入塾対策で使用する問題集をいろいろと検討しましたが、小1から対応可能なテスト形式の国語の問題集は、なかなか良いものがありませんでした。
その中で、長期間愛用したシリーズは「最レべ問題集」です。
国語と算数の2種類あり、小1から小3までと対応学年は短いです。大手進学塾への入塾対策用として、自宅学習するお子さんの大多数が1度は使ったことがあるくらいスタンダードなシリーズです。
難易度 :★★★★☆
所要時間:★★★★☆
おすすめ:★★★★★
トップクラス問題集と合わせて、書店でも並んでいます。
両方使った感想は、トップクラスは小4まで対応していることもあり、こちらの方が難しく感じました。
ぼんず君は算数はすいすい前に進めた一方で、国語は恐ろしく苦戦したため、学年に合わせた教材を使いました。最レべ小1→トップクラス小1→最レべ小2→トップクラス小2…。
入塾前の期間が長かったので、どの問題集もあっという間に終えてしまいました。最レべと併行して、ふくしま式や論理エンジンを使いました。
福島式と論理エンジンは、国語の問題集として非常に人気が高いシリーズです。私の感想は、両方とも繰り返して使うものではないこと。実践問題というよりは、国語力の基礎固めに近い内容であることです。
記述部分は少なく、解説が非常に長いので、この文字の部分をお子様が読み飛ばさずに、きちんと読みながら理解できれば素晴らしいと思いますが、ぼんず君の場合は、空欄の解答をさっと埋めて、文字の解説部分は非常に適当に読み飛ばしていたようでした。
2人で解く時に、私が解説を一生懸命読んで説明すると、「いいこと書いてあるね」「分かりやすい」と初めて聞くような反応でした。
解説部分は、保護者様が読んで聞かせるのがよいと思います。
ぼんず君の国語力は、先取り学習当初から問題があると感じました。その予感は見事に的中し、小6受験直前まで国語力はネックになりました。
先取り学習の時は、読解問題は記号問題は解けるものの、記述問題になると抜き出して解答を作るばかりでした。
この傾向は小6まで続き、非常に苦しみました。どうやって教えればいいか、といきなり悩むことになります。
模索が続きました。
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