくのが、点数を積み上げるコツです。

解き方の順番は

  1. 漢字
  2. 説明文(得意な方から解き始めます)
  3. 物語文

1つの問題で止まらず、手が止まるような問は飛ばして、次々と解答します。

このやり方で、制限時間内で解答できるかどうかの練習として、マスターコースのテキストにある問題をご活用ください。1問15分で問題が解けるかどうか、練習していただきたいです。1問15分のペースは、日曜志望校別特訓の教材を説く際にも応用できます。

1つだけご注意いただきたいのは、この公開学力テスト対策の解き方は、超難関校の国語過去問解きにはあまり役には立ちません。5年生までのお子様は、文章の構造を考えながら問題文を読む練習として、上記の解き方はよいと思いますが、6年生のお子様は、希望コースの十分な資格偏差値に届いた後は、必要以上に公開対策をするよりも、志望校の過去問解きに時間を使うことを強くおすすめしたいです。

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