6年☆基礎固めタイムリミットの8月末までの勉強方法

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6年の勉強
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おととい8/6の記事で、過去問解きは出来る人は始めた方がよいですが、まだ受験者平均点に届かないお子様は過去問解きを始めるよりも基礎固めに力を入れる方がよいのでは、という内容をご紹介しました。

塾が突然、「さあ、過去問解きを始めてくださいよ。第一志望校は6年分、第二志望と第三志望校は3年分、最低でも解いてください」と進学説明会で保護者様に伝えるのは9月です。すなわち、9月には過去問解きをある程度は始められる学力を身に付ける必要があるということです。

早いお子様はGW前後には古い年度からの過去問解きを始めて、日曜志望校別特訓の教室で「その問題、過去問で解いたことがある」と、他のお子様が不安になる発言をするお子様も出てきますが、人は人です。気にしないで、それぞれのお子様に合った進度で確実に学力を固めて、最終的には10月末までに過去問解きで合格者平均点が取れるようになることを目標にします。

第一志望校の過去問を解いてみたものの、全く解けなかったお子様や、解き始めるまでもなく自信がないお子様は、8月末までのあと3週間、全力で学力の基礎固めを行うことをおすすめします。

■基礎固め=これまでの全範囲を総復習する

中学入試の試験範囲はあってないようなものです。あえて言えば、これまでに塾で習った全ての内容が範囲と言えます。小3や小4から通塾を始めて、6年生の12月まで通常授業は続きますが、その内容全てを理解していれば、灘、甲陽、東大寺以外の大半の中学校に合格できると思います(男子の場合)。

逆に言うと、これまで習った内容を忘れている、覚えていない、理解が不十分だから、ひねりを入れられた問題が解けないのではないでしょうか。

基礎固めに有効であると私が考える勉強方法は、ずばり公開学力テスト対策です。このブログでも何度か公開対策の勉強法をご紹介していますが、毎月20日前後から各科目の総復習をきちんと確実にやり続けていれば、公開3科の偏差値は割と簡単に60以上取れるようになります。

公開学力テストは特定の中学校の出題傾向を模したものではないので、秋以降は公開を軽視する方も出てきますが、我が家は12月最後まで受験しました。12月は大失敗しましたが、それも実力です。公開対策で必要と思われる学習内容がそのまま基礎固め=総復習につながると思います。奇をてらったことを狙う必要は全くありません。

■総復習に使える時間を正確に出して計画立案

5年生までのお子様は、だまされたと思って毎月20日から国語を除く全科目の総復習を続けてみてください。正しいやり方で続けられれば、半年以内に成績は必ず上がります。

この記事の対象である6年生のお子様は、総復習による基礎固めに使える期間は3週間しかありません。夏期講習やお盆期間のイベントなどで時間が取られれば、総復習に使える時間はさらに少なくなります。総復習を自宅で保護者様の付き添い(監視)の下で、1日12時間ほどできるのであれば、イベントや夏期講習よりも、そちらの方が効果は出ると思いますが、すでに通い始めている夏期講習やイベントを取りやめるのは勇気が入りますよね。

まずは、1週間単位で詳細な計画表を立てて総復習に使える時間を正確に算出することから始めます。国語は即効性がないので、総復習の対象から外します。4科のお子様なら算数、理科、社会の3科目、3科のお子様なら算数と理科の2科目だけです。1科目1日1時間使うとすれば、3科受験のお子様で2時間4科受験のお子様で3時間です。これくらいの時間であれば、夏期講習に参加しながらでも調整可能ではないでしょうか。

■算数と理科は復習テストが最高の教材

総復習のために新たな問題集を用意する必要は全くありません。手持ちの塾のテキストで十分です。私がいちばんおすすめしたい総復習の方法は、復習テストを使うことです。復習テストを使っての総復習のやり方は過去の記事でもご紹介しています。復習テストでの総復習が有効な科目は、理科>算数>社会の順です。理科は本当におすすめします。

算数は復習テストのやり直し+5年最レ算数を受講されていた場合は、5最レのテキストか復習テストのやり直しも追加することをおすすめします。5最レの内容は6年マスター算数と同程度の難易度です。5最レをきちんと理解していれば、6年マスター算数は非常に楽にこなせるはずです。

5最レ=6年マスターがきちんと理解できていれば、星光・洛星までの最難関校の算数入試問題の多くが解けます。

■社会は暗記を完璧にしてから問題演習

社会の総復習は、復習テストを使うよりも、テキストの暗記項目を確実に覚えることと、秋以降に始まる公民の基本事項を押さえることと、ある程度の暗記が仕上がったら、問題集などでアウトプットの演習を行うことが最短コースです。

問題集は「ウィニングステップ(地理歴史公民)」「塾で教える社会(地理歴史政治・国際社会」などがおすすめですが、余力のあるお子様以外は新たに購入する必要がありません。日曜志望校別特訓の問題集や夏期講習の宿題、マスターコースの宿題範囲の問題をきちんと解けばそれで充分です。

■保護者様の役割は2つあります

最後に、総復習をサクサク進めるコツは、保護者様が目の前に座って、お子様が止まらないように見守る(監視する)ことです。今までと同じことをしていても成績は変わらないか、下がるだけです。成績を上げるためには、大人の助力が不可欠です。

もう1つのコツは、特に算数と理科ですが、1分考えても分からない問題は、何時間考えても解けません。限られた時間を有効に使うべきです。持てる知識をフル活用して、じっくりと解法を導き出す学習方法は6年の夏に試みるのはかなりの冒険だと思います。

どうしてもじっくり考えさせたい場合は、算数の家庭教師か個別指導の先生の力をお借りするのがよいと思います。それ以外の自宅学習は、限られた時間内で全科目の総復習を最後まで終わらせること、そして1回目の総復習で出来なかった単元を2巡する時間があれば、優先順位を付けて見直すやり方をおすすめします。

本日の記事が、基礎固めの総復習を何から手を付けたらよいかのイメージ作りにお役に立てれば何よりです。

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