全学年☆新規で家庭教師や個別塾をどうやって探すか?

スポンサーリンク
個別指導・家庭教師

昨日は公開学力テストがありましたが、お子様のご様子はいかがでしたでしょうか? 5年生までのお子様は、今回できなかった問題の単元を確実に自分のものにして、次に似たような問題が出た時には必ず解けるようにすれば問題なし!とお子様を励ますことが大切です。

6年生は受験まで残り5カ月となり、8月公開と8月2回目の志望校別特訓・復習テストの成績で、9月からのコースのクラスが決まるので、今回の結果は極めて重要です。

残念ながら今の時点で第一志望校の志望校別特訓のコース資格が取れていないお子様は、このままコースへの合流を目指すべきか、今いるコースの中学校を志望校にするか、を決断する上での材料にもなります。コース資格がなくても上のコースを目指し続ける決断をした時には、秋の模試ラッシュ時(10~11月初旬)の判定結果と塾からの判定表が出るまではがんばり続ける選択肢もあると思います。

5年生までは考えたこともなかった、家庭教師や個別指導を受けたい!と思うようになるのは6年生の夏です。あと少しで志望校コース特訓の資格が得られるのに届かない、過去問解きを始めたが、解けない・問題の解説をしてほしい、志望校別特訓の宿題で分からない問題を教えてほしい、などなど。集団授業では補いきれない課題がお子様ごとに発生してくる時期です。保護者様が全科目を教えることができれば理想ですが、対応可能な保護者様はごく一部だと思います。

そこで、6年生の夏休み期間に個別指導の申し込みが殺到し、夏休みが終わるまでにほぼ全ての枠が埋まってしまいます。問題は、指導力のある先生をどうやって探すか、です。個別や家庭教師の情報が公になることはほとんどありません。理由は良い先生を見つけた時、その存在を誰にも教えたくない、と思う保護者様が多いためです。

また、集団塾に通うお子様もまた、個別塾や家庭教師を利用していることを誰にも話さない傾向があるので、良い先生の存在の評判を耳にする機会はまずありません

塾の先生は家庭教師や個別指導の先生をどう思っているでしょうか? 結論は、何も思ってない、です。独立してお一人で個別塾を開業される先生の多くは元大手塾の先生であり、塾の先生方の元同僚でもあります。「〇〇個別塾が西宮にオープンしたのですが、△△先生をご存じですか?」と同じ教科の先生に何かのついでに質問してみると、ご存じであることが多いです。

逆に個別の先生の出身塾が分かれば、個別の先生に「〇学園の△△先生に算数を教わっています」と話すと、塾の先生をご存じの場合もあります。

6年生の夏休みから新規で家庭教師や個別指導の先生を見つけるのは難しいと思います。もう少し早ければ枠は空いていたかもしれませんが、夏休みが始まる前後に多くの保護者様が予約をしてしまいます。それでも、夏休みから指導が始まり、先生との相性が合わなかったなどの理由で枠が空くこともあるので、個別の先生をお探しの場合は、個別の教室にできるだけすぐに相談することをおすすめします。

最も重要な先生の探し方ですが、チェーン個別塾(個別館、SS1など)の場合は、教室に行けば、指導可能な先生一覧を紹介してもらえます。個別塾をチェーンごとに回れば、一通りの先生を確認することができます。夏休みの枠はもう埋まっているかもしれませんが、空きのある可能性のある時間帯がいくつかあります。

  • 平日早い時間(午後4時前後)
  • 運動会など学校行事の振り替え休日となる平日
  • 小学校を休んでもよいと思う平日(10~11月)
  • 祝日の早い時間(模試の予定をまずはご確認ください)
  • 入試直前に学校を休むことを計画中の場合、その日の早い時間

不定期の予約をどの程度受けてくれるかは個別塾ごとにルールが異なりますので、別途ご相談ください。

指導力のある家庭教師を探すのは極めて難しいです。お会いして、1度体験授業を受けただけでは指導能力は正直よく分からないです。派遣センターの先生はあまりおすすめしません。指導力があれば、センターに登録しなくても独自に生徒さんを集めることができるからです。集客手段はブログやツイッターなどいくらでもあります。

ただ、ブログの記事が素晴らしくても、その先生の指導力や人間性が素晴らしいかどうかは、これも体験授業だけでは分かりません。合格実績が書いてあっても、本当かどうか分かりません。

家庭教師の先生をどうしても探したい場合は、5年生までの間にひたすら体験授業を受けるか、保護者様だけで面談を続けるかが、いちばん確実な探し方だと思います。6年生で個人授業を受けたい場合は、家庭教師よりもチェーンの個別塾の方が失敗が少ないと思います。教室を構えて複数拠点で営業する個別塾は、万一の問題時でも対応がしっかりしています。難関校担当の先生であれば、指導力不足の可能性も少なく、教材研究もしっかりされています。

結論としては、

  1. 家庭教師をご希望のご家庭は、5年生までの間で「これは」と思う先生を見つけたら、まずはお試し授業を受けてみる
  2. 6年生、特に今から個別指導を受けたい場合は、家庭教師よりはチェーンの個別塾の方が先生を探しやすい
  3. 夏から秋に向けて、成績を上げたい保護者様の相談が個別塾に殺到するので、先生をお探しであれば1日でも早い行動が必要。

使わないに越したことはありませんが、あと5カ月程度であれば1科目くらいなら利用してもよいのでは、と思います。

コメント

error:Content is protected !!