6年生が10月末までに済ませた方がよいこと(お子様編)

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小6受験生対応

朝晩が肌寒く感じられるようになりました。電車の中や街中で咳をする人が急に増えたように感じます。今週末は公開学力テストがあるのに、台風がまた接近しています。

天候が不安定な上に、特に6年生のお子様はお疲れで寝不足気味です。ふとしたことで風邪を引きやすくなります。ご家族は風邪を持ち帰らないようにご注意ください。

これから1月の統一入試日に向けてどんどん忙しくなりますが、受験までに早目に済ませておいた方が良いことをまとめました。

優先順位の高い順にご紹介します。

■1:証明写真の撮影

どこの中学校を受験する場合でも必ず写真が必要です。ウェブ出願の中学校(西大和学園や大阪星光など)はデータも必要です。

写真の目的は受験生本人確認のためなので、写真屋さんで正装して撮ってもらわなくても大丈夫です(学校によります)。

メガネ着用予定のお子様は、眼鏡をかけて撮影する方が無難です。

願書出願の12月中旬までに撮影すればいいのでは?と思いますが、10月、11月と過酷なスケジュールを経て、顔付きが険しくなったり、表情に疲れが出てくるので、早目の撮影がよいと思います。

ぼんず君は11月中旬に撮影しましたが、すでに目の下にクマが出ていて、とても疲れた表情の受験票になってしまいました。

撮影は写真屋さんに行く時間がなくて、自宅で一眼レフで撮影しました。なので、あまり良い写りではありません。大きさが分からなかったので、ぼんず君を壁際に座らせて、私が遠くから少しずつ近づいて10枚ほど撮影して全部現像し、学校が指定するサイズに近い写真を採用しました。

西大和の写真はPCでトリミングしたものをウェブで提出しました。写真屋さんで撮影した方が絶対に早いです。

受験票を記念に置いていますが、「この顔、嫌だー」と今だに言っています。入学後に中学校で撮影された写真の方がずっと若々しく写っています。

撮影時の洋服はぼんず君は黒っぽいトレーナーを着せましたが、中学校の校風によってはスーツ、ワンピースなどの着用が好ましい場合もあるかもしれません。洋服は学校の校風に合わせてご選択ください。

■2:インフルエンザ予防接種

インフルエンザ予防接種については賛否両論があります。

予防接種を受けてもインフルエンザにかかる。→正解です。予防接種でインフルエンザの感染を防ぐことはできません。インフルエンザにかかった時に重症化することを防ぐことができます。

予防接種を受けていれば、インフルエンザにかかっても早く治る→重症化することを防げるかもしれませんが、早くに治っても、小学校の登校停止期間は変わりません。

登校停止期間は学校保健安全法で定められているからです。インフルエンザの場合は出席停止期間は「発症してから5日経過し、かつ解熱した後2日を経過するまで」と決められています。

タミフルなどを早めに服用すると熱はすぐに下がりますので、最短で丸4日休んで登校です。ひどい熱は2日もあれば下がるので、「残りの期間は小学校を休んで勉強できる」と前向きに考えるしかありません。

インフルエンザでの欠席は欠席日数に含まれませんので、しっかりと治ったなと思うまで十分にお休みしても大丈夫です。6年生は受験校が確認する欠席日数に含まれませんのでご安心ください。

感染しないにこしたことはないので、気休めかもしれませんが、除菌グッズ(置き型スプレータイプの除菌商品)を使いまくるのも手です。我が家は6年生の時だけ、各部屋にクレベリンを置き、クロニタス除菌スプレーを何本も使って除菌し続けました。

ぼんず君は毎年のようにインフルエンザにかかっています。ひどい時はAとBと2回感染しましたが、6年生の時だけは奇跡的にかからなかったのは、スプレーのおかげかもしれません。

予防接種は毎年受けています。症状はそれほどひどくありませんので、注射の効果とも考えられます。受験生の皆さんは念のために予防接種の予約を早めにしておく方が安心ですね。

ニュースでインフルエンザが取り上げられるようになると、ワクチンが品切れになってしまうので、早めの予約をおすすめします。

勤務先によっては、健康保険組合から代金の補助が支給されたり、指定病院や指定先で接種できる場合があります。該当する場合は医療費還元を受けられますので、ぜひご確認ください。

■3:歯科検診

虫歯の痛みは突然きます。直前特訓の際や試験本番で歯が痛くなったら大変です。一度歯の検診をしておくと安心です。万一、虫歯が見つかった時の治療期間も考えて、10月中に歯のクリーニングも兼ねての検診をおすすめします。

歯科矯正中のお子様は10~11月の調整時に虫歯チェックをお願いすると時間節約になります。

■4:小学校の置き荷物を持ち帰る。

もし、12月中旬から小学校をしばらくお休みする予定の方は(関東の場合は年明けから)、小学校のロッカーに入れている物を少しずつ持ち帰るようにお子様に念を押すとよいです。保護者様が想像する以上に小学校に置いている私物の量は多いです。

そのままにしておいても受験終了後にまた小学校に通うので問題ないと思いますが、気持ちを整理する上で、我が家はお休み前に全部の物を持ち帰らせました。何日かに分けて持ち帰らせましたが、最終日は校門前まで迎えに行った記憶があります。

■番外編■

●最終的な志望校決定の話し合い

10月下旬までにはどの中学校を受験するのかを確定させる必要があります。塾に用紙を提出するタイミングがよいと思います。

話し合いの必要がないのは、

  • 第一志望校の志望校別特訓に7月から参加し、
  • 冠模試でもA判定が続いており、
  • 成績が安定している

上記の場合は、お子様に改めて聞くまでもありません。関西統一入試初日からの受験校を改めて確認するまでです。受験校を変更される場合は、すでに予約済のホテル手配の変更・キャンセルをご注意ください。

ホテルの一覧をまとめた記事があります。受験地が大きく異なる場合のご参考にされてください。

6年生全員が成績が安定して、A判定が続いているわけではありません。話し合いが必要な方も多くいらっしゃると思います。

  • 第一志望校の志望校別特訓の資格が取れていない
  • 親子で希望する中学校が異なる

場合です。家庭内で話を続けても結論が出ないかもしれません。

そんな時の進学塾です。希学園のようにこちらが頼まなくても頻繁に面談を設定してくれる塾は稀ですが、どこの大手進学塾でも「教育相談」という形で受験校の相談をしたいとお願いすれば、希望の先生に時間を取ってもらえます。

塾の先生と事前に電話で打ち合わせをして、実力相応の中学校を勧めてほしいとこっそりお願いすることもできます。塾の先生は男の子向け、女の子向けの表現で中学校の良さをうまくアピールしてくれます。

そのためにも、受験校相談の教育相談はお子様が普段から慕っている先生指名でお願いするのが効果的です。人気の先生はこれからの季節、教育相談が殺到して予約でいっぱいになるので、できるだけ早く動くのが良いと思います。

高額な塾の月謝は授業料だけではなく、このようなフォローも含まれると思いますので、制度をうまくご活用ください。

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