1週間で仕上げる公開学力テスト対策(2~6年生)

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公開学力テスト対策
イラスト:麦さん

■公開学力テストが1週間後に実施されます

授業再開に向けての動きは、公立の学校よりも塾の方が断然に早いです。

浜学園は、明日5月18日から5年生と6年生のマスター、選択社会などの授業を再開するとの情報をコメントでお知らせいただきました。ありがとうございます。25日からは全学年の授業が再開されます。

公開学力テストは5月24日に実施されます。

宿題ができていないお子様は、大急ぎで浜ノートを仕上げていく必要があります。

計画的に勉強を進めてこられたお子様は問題ありません。授業前日に復習テスト対策を兼ねて、宿題の範囲で自信のない問題や解けなかった問題をもう一度解きなおせば十分です。

休校期間中の宿題が手つかずのお子様もいらっしゃるかもしれません。白紙で浜ノートを提出しても、または提出しなくても厳しく注意されることはありませんが、注意されるから宿題をするのはちょっと違います。適当に文字を埋めることに時間を使うのももったいない過ごし方です。

せっかくですから、24日の公開学力テスト対策を兼ねて宿題を取り組んでいきましょう。

毎週計画的に宿題を終わらせてきたお子様向けの、公開学力テストの王道の学習方法もまとめます。

■公開対策を兼ねて、宿題を取り組む

どの単元の宿題も非常に大切で、この回はやらなくてもいいという回はありません。しかしながら、ここでは5月の公開学力テスト対策で優先的に取り組むべき回を考えます。

本来の公開学力テストは毎月第2日曜日に実施されるため、5月の公開学力テストの出題範囲は5月第2週までに授業で習ったことまでです。しかし、5月はGWで塾が休みの期間が長く、5月は1日(金)、7日(木)、8日(金)の3回しか平日がありません。月・火・水・木の授業は1度も実施されないため、公開対策で考えると5月分の授業内容は試験範囲とならない可能性が高いです。

公開対策であれば、3月と4月の休校中で手つかずの宿題を終わらせることを優先させてください。ただし、授業再開後の初回授業で提出する宿題は復習テストの範囲なので、必ず宿題を終わらせる必要があります。

3月、4月と全く宿題を終わらせていないお子様はさすがに少数派だと思いますが、万一これから全部の宿題を解かなければならない場合は、算数=理科>社会>国語の順にがんばってください。

■解ける問題より解けない問題に注力

宿題は問題を飛ばさずに全問解かなければなりません。解けない問題は5分考えても解けなければ、その後で何時間粘っても解けません。解けない問題はいつまでも考えるのではなく、

  • オンライン授業の解説があれば映像を見て解き方を確認する。
  • 映像がない時は、同じような例題を探してその解き方をテキストで確認する。
  • 映像にも例題にも同じような問題がない時は、解答の解説をしっかりと読んで、浜ノートに赤ペンで解き方を写す。

解けなかった問題は、翌日もう一度解いてください。解けてもさらに翌日もう一度解いてください。最後、公開学力テストの前日に解けなかった問題を全部解きなおしてください。

算数と理科はこのやり方で宿題を終わらせながら、公開学力テスト対策ができます。

社会は浜ノートにひたすら問題の解答を書いて、それを覚えるだけです。がんばってください。

国語は同じ問題が出題されることはありません。休校明けの初回授業で提出する宿題をきちんと解いて、算数、理科(と社会)の宿題終了後に時間があれば国語の宿題も進めてください。

国語は宿題をやらなくてもいいという意味ではありません。本当は毎週の授業に合わせて国語の問題も解くべきですが、5月24日の公開対策では優先順位が低くなるので、このような説明になりました。

■宿題が終わっている場合の公開対策

公開学力テスト対策の学習方法は少し前の記事でもご紹介しましたが、2月から新学年で学んだ内容を総復習することがいちばんの王道でかつ確実なやり方です。

いちばん取り組みやすいやり方は、2月、3月、4月の復習テストを全部解きなおすことです。1日に1カ月分=4回の復習テストを解いて、間違えた問題は解説を読んで確認し、翌日もう一度解きなおします。

問題用紙に「5/17x」などの印をつけておくと、来月以降の総復習時に役立ちます。時間のない時は過去の「x」の印がついた問題だけを見直すやり方もできるからです。

算数と理科は復習テストを解きなおすことをおすすめします。社会は復習テストよりもテキストで暗記項目を確認する方が得点アップにつながります。

すでに社会で高得点が取れるお子様は、暗記項目の確認=インプット型の学習に加えてアウトプット型=問題演習を加えると、応用力がつけられます。

公開学力テスト対策だけを考えると、公開学力テストの過去問を解くことが効果的ですが、6年生はそんなことをする必要はありません。6年生で公開学力テスト対策が必要なのは、志望校特訓の偏差値に届かないお子様だけで、それ以外のお子様は応用力強化や入試対策に時間を割くべきです。

■1日15分でも運動する時間を!

小学校でもオンライン授業が実施されている場合、平日にあまり多くの時間が取れないかもしれませんが、日曜日は十分な時間があります。今日は全力で勉強をがんばってください。

6年生であれば、本日の日曜日は算数3時間、理科3時間を目標にがんばってください。4科のお子様は算数と理科の合間の気分転換に社会学習を入れると、頭がすっきりします。

4年生と5年生は、本日の日曜日は算数2時間以上、理科2時間以上が目標です。

3年生まではそんなに勉強しなくても大丈夫です。勉強よりも朝寝坊しないで8時半には起きて、散歩や柔軟体操をすることでコロナウィルスに感染しない丈夫な体を作る方が大切です。

体力作りはどの学年でも大切です。6年生は秋以降は信じられないような学習量が待っています。今少しでも余裕があるのでしたら、散歩、腹筋、スクワットなどで筋肉をつけておくと後で役立ちます。縄跳びは短時間で運動効果が大きいです。3分連続で縄跳びできる大人の方は少ないと思います。

姿勢を正して長時間座るだけでも背中やお腹の筋肉が必要です。

あまり出来の良い見本ではありませんが、ぼんず君は休校中、毎日200回以上スクワットを続けています。だから賢くなったとは思いませんが、外出しない割には太ももやふくらはぎの筋肉は維持できています。

今日から1週間、公開学力テスト対策を続けるお子様と何もしないお子様とでは、必ず差が出ます。がんばってください。やれば結果がついてきます。

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