緊急事態宣言再発令:コロナ感染防止目的で小学校を欠席できるか

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小6受験生対応

■コロナ新規感染者数が爆発的増加

東京、埼玉、神奈川、千葉で緊急事態宣言が1月7日再発令されました。関西地区も連休明けに再発令される可能性が高いです。全国的にコロナ感染者数が爆発的に増加する中、3連休でも外出を控えられるご家庭が多いのではないでしょうか。

中学受験を目指す6年生は、マスクをして塾に向かい、今日も朝から授業のお子様が多いことでしょう。授業はしっかり聞いて、問題は真剣に解いて、同級生との会話は極力控えるようにお子様にお伝えください。

1月9日10:00時点での新規感染者数は7882名です。この人数を日本の人口約1億2650万人で割ると、1日で1000人につき6名が1月9日だけで感染したことになります。新規感染者数は毎日増え続けています。

googleのCOVID-19感染予測(日本版)を見ると、1/9の新規感染者予想は4590人ですが、実際の人数はこれより3000人以上も多いです。googleの予想では、増加のピークは1/18前後で、おそらくピーク時には1日1万人以上の新規感染者が出るのではないでしょうか。

■お子様の安全な環境を作れるのは保護者様だけです

どのご家庭でもコロナ感染を防ぐためにマスク着用や人混みを避けるなどできる限りの対策を継続されていると思いますが、個人の対策だけでは感染を防ぎ切れない段階が近づいているような気がします。

6年生の受験生がいらっしゃる保護者様は「小学校を休ませるべきか」と連日お悩みではないでしょうか。関西地区の場合は、1月16日からの関西統一入試に向けてすでに受験票が発送済の中学校が多いです。東大寺学園は昨年の12月21日発送済、灘中は1月7日発送済のスケジュールです。

受験票が届いているということは受験資格をいただけたということで、ごく一部の厳格な中学校を除いて3学期の欠席を厳密に確認されることはまれだと思います。

統一入試前の数日であれば、連休明けの1/12から15日まで連続で休んだとしても4日です。3学期の始業式からすでに小学校をお休みされているお子様もいらっしゃるかもしれません。連休明けからの欠席は、保護者様のご判断の下で担任の先生に必ずご連絡の上で自宅学習されればよいと思います。

担任の先生が中学受験に否定的な場合は立ち回りに若干戦略が必要ですが(謙虚な姿勢と低姿勢な対応)、お子様を守れるのは保護者様だけです。

たかが中学受験、という考えは先生だけではなく一般的にも多数を占めています。しかしながら、中学受験を目指すお子様達は、低学年の頃から塾に通い、小学生が取り組むとは思えないような難しい問題に挑み続け、6年生に至ってはすべての長期休暇の大半を塾で過ごし、大晦日も元旦も塾で試験を受けて、これでもかと追い込みをかけながら今日も明日も試験本番まで努力を続けているのです。

小さい身体でまさに命がけの挑戦を続けるお子様が安心して勉強できる環境を整えるのが、保護者様の今の大事な役目です。先生の気質に合わせてうまく立ち振る舞ってください。

入試直前に小学校を欠席することに関する私の考えは、過去の記事「小学校の欠席日数上限にご注意ください」でまとめています。

■「子どもを自主休校させた」ツイート相次ぐ

関西の受験生全員が関西統一入試で志望校が決定するわけではありません。国立や私立中学校の入試はまだまだ続きます。九州地区は1月下旬、東海・関東地区は2月初旬が受験のピークです。

連休明けの1/12から入試までずっと小学校を欠席し続けることは、なかなか勇気が要る行動です。欠席日数の兼ね合いも気にしなければなりません。

それでも、「子供を自主休校させた」とtwitterでツイートする関東地区の保護者様が相次いでいるとヤフーのニュースで取り上げられていました。ツイートを読むと、自主休校は欠席扱いになると言われてやむなく登校させているという書き込みがあれば、欠席扱いにしませんと学校から言われたという書き込みもあります。

新型コロナウィルス感染を防ぐために小学校(中学校)を欠席する判断を保護者様がしたい場合、学校の対応について何か取り決めやマニュアルがあるはず…と思い、文部科学省のウェブサイトを探してみました。

■文部科学省通知の学校運営マニュアル

2020年6月5日に文部科学省は「新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドライン」を通知しています。このガイドラインは学校運営のおおまかな指針であり、詳細については衛生管理マニュアルなどで別途示されています。

学校における新型コロナウイルス感染症 に関する衛生管理マニュアル ~「学校の新しい生活様式」~ (2020.12.3 Ver.5)」を読むと、受験生をお持ちの保護者様がまさに知りたいと思われている内容の説明がありました!マニュアルの47ページにある項目をそのまま転記します。


 

■保護者から感染が不安で休ませたいと相談があった場合

まずは、保護者から欠席させたい事情をよく聴取し、学校で講じる感染症対策について十分説明するとともに、学校運営の方針についてご理解を得るよう努めてください。

その上で、新型コロナウイルス感染症については現時点で未だ解明されていない点も多いなどの特性に鑑み、例えば、感染経路の分からない患者が急激に増えている地域であるなどにより、感染の可能性が高まっていると保護者が考えるに合理的な理由があると校長が判断する場合には、指導要録上 「出席停止・忌引等の日数」として記録し、欠席とはしないなどの柔軟な取扱いも可能です。(衛生管理マニュアル47ページより抜粋)


 

■欠席扱いにしないかどうかは学校長の判断

まとめると、以下のような内容になります。

新規感染者数が急激に増加するなど、感染の可能性が高いので学校を休ませたいと保護者様から申し出がある場合、学校長の判断で欠席扱いにしない取り扱いも可能である。

担任の先生に話をしても、最終的には校長先生が判断されるということです。

関東、東海地区などで連休明けからお子様の自主休校を検討されている保護者様で欠席日数の縛りがある場合、まずは担任の先生経由で校長先生にご判断をお願いする必要があります。

交渉がうまくいけば、自主休校で休んだ日数が欠席扱いにならず、出席停止扱いにしてもらえるかもしれません。小学校にお願いする際には、「大事な中学受験のためなんです」と心情面で訴えるよりも、文部科学省のガイドラインにこう書いてあるのですが、出席停止扱いにしていただけないでしょうか。と淡々と謙虚にお話しされるとスムーズに話が進むと思います。

■自主休校するなら保護者様の付き添いが不可欠

自主休校に対して学校側が心配するだろうことは、

  1. 休んだ期間の小学校の授業内容を自宅でフォローできるか。
  2. 勉強が分からないから補習してほしい、休んでいる期間はオンライン授業で対応してほしいなどと特別対応を要請してこないか。
  3. 自宅学習期間、保護者様が責任を持ってお子様と一緒に過ごせるか。

この3点ではないでしょうか。中学受験を目指すお子様であれば1と2は何の問題もないと思います。問題は3番目です。自主休校したいとお願いするのであれば、朝からずっと保護者様は自宅に居なければなりません。勉強を見るだけではなく、食事の用意や、平日日中にお子様が外を出歩かないよう監督する必要もあります。

小学校とうまく交渉できる、そして平日ずっとお子様に付き添える保護者様でないと、自主休校の選択は難しいと思います。

私なら、担任の先生の面子を保ちつつ、校長先生とうまく交渉して、誰にも言わずに黙って自主休校をします。ぼんず君にも塾でべらべら話さないように強く言い聞かせます。

小学校を自主休校して、それなのにコロナに感染したら大問題なので、家族全員の感染予防を徹底します。それから塾をどうするか、判断します。場合によっては前日は行かせないかもしれません。

最後に、小学校を欠席するお子様は決して多数派ではありません。行動は目立たないように静かに黙って実行する方がよいです。本日の記事はお悩み中の保護者様のお役に立てればと思い、大急ぎで書き上げました。お子様第一でご判断・行動いただきたいです。

休むからにはお子様を必ず合格させるんだ、と保護者様だけで心の中でさらに闘志を燃やしてください。秘かに応援しています。

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