新5年生☆社会の受講と、3科受験と4科受験を決める時期です

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勉強_小5

以前に「はじめての社会を受講すべきか」という記事をご紹介しましたが、今回の内容は社会を受講するかどうかを、より受験の面から考えてみます

浜学園の場合、本格的な社会の授業が始まるのは小5からです。小5からの社会は極めて本格的な内容で、小5で地理全般、小6で歴史、小6後半で公民をします。

男子の場合、社会を取るか取らないかで悩まれる方が多いです。社会も追加すると、小5で週5日塾に行くことになります。暗記する内容が非常に多く、復習テスト対策で時間を取られます。公開学力テストは思ったよりも点数が取れず、「4科受験は負担が大きくなるだけでは?」と小5で悩んだり、社会を止める方が出てきます。

■社会を受講しないケース・その1

算数が自他ともに認めるほどの得意科目であるお子様は、必ずしも社会を受講する必要はありません。もちろん受講してもOKです。4年生時点で、最レ算数のVクラス最上位クラスで、公開学力テストの偏差値65以上を余裕で超えているくらいが目安です。

別の例えをすると、4年生の時点で灘中合格特訓の資格があり、灘か甲陽が第一志望で、他の中学校は考えていないお子様です。併願校で受ける東大寺の受験はどうするのですか?と思われるかもしれませんが、灘や甲陽を合格できるお子様は、東大寺を3科で受験します。そして、東大寺の受験対策をほとんど何もしなくても合格してしまいます。

浜学園は毎年非常に多くの東大寺合格者を出していますが、そのうちの何割がM灘のお子様でしょうか?そして何割のお子様が星光東大寺コースの方でしょうか?およその推測はできますが、具体的な数字は私も分かりませんので、ぜひ塾の先生に質問していただきたいです。

■社会を受講しない方がよいかもしれない例

社会を受講しない方がよいかもしれない、もう1つの判断基準は、

4年生の時点でマスターコースのカリキュラムを全部こなすのがしんどいかどうかです。4年生から理科が加わって、算数・国語・理科の3科になります。資格基準があれば最高レベル特訓算数も受講すべきなので、4科受講です。

これら4科目の勉強をきちんとできていれば、5年生で社会を追加することができますが、4科目でいっぱいいっぱいの場合、社会をさらに追加すると、どの科目も中途半端な状態になってしまう可能性があります。

5年生の社会は地理が中心で、覚える項目が非常に多いです。毎回の復習テストは上位クラスになるほど平均点が高く、皆きちんと勉強して授業に臨んでいます。

社会を受講し始めたものの、毎回の復習テスト準備が大変で、途中で受講を辞めるお子様もそれなりにいらっしゃいます。

■苦手な算数を社会で補うならぜひ受講を!

それでは、社会を受講した方が良いお子様はどんなタイプでしょうか。成績で言うと、

  • 算数の成績にばらつきがある
  • 算数が苦手

この場合、お子様は社会を取るのが良いです。むしろ、算数の不足分を社会で補うためにも、社会の受講は必須です。

3科受験のみの中学校は超最難関男子中のごく一部だけで、3科と4科受験の選択ができる中学校が増えてきました

算数が苦手な場合、3科受験だと理科と国語だけで挽回しなければなりません。4科受験の場合は、社会で挽回できます。算数が苦手で社会を取る方は、必ず社会を得点源にすることが合格への近道す。

■東大寺学園が第一志望なら社会は必須!

社会の強みをいちばん発揮できるのは、東大寺学園の入試です。東大寺学園の受験日は統一入試日初日ではないので、灘・甲陽・洛星・星光など統一入試日初日受験者の多くが集結する狭き門になります。

東大寺の受験で強いのは、それほど熱心に東大寺対策をしていないのに、算数の力が抜きん出ている灘や甲陽の合格圏のお子様です。

灘や甲陽の受験者に勝つためには、

  • 灘・甲陽を受験できるくらいに算数の力を高めるか、
  • 算数の不足分を補うくらいに社会で得点する

のいずれかの策しかありません。灘中の算数が解けないから灘中を受験しないのに、灘中合格圏内のお子様に算数で勝負するのは厳しいことは最初から分かります。

■算数の不足分を社会で補うことが必勝対策

3科受験者と4科受験者の各科目の平均点を見ると分かりますが、もっとも点差が開いているのは算数です。難易度の高い年度の場合、25点近くの点差が開くこともあります。毎年平均して、10点から15点程度の点差があります。

この点差を縮めるには他の科目で挽回するしかありませんが、理科での挽回は難しいです。灘中受験者は理科の力も高いです。国語の点差は3科と4科受験者でそれほど開いていません。灘中受験の方は東大寺独特の国語対策をあまりしていないことが推測できます。

したがって、算数の点差を縮めることができる科目は社会しかありません。東大寺が第一志望のお子様は、社会で85点以上取ることを目標に勉強していただきたいです。

■社会を始めるなら5年生2月から

5年生から浜の社会を受講し、毎週の復習テスト対策を完璧に続けていけば、東大寺学園以外の社会の問題は解けるようになります。東大寺学園中の社会は、出来の悪い高校生なら解けないくらいの難問です。大人でも難しいです。塾で学ぶ基本事項を取得した上で、プラスアルファの対策が必要です。

4年生の段階で志望校を考える必要はまだありませんが、社会を受講するかどうかはそろそろ決める必要があります。5年生スタート時の2月からは受講しないで、様子を見ながら途中から社会に合流することをお考えの保護者様もいらっしゃるかもしれません。

途中からの合流は非常にしんどいです。覚えることがとても多いので、途中から合流させても復習テストで得点できない可能性があり、お子様が社会の勉強を嫌いになるかもしれません。

始めるなら、5年生の2月からをおすすめします。しんどかったり、科目の内容に興味が持てない場合は、算数の学力と現時点での志望校を考えた上で、取捨選択するのがよいと思います。

さまざまな理由で、5年生から始めた社会の受講を途中で止めることになったとしても、塾で学んだ社会の内容は、即、中学入学後に役立ちます。中1で始まる地理の授業が楽ちんに理解できます。全く無駄にはなりません。選択肢を広げる上でも、とりあえず受講してみるのはどうでしょうか?

向き不向きもあると思いますので、小4までのお子様であれば、小4秋からのはじめての社会を受講するか、テキストだけを購入して自宅学習し、その内容を面白い、楽しいと思えるかどうかで判断するのも1つの方法だと思います。

算数が圧倒的に出来て、社会の勉強がつまらないなら、無理して取らなくてもいいのではないでしょうか。

算数に不安があるなら、社会の勉強を並行する方が安全です。小5や小6で社会の勉強をやはり止めるのは簡単ですが、算数が得点できないからと、小6で社会を始めても恐らく受験に間に合いません。

保護者様がお子様の適性を新5年生の2月までに判断されるのがいちばんだと思います。

コメント

  1. hasuto より:

    いつも適切なアドバイスありがとうございます。次小5の男子の母です。前のブログになりすみません。ちょうど、社会の選択をどうするか迷っていたので、ボンズくんママのブログを振り返って読ませて頂きました。うちは、算数、理科が得意で、国語が平均前後か平均を下回るタイプです。国語をカバーするために社会を選択すべきなのか迷っています。本人は、社会は好きではありません。三科でいき、必要あれば国語は個別に頼るかなーと、考えておりますが、アドバイス頂ければ助かります。

    • bonzukun_mother bonukun_haha より:

      こんばんは。コメントありがとうございます。hasuto様のお子様と面識がありませんので、以下の内容が必ずしも当てはまらないかもしれません。一般論としての判断基準をまとめますね。

      まず、3科の中に苦手教科がある場合(通常は算数のことが多いです)、塾からは社会の選択を勧められます。社会が好きでないなら、好きになるように保護者様が仕向けるしかありません。3科受験で1科目苦手教科がある場合、相当厳しい闘いになります。関西の場合ですが、東大寺学園と大阪星光の社会は得点が難しいですが、それ以外の学校の社会の問題はきちんと勉強すれば7割は得点できます。
      私の子どもであれば、小5の2月から開講される社会の講座を取らせて、半年以内に偏差値60を目標に勉強させます。同時に国語力の補強も併行します。小5なら半年かければ両方とも結構いい線まで持っていけると思います。
      算数、理科の方が成績アップは難しいです。少しでもご参考にしていただければ嬉しいです。

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