ぼんず君は小4から始まった理科がとても苦手でした 正確に言うと、理科の復テで安定した点数が取れず、理科だけはクラス順位が最下位とが多かったです。
毎週私が理科も全面支援をしていましたが、体調不良や仕事の都合で全面支援できない週もありました。算数や国語の復テは点数が崩れることはありませんでしたが、理科だけは私の支援がない週はクラス平均点を大きく下回ってしまいました 全面支援しても平均点を取るのがやっとでした。
小4Vクラスの理科の平均点は95点超えが当たり前なので、90点前半でも順位はクラスの下の方になるのに、ぼんず君は平均点を大きく下回ることが(よく)あったので、「理科だけ終わっとる」と同じクラスのお子さん達から言われていたそうです。
それなのに、小4の2月から始まった理科の公開学力テストでは偏差値60を下回ったことはありませんでした。もっと言うと、恐らく偏差値は65以上だったと思います。
理科の復テが悪すぎて、理科の先生に教育相談をお願いした時も「復テは毎回悪いのに、公開は成績良いのはどうしてですか? 逆のパターンはよくあるのですが(復テは出来ても公開で点数が取れない)、ぼんず君のケースは珍しいですね。」と逆質問されました。
理科は4年生の2月から新たに始まる科目なので、2月の公開でどんな問題が出るのか全く分かりません。窓口での公開の過去問購入は入塾後すぐに始めましたが、2月分は入手できませんでした。なので、最初は私が予想するしかありません
それでも手元にある秋以降の小4公開理科の問題を眺め、MAXの難易度や出題傾向、出題分野の予想はできました。ただ、緊急で必要なのは初回2月の予想です。
私の予想は、
- 授業も1、2回しかやってない理科で、いきなり天体や力学の難しい問題が出るわけがない。
- 浜の公開は先取りで出題されないので、小4の学習範囲からは出題されず、小3の総復習となるのでは。
- しかし、4~5問の大問がないと公開学力テストとして成り立たないから、複数の範囲(単元)から問題が作成されるはず。
そこで参考にしたのは、小3理科の市販教材です。ごく簡単なドリル(ドリルの王様と公文のドリルの2つを購入しました)全問に目を通し、塾の問題として使われそうな単元をピックアップして、その単元を重点的にぼんず君に解かせました。
直前2週間前からでは間に合わないので、小3の冬休みをフル活用しました。プラス小4理科市販教材の試験形式になっているドリルを1冊用意して、力試しに何回分かを解かせました。
私の予想が良かったのか、小4・2月の公開問題が簡単だったのか分かりませんが、2月の公開はたしか95点だったと思います。
2月の理科マスターコースはまだ暗記単元で、ぼんず君の復テ点数も崩れてなかったので、まだ理科への苦手意識はなく、機嫌よくマスターと公開の勉強ができていました。
だんだんとマスターの授業が進み、油断すると復テで最下位になってしまった後でも、公開の偏差値は崩れることなく、理科はずっとぼんず君の確実な得点科目でした。その秘密は次回に続きます
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