小6☆関西統一入試まであと半年~お子様のケアレスミスを減らす保護者様の上手な声掛け

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小6受験生対応

大阪はG20サミットが無事に閉幕し、週明けからいつもと変わらない街並みに戻りました。大阪ではトップニュースの扱いでしたが、全国的に見れば、地方の一都市でサミットやってるなーくらいの感覚でしょうか。

昨日から7月が始まりました。関西地区の進学塾はサミットの影響で3連休でしたので、真面目に勉強できたお子様は昨日からの復習テストで好調なスタートが切れたと思います。

6年生の関西地区のお子様は、関西統一入試まで残り半年となりました。灘中を始めとする関西最難関中で、すでに入試日程が発表された学校があります。

灘中、甲陽学院 1月18日(土)、19日(日)

洛星、大阪星光 1月18日(土)

神戸女学院 1月18日(土)、20日(月):1日、間が空くのですね。知りませんでした。

東大寺、西大和、洛南は統一日の18日に試験は実施しないと思いますので、最難関校が志望校のお子様は、1月18日から3日間で入試の山場を迎えることになります。 日程が確定すると、いよいよ始まったという気持ちになりますね。

浜学園では7月から志望校別特訓が始まります。しばらくの間は「M灘」「最難関」「難関」とざっくりとした分け方ですが、この3つのコースそれぞれの間に横たわる壁(学力の差)はとてつもなく大きいです。夏休みまでにこの壁を越えられないと、秋以降は今のコースで確定となってしまいます。

そもそもコース資格が取れたら合格できるわけではありません。それぞれのコースの上位1/3より上にいないと合格は難しいです。上位1/3にいても合格できないお子様も毎年いらっしゃいます。具体的には、コースの1組→2組…と上のクラスになるほど、クラス全体に占める合格者の割合が高くなります

コース資格ぎりぎりでいちばん下のクラスからスタートする場合は、これから夏休みにかけて「寝る以外は勉強」の生活と「戦略的な勉強の計画」の両輪で、成績を上げつつ、コース内のクラスも1つずつ上を目指す心意気でがんばってほしいです。人数は多くはありませんが、これから夏~秋にかけて成績が降下するお子様が一定数いらっしゃいます。変な言い方ですが、その席を狙うつもりで、最も必要な勉強から優先順位をつけて正しく勉強すれば、偏差値5アップまでなら十分に手が届く数字です

ただ、実際には、志望コースの基準偏差値にあと0.5足りなかった、など、わずかな差でコースに入れないというケースが多いと思います。これは、そのまま、入試結果が「合格最低点から2点差で不合格だった」というケースと同じです。合格最低点の前後2~3点のところに最も多くの受験生が密集しています。1点差、2点差で惜しかったのに、というお子様は実は非常に多いのです。

公開学力テスト返却後に答案を見直すと、「こんな簡単な問題はしっかりやれば解けたのに」「カタカナで答えなかっただけで正解は分かっていたのに」「これとこれが正解だったら、3科合計があと10点は上がる」とお子様が主張することはありませんでしょうか? ぼんず君は毎回そうでした。中学生になっても変わりません。異様に自分に甘いです。その分、私が現実を伝えなければなりませんでした。

「その簡単な問題も解けないのが、ぼんず君の今の実力」「カタカナ指定の問題の指示も読み落とすような子をふるい落とすための試験だよ」と、言い訳する横で、今の点数が今のぼんず君の実際の力であることを伝えました。この指摘をすると、ぼんず君はものすごく不機嫌になるか、怒りだすか、無言でトイレに行くか、揉めることが多かったです。それでも、現実を理解した上で次の対策を始めなければなりません。伝え方が難しいですね。

ダメ出しばかり続けたら、ぼんず君は凹みまくるだけです。そこで「どうすればミスを防ぐことができるか」を必付け加えました

  • テストは今足りない力を示してくれる物差しであること
  • 同じ間違いは二度としないと思いながら見直しをすること
  • 次に同じパターンで聞いてこられたら、同じ落とし穴に引っかからないこと

受験学年の6年生になるはるか前から、上記の内容を言い続けました。残念ながら、同じパターンの落とし穴に何回もはまり続けていました。

  • カタカナで答えなさいの指示なのに漢字で答える
  • 円の問題で直径半径を間違える

直径と半径のような、あまりにもアホみたいな間違いが続くと、親の私の方が凹みそうになりましたが、諦めないで、繰り返し言い続けました。「円周は長さから直径を使う、面積は二乗するから半径を使う」。最難関校志望の男児でも、小4~5の頃はこんな子もいる例として、お子様との会話のネタにされてください。

あとわずかでコース資格に手が届きそうで届かないお子様の多くは、ぼんず君のようなそそっかしい間違いをされていないでしょうか。一度、2月からのすべてのテストの答案を分析して、間違いのパターンを把握・分類されるとよいと思います。

最初から空欄、白紙で手も足も出ていないような答案であれば、上のコースを狙うことそのものを再検討する必要があると思いますが、「あれ?これ解けているのに」という間違いが目立つ場合は、夏の勉強計画のデザインと戦略次第で成績アップが目指せるかもしれません。

このような対策こそ、プロの個別講師や家庭教師に依頼すべき案件です。私が「一度ぼんず君のご指導をお願いしたいな」と思っているうちに中学受験が終わり、ご縁のないままとなった先生が夏休み限定で生徒募集をされていました。勝手にリンクを貼ることはできませんので、気になる保護者様は過去の私の記事からご推測の上で、お問合せされてみてください。おそらくすぐに枠は埋まると思いますので、気づいた保護者様は幸運ですよ!

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