小学校全学年~☆いつから自発的に勉強するようになるか。

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ぼんず君は約3年半の間、塾に通いましたが、中学受験の勉強はおそらく親(私)が熱心だから止めたくても止められないまま、続けていたと思います。

その証拠に、私が不在の時は勉強しないで昼寝をしていたり、親がチェックし忘れると、丸付けもせず、空白だらけの浜ノートで宿題を提出したこともありました。

私が見張っていれば真面目に勉強し、成績もそれなりに上位を維持しましたが、中学受験の意義などは理解していなかったと思います。

塾から「○○中学に合格するぞ!!!」とあおられ、乗せられ、競争させて、勢いの中で受験は終わったと親からは見えました。

進学先の中学校が決まり、「しばらくは寝太郎にでもなるのかな?」と思ったら、予想に反して、

「これから何を勉強するのがいいのかな」

「また一緒に勉強してくれる?」

と聞いてくるではありませんか。一緒に勉強するのはコリゴリですが、中学受験は終わったのにやる気に満ちているので、理由を聞いたところ、

「お母さんが『勉強ができると将来進める道の選択肢が増える』と言ってた意味がやっと分かったよ。勉強しとくと、結局は自分のためになるんだよね。」と言うので、ものすごく驚きました。

その後も、日本は今でも学歴社会の側面が強いので、新卒で就職する際に出身大学が重視されること、

立派な大学を卒業すると、社会に出てからその大学の先輩方とつながれること、

難関大学は国が立派な施設を用意しているので、勉強の環境が充実していること、

上位の中学・高校・大学には高い目標を持った学生が集まること、

などを語りました。全て私が、ぼんず君が小さい頃から話し続けていた内容ですが、通塾時代はその意味を理解していなかったと思います。小学生には難しい内容です。小学生の時から損得で動く子はあまりいないので(特に男児)、当然かもしれません。

そういう意味では、勉強すると自分が得することに早く気がつくのは女子だと思います。

ぼんず君は、受験が終わって一息ついて、この先、自分は何を目指そうかと考える中で、親から繰り返し言われてきた話と自分の将来が、ようやく結びついたようです。

心の成長が体の成長に追いついたのだと思います。この時期から空き時間に本を読むようになりました。

もっと分かりやすく話してくれれば、勉強の大切さにもっと早く気が付いて、もっと熱心に勉強したのにぶー。」

と言われた時には、「気が付くのが遅すぎプンプン!」と言い返しましたが、ぼんず君もようやく世の中の仕組みに少しずつ気が付いてくれたようですニコニコ

小学生の時点でこれに気が付いたお子様は、親からヤイヤイ言われなくても「自分の将来のために」勉強をしたのでしょう。

ぼんず君は中学生になる直前に勉強の意味に気が付き、春休みからの勉強は、受験時代よりも熱心に見えました。

入塾試験、定期試験、実力試験、それぞれの目標に合わせて、「いつから始めれば間に合う?」」と聞かれはしますが、自分で主体的に準備し、予定を立てて勉強しています。

方向性や勉強方法はいまだにずれていることが多いので、私の役割は軌道修正と質問受け(今でも全教科ですえーん。)が中心になりました。

また、それぞれの科目が持つ意味や役割、将来どう活用できるかを聞かれることが多くなりました。不用意な回答はできないので、相変わらず私も教材は全て目を通していますが、同じ教えるにしても今は楽です。

この熱意が中学受験時にあれば、私は仕事を続けられたかもしれないえーん、と思いましたが、中学生になる直前に気がついてくれてよかったです照れ

お子様が自発的に勉強するようになる時期は、心の成長時期と重なると思います。それまでは、親がどれだけうるさく言っても、「やらされている」感が強く、勉強と監視は一対でするしかありません。

世の中の仕組みや勉強が自分の将来を切り開く手段となることに気が付いてくれれば、あとは早いです。それまでの間は、お子様に分かる表現で、保護者様が繰り返し話をすることと、そして、お子様の心の成長を気長に待つしかないと思います。

お子様の心が成長した時に、これまで保護者様から聞いていた内容とお子様の思考が結びついて、頭の中で具体的な絵となって理解につながると思います。したがって、理解していなくても、繰り返し説明することは大切です。

ぼんず君はようやく世の中に仕組みに気が付いたようですが、心の成長はまだ完成形ではありません。ちりがみを洗濯機に入れてしまうくらいですから爆  笑

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