小学校入学前、11月から年末までの2カ月ほどでドリルの王様やくもんのドリルで広く浅く小学校算数の先取り学習を終えました。
次は少しずつ掘り下げていきたいな、と本屋さんで教材を吟味し、選んだのは
「いっきに極める算数シリーズ」(くもん)です。
このシリーズは小学校入学後も、小3で入塾するまでの間、繰り返して復習に使いました。
最初は、次の2冊を購入しました。
2~4年のかけ算・割り算
4~6年の分数の計算
正確な計算力を付けさせることが目的です。
難易度 :★★★☆☆
所要時間:★★★☆☆
おすすめ:★★★☆☆
両方とも計算単元なので、難しい問題はありません。計算の内容が複雑になるためです。
上述のドリルの王様(小6の計算)やくもんのドリル(小5分数と小数)でも、割り算やかけ算の計算はずっと練習しましたが、いっきに極める算数を使うようになって桁の大きい割り算や、少数点の入った割り算で苦戦するようになりました。
ぼんず君は、緻密な計算がとても苦手で、特に、割り算のひっ算が雑で苦手でした。ひっ算が斜めになって、桁がずれて引き算を間違えて、余りや答えが間違う。の繰り返しでした。
ドリルの王様やくもんのドリルは、問題の出題形式が最初からひっ算になっており、自分でひっ算を書かなくてもよかったのです。
それが、いっきに極める算数になると、23.56÷0.154のような式で出題されて(この形式が当たり前ですが)、ここからひっ算を書く時点で、真っ直ぐに書かないために、桁がずれて不正解になりました。
「まっすぐ!」と何回言っても効果がありません。マス目ノートを使わせましたが、これも役に立ちませんでした。
それでもあきらめないで、計算は毎朝の課題にしました。時間を計って解く。解けた数と同じくらい、正解数を重視しました。
後になって、本人が「丁寧にひっ算を書こう」「問題を絶対に間違えないで答えを出そう」と思わない限り、ひっ算ひとつ、丁寧に書くこともできないのだ、と分かりました。
ぼんず君が計算問題を1つも落とさず、すべて短時間で解いて正解させなければならないと自覚したのは、入塾後の塾のテストを受けてからです。
クラス内や学年での順位がシビアに発表されます。計算テストもクラス内のベスト3位までに入ると、先生がクラス全員の前で褒めてくれます。
その後は、すぐに計算を早く、確実に解くようになりました。
使用するドリルは随時見直していきました。少しずつレベルアップしていき、応用問題に取り組む時間を増やしました。
応用問題と言っても、入塾前に思った応用問題は、塾のテキストの基礎レベルの難易度です。
中学校に入学してからも毎朝の計算と漢字のプリントは継続しています。語彙力不足で中学受験で苦戦したことを自覚して、簡単な大学入試向けの漢字問題集をコツコツ取り組んでいます。
コメント