■6年生にはアドバイザーとお世話係の制度があります
今回は浜学園の新6年生向けフォロー制度のお話です。
浜学園は生徒さんの自主性に任せる=放置気味の傾向がありますが、小6の2月からは「アドバイザー」の先生と「お世話係」の教務ご担当の方がどの生徒さんにも付きます。
ただ、これまでの塾の対応から考えて、小6の2月から急に面倒見がよくなるとは思えない…というご想像は多分当たりです。
M灘や男子最難関コース上位のお子様は、他塾移籍阻止と志望校確認を含めてだと思いますが、秋までは隔月程度の頻度でアドバイザーの先生から電話がかかってきます
(2020/03/21追記:今年から保護者様宛の電話が廃止されて、アドバイザーの先生がお子様と話をするだけに変更となったそうです。コメントでのご連絡ありがとうございます。)。
多くのお子様の場合、夏から9月までの間にアドバイザーの先生とお世話係の教務の方がご挨拶の電話をかけることになっているそうですが、本当に全員にお電話があるのかはわかりません。
1度かかってきたら、その次の連絡はいつあるかも分かりません。
■アドバイザーの先生からの初回連絡時期はまちまちです
電話が全くないのもさびしいですが、連絡が頻繁にあるのも困りモノです。もし、学園長やF大明神から突然お電話をいただいてしまったら、どの保護者様でもビックリします。我が家のお子様は学園長に込み入った相談事ができるほど優秀な生徒ではありませんので、万一近況伺いのお電話をいただいても、お話をありがたく拝聴して終わりそうです。
私は両先生に教育相談をお願いしたことはありませんが、学園長やF大先生の指名もできるそうです。チャレンジャーな保護者様は受験までに1度ご依頼するのはいかがでしょうか?
アドバイザーの先生からの初回のお電話は、志望校コースや教室により時期が異なるようです。4月の時点で志望校別特訓は始まっていないので、灘合参加者への連絡は早いのかもしれません。
我が家はGWより少し早い時期にアドバイザーの先生からお電話をいただきました。ただ、全く接点のない先生でよく存じあげなかったこともあり、教育相談は毎回別の先生にお願いしていました。
そのうち、いつもご相談する先生が私がアドバイザーに変更されていました。希望を出したわけではありません。
■お世話係さんは所属教室教務スタッフさんです
次は、お世話係さんについてです。
アドバイザーの先生に限らず、浜学園の先生は毎日同じ校舎にいらっしゃるのではなく、月曜日は〇〇教室、火曜日は△△教室…と曜日ごとにいらっしゃる場所が異なります。
そのために先生指名で対面で教育相談をお願いする場合は、先生がお子様所属の校舎にいらっしゃる曜日を狙うか、または保護者様が先生のいらっしゃる校舎まで出向く必要があります。
先生とお会いする機会はありそうでないのです。
お世話係さんは基本的に所属教室の教務スタッフさんが担当してくださるので、たいていカウンター付近でお見掛けすることができます。教室の細かいルールだけでなく、お子様をよく観察されているので、先生以上に具体的なアドバイスをいただけることもあり、とても頼れる存在です。
お世話係さんのありがたさを実感できるのは、直前特訓から入試本番までの時期です。
この時期は多くの保護者様がお子様の往復送迎をしたり、昼食や夕食を持参する方が多く、塾に出入りする頻度が格段に増えます。
そんな時に「ぼんず君は今日も元気そうでしたよ!」とか「算数の復テができなくて、ちょっと凹んでいましたよ」などとお世話係さんが声をかけてくださると、お子様の様子が把握できますし、何よりも声をかけてもらえるだけで安心します。
■直前特訓でお世話係さんの偉大さが分かります
入試が近づくにつれて、どの保護者様も不安な気持ちが増していきます。そんな時にちょっとした声かけをしてもらえるだけで、ものすごく安心できるのです。私はお世話係さんに声をかけていただいて何度も気持ちが救われました。
直前特訓のお昼や夜のお弁当お届け時間前後は、受付カウンター付近でお世話係さんと保護者様が話し込む姿が見られました。日頃からお世話係さんとコミュニケーションを取っておくと、直前期にとても頼りになります。
学習面の直接的なフォローではありませんが、お子様の忘れ物、体調不調、生徒さん間での小競り合いなど、保護者様が想像する以上に教務スタッフはお子様一人ひとりを細かく見ておられます。
何かあればすぐにお電話をいただける体制ですが、普段からお世話係さんを始めとする教務スタッフとコミュニケーションを取っておくと話がスムーズです。
コミュニケーションをもっと取るために…という気持ちでお菓子や心づけなどを用意した方がいいのかなとお考えになられるかもしれませんが、浜学園は一切の付け届けは禁止です。持っていっても辞退されます。お礼の気持ちはお子様の合格切符でお返ししましょう。
サポートが必要なけければ、こちらから連絡しない限り、アドバイザーの先生、お世話係さんともに頻繁な接触はないと思います。ささいなことでも、気になることがあれば気軽に相談できます。私はこの程度の距離感が心地よく、面倒見がよいと言われる他塾さんだとわずらわしく感じたと思います。
■コミュニケーション=挨拶は大切です
ぼんず君の2代目アドバイザーの先生は、志望校別特訓の先生でもあったので、授業中の様子やオープンの出来不出来、課題点などを塾でお会いすることがあれば手短にお話いただきました。
秋以降は特に、先生と廊下で手短にお話する保護者様の姿が目につきました。浜学園は放置気味と言われることが多いですが、保護者様から行動を起こせば、フォローをいただけます。逆を言うと、行動を起こさなければ、最後まで何もしてもらえないかもしれません。
お世話係の教務の方には「模試やオープンの申し込み忘れがないかを確認してほしい。忘れていたら電話ください」と何度もお願いしました。直前期はオプションだらけで、さらに引き落としのものと現金払いのものとがあり、参加したけど払ってなかったなど、私のミスが続いたためです。
あとは、休憩時間や授業中のぼんず君の様子を時々お聞きしました。休憩時間に廊下ではじけている様子は前々から教育相談で聞いていました。普段の様子から、にふさぎこんでいる風な変化が見られたら連絡くださいとお願いしました。
6年生の保護者様は特にそうですが、それ以外の学年の保護者様も、受付付近でお仕事されている教務スタッフとのコミュニケーションの大切さをぜひ心の中のどこかに留めていただきたいです。
まずは、塾に出向くことがあれば元気なご挨拶からです。私は毎回「こんにちは!ぼんず君の母です」と挨拶していました。スマイルだけでなく、挨拶もゼロ円です笑。
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コメント
今年からアドバイザーからの保護者への電話がなくなるそうですよ。子供への直接の話をするだけに変わるそうですよ。
おはようございます。
教えてくださってありがとうございます!
記事に追記しました。
保護者様への電話連絡がなくなったら、アドバイザーの先生の役目は何になるのでしょうか?
6年生のフォローは、お子様と同じくらいに保護者様も必要だと思います。電話廃止は残念です。