小5までのお子様が自宅近くの教室に通うのと、本部校(大規模教室)に通うことについて昨日まとめました。
本日は、小6のお子様で、平常授業ではなく、志望校別特訓(12月下旬からは直前特訓)が複数教室で開催されるコースに所属される場合についてです。
浜学園の場合、私の知る限りでは、昨年も今年もM灘コースと東大寺コース(単独校ではなく、星光・東大寺、東大寺・西大和など名称が異なる場合があります)は複数教室で開催されていると思います(違っていましたら訂正しますので、ぜひコメントでお知らせください)。
マスターコースと同様に、志望校別特訓でも大きい教室に多くの生徒さんが集まり、複数クラスが展開されます。昨年の直前特訓では、西宮教室のM灘コースは3クラス、天王寺教室の星光・東大寺コースは4クラスあったと思います(違っていましたらご指摘ください)。
それ以外の教室は1~2クラスの展開で、1クラスの場合は復習テスト&公開成績によるクラス替えはなく、テスト結果がダメだった場合でもクラス落ちはありません。
3~4クラス展開の教室は、テスト結果次第では、1組から3組への2クラスダウンや、その逆の2クラスアップもありえます。
教室は離れていてもコース全体の統一感を持たせるために、復習テストの成績をコース全体を母数として算出するなど、先生方は工夫を重ねておられました。
一般的な意見としては、多くの生徒さん達と競争することでやる気が出るお子様は複数クラス展開の教室で、クラス変動による影響(動揺)を避けたいお子様は1クラス展開の教室で受講されるのがよいと思います。
ただし、直前特訓は参加を見送って、最終調整をご自宅(個別や家庭教師の併用)でされるご家庭もあります。まんべんなく網羅するテキスト中心の講義&演習よりも、
苦手分野の再確認
時間を計って初見問題に取り組む
暗記確認の徹底
国語の記述力精度アップ
など、最終時期の取り組み課題が明確な場合は、自宅調整の方が効率的です。
ただし、この場合はプロの外注または勉強を教えられる保護者様の帯同が必須です。
元旦のオープンやB日程対象演習日(東大寺、西大和)だけ選択しての参加も可能だと思いますので、コースの先生にご相談されることをおすすめします。
我が家は直前特訓の全課程に参加しましたが、今から思えば、授業を取捨選択してもよかったかなと思います。
講義を聞く時間も全て問題を解かせて、分からない問題だけ個別や家庭教師に解説してもらうのが最も効率的ですが、毎日数時間個別を利用すると、直前の20日間で天文学的な受講料が発生しそうです。
我が家にはぼんず君の下に兄弟はいませんが、もし2人目も中学受験に挑戦する場合、直前特訓の受講は取捨選択すると思います。
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