6月16日(日)に鉄緑会大阪校の保護者会が実施されました。内容は昨年同様に教務からのお話パートと、講師と保護者との個別面談タイムに分かれました。個別面談は英語と数学の両先生それぞれと5~10分ほどの間、一対一でお話ができます。広い会議室の壁際に先生方の机が並び、その前に先生が受け持つ生徒さんの保護者様がずらっと並ぶ形式です。
広いスペースのあちこちで面談が行われ、各面談場所の間に壁などありませんから、話の内容は周囲に筒抜けです。昨年は目から星が散るような厳しいコメント・ご感想・注意点を各先生にいただき、とても恥ずかしい気持ちで帰宅しました。ぼんず君からは「そりゃあ、『悪いところを遠慮なく話してください』と言えば、ビシバシ言われるにきまってるじゃない」と言われましたが、先生方はどなたも物おじするような性格からは程遠く、頭が良い分、短くて的確な表現でずばっと現状をご指摘いただきました。
「今年も『改善ポイントを聞いてくるわ』」と出かけました。今年ぼんず君を教えて下さっている先生方は昨年以上にパワーアップした感が強く(おそらく講師2年目でご指導能力に磨きがかかられたのではと思います)、こちらからお聞きする前に改善ポイントの数々や先生が日ごろから気になるぼんず君のダメダメポイントを次々とお話くださいました。
ご指摘いただいたダメダメポイントをここに記載すると、ぼんず君が特定されてしまうくらいに内容が具体的すぎるため、ご紹介は割愛します。先生とのお話の中で、非常に驚いた内容があり、それは多くのお子様に当てはまるだろうということが1つありましたので、その内容をご紹介します。
ぼんず君に対する先生のご意見が一通り出揃った後で、先生がおっしゃった一言です。
それは、
「中学生は、親が見てないと勉強しませんよ」
です。多くのご家庭では中学受験合格のご褒美にスマホを契約されているようです。我が家はもちろんぼんず君専用のスマホは契約していませんが、スマホをお子様に渡した保護者様はその管理に苦戦される方もいらっしゃるようです。中学生だから、自分で判断・管理してスマホを使いこなしてほしいと保護者側は思いますが、実際夜遅くまでLINEやYou tubeの閲覧に使われるようです。
期末考査直前だからしばらく使用を停止する、という管理は非常に難しいようです。大人でもスマホの使用を制限されると不便なように、いったん自由にと渡された物を停止されるのは、お子様にとっても不便なのでしょうが、学生なんだからまずは勉強しないと、、と思う私は相当古いタイプの親のようです。
鉄緑会は、毎週の復習テストに加えて、宿題の提出も先生にチェックされます。ぼんず君に「宿題やったー?」と聞くと、「やったよー」と答えますが、面談での先生のお話では、自分が好きではないものは出さないことがあるとご指摘いただきました。
昨年も同じことを言われたので、仕方なく私のチェックを厳しくして、抜け落ちがないようにしていましたが、中2になったことだし、と管理を緩くすると、また提出漏れの宿題があるようです。「もう中学生なのに、親がまだ管理したり、うるさく言わないとダメなんて情けないです」という私の反応に対して、先生が冒頭の返答をなさいました。
中学生でも親が見ていないとサボる事例は、後日、鉄緑会ではない別の先生との会話の中でも出てきましたので、決して珍しいケースではないと思います。中高一貫校の生徒が親に見られていないとサボるなんて、入学前は想像もつきませんでした。ただ、今のぼんず君は放置すれば、確実にさぼり君になると思いますので、あまり気乗りはしませんが。少なくとも高校生になるまでは緩く見守りを続けるつもりです。
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