小6☆過去問解きは今すぐ始めた方が良いです!

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(6年)過去問対策

小6の皆様はお盆期間中のオープンやプレ模試が終わり、結果が出るまで一段落の状態だと思います。浜学園は結果返却までに10日以上かかりましたが、希学園は早ければ翌日返却で、結果によってはすぐに志望校変更の話になります。

いずれにしても、この時点でおおよその志望校を絞り始めてよいと思います。今から志望校のレベルを下げることはあっても、上げることはまずないからです。関西男子の話ばかりで恐縮ですが、関西最難関男子の統一入試受験校は、

1日目に灘か甲陽(2日受験コース)/星光、洛星他→2日目(午前受験)午後は西大和→3日目に東大寺、洛南他

のパターンが王道です。西大和の問題は特殊すぎるので、西大和を第一志望とする方以外は西大和の対策は秋からで良いです(西大和が第一志望であれば1日目夕方に専願:21世紀、で受験することをおすすめします)。

塾からは「過去問はまだ解かなくてよい」と言われているかもしれませんが、1(~2)日目と3日目の最難関中学校の算数と理科は20年本が売られていますので、20年本の古い年度から解き始めて良いで。と言うより、まだ始めてない方は今すぐ始めた方が良いです解き終えた過去問の整理方法よりも先に今日の記事を書くべきでした。

お盆休みの間は終日自由な時間があるので、半分は塾の勉強、半分は過去問解きに使えます。20年本をお持ちでない方は売り切れる前にぜひ入手されてください。

5/24前後から多くの中学校の最新版の赤本が発売されました。

2020年度 灘中(算数と理科の20年本は6月下旬に発売予定です)

2020年度 甲陽学院

2020年度 東大寺学園

2020年度 洛星

2020年度 大阪星光

2020年度 西大和学園

2020年度 洛南

我が家は昨年の夏までに2校分の20年本の算数と理科(計4冊)を半分解き終えました。皆さんと同様、ぎゅうぎゅうのスケジュールで、どこに過去問を解く余裕があるのか?と思いましたが、時間があれば1教科ずつ過去問ばかり解いていました。最新年度6年分は10~11月の実力完成期に解かせる必要があるので、封印しました。

この時期は秋以降と比べるとまだ殺気立ってないので、先生への質問もしやすく、前に進められました。過去問web解説講義(有料)を終わった年度から順に申し込みました。算数よりも理科が歯が立たないことが分かり、すぐに理科の補強対策を取りました。

国語は10年分ほどの過去問を用意して、5月頃から古い年度から解き始めましたが、記述問題が全く解けないことが改めて分かったので、先に進めるのをいったん止めました。早目に過去問解きを始めることで、大幅な記述力不足に気づけました。夏から個別指導を併用し、まともな答案が書けるようになるまでに半年近くかかりました

「秋までに入試問題が解けるまでの力が付く」と塾の進学説明会で言われると思いますが、国語の記述力や算数の瞬発的なひらめきや記述作成力、社会の資料をその場で読み込む力、理科の総合力は、すでに学力が仕上がったお子様は別として、塾の志望校別特訓を受けるだけでは身に付かない人もいます。3カ月で完成形に近づく人もいれば、直前特訓の時期になっても記述が書けないままの人もいます。

今の時期に過去問を解いても、合格者平均どころか受験者平均にも届かなくて当然です。3カ月後には随分解けるようになります。それでも、上記の高度な技術が不足しており、特別な対策をしない場合は、3カ月後もおそらく合格者平均点が取れないままです。お子様の能力不足な部分を見つけて、集中的に強化するのが保護者様の大切な役割です。

今から過去問解きを始める目的は、

・特別な対策を必要とする超苦手分野を見つける。

・現状の実力が、3カ月後には何とか手が届きそうな仕上がり具合か判断する。どうにもならない場合は、思いきって外注を併用するか、志望校を変えるか。今と同じことをしていても、3カ月後も今と同じ成績です。

・各中学校の出題傾向とお子さんとの相性を見極める。

など、たくさんあります。お子さんには上記の判断は出来ないので、保護者様かプロの先生にお願いするのが良いと思います。

20年本とB4サイズでコピー可能なプリンターはこれから入試まで必須アイテムです。過去問を2回以上解きなおすなど、本当に大量のコピーを取ります。大容量インクのプリンターを強くおすすめします。

※8/17 13:10追記:過去問コピーの際に便利なサイトを以前にご紹介しました。四谷大塚ドットコムです。問題だけの掲載しかない年が多いですが、赤本をコピーするよりもPDFファイルで一気に印刷できるため、コピーの時間を節約できます。

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