公開学力テストの問題を毎月コツコツ買い続けることと、復習テストの過去問をオークションやメルカリで購入するのは全く異なります。
復習テストはテキストの改訂がない限り、残念ながら毎年同じ問題が使用されています。兄弟で同じ塾に通う場合、上の子とクラス帯が同じであれば、上の子の復テはそのまま問題と解答になる可能性があります。
私は復習テストの答え持ちはしない方がいいという考えです。
何のために塾に通うのか。ガチで受けたテストの結果が今の実力です。
答えを丸暗記して復テだけ高得点を取った結果のクラスは実際の実力と合っておらず、クラスメイトからも「あいつ、このクラスに合わないよな」と陰で言われるだけです。
私の国語フルサポートは小6の段階で止めました。
理由は2つあります。1つは初見の記述問題が書けるようになってほしいこと。もう1つは塾のテキストや復テの問題は志望校の国語の問題の傾向とあまりにも違いすぎて、復テの勉強にあまり時間を割きたくなかったからです。
ぼんず君の小6の国語の成績は、復テは下がり、公開は横ばい又はやや上昇気味でした。復テ対策はクラスが維持できる程度に持ち点を計算しながら、最低限の親支援を続けました。
小5までは塾の全教科のテキストを大切に勉強すべきですが、小6は入試に焦点を合わせた勉強法に少しずつ変えていくべきと思います。私のようにひたすら分析ばかりしている暇人でない保護者様は、親の管理下で国語の答え持ちをするのもありだと思います。
大手を振って推奨できる方法ではありませんので、誰にも話さず、静かに黙って、子どもとも話し合って、何回に1回使うとか、大人の采配が必要です。
あるいは、いっそのこと、秋以降はベーシックの国語は捨てる、という選択肢もあると思います。
ただ、塾に相談しても、「国語のテキストは志望校の出題傾向と違いすぎるので、授業を受けなくても大丈夫ですよ」とは絶対に言ってくれません。
辞めようかどうかの相談は、別の人にすべき、又は保護者様の判断で行う必要があります。
思いきって復テの過去問を入手(購入)しても、全く違う問題が出題される場合もあります
秋以降は公開を受験する時間も惜しいと思うくらいの過去問地獄が待っています。中学受験は合格してナンボの世界です
コメント