中学受験に協力的でない父親に対する気持ちの持ち方【我が家の事例】

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中学受験_保護者様向け
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昨日の記事では、名門指導会代表の西村則康先生の著書をベースにまとめられた、共働き家庭のお父さんが中学受験時にすべきこと、してはいけないことをご紹介しました。温和な西村先生の著書なので、それほど手厳しい内容は書かれていません。

本の内容は通塾を始められたばかりのご家庭には参考になるかもしれませんが、

  • 最難関中を目指している
  • 成績を大きく伸ばしたい
  • 6年生で全く余裕がない

のご家庭にとっては、「では、どうすればいいのか」「心の持ち方を教えてほしい」「最低限やってもらいたい役割は何か」と感じられるかもしれません。

昨日の続編記事として、本日は、片方の保護者(我が家の場合は男性保護者:父親)が中学受験に協力的でない場合、具体的にどのようなことが起きるのかの事例とそれぞれの対処法を、我が家を例にしてご紹介します。

1.勉強を教えてくれることは期待しない

ぼんず君が塾に通い始めたのは小3の秋です。中学受験はそれほど必要と思っていませんでしたが、小学校の授業が余りにも退屈そうだったことと、ぼんず君の性格では公立中学校で高得点の内申点を揃えるのは無理だろうだから、それなら試験の点数だけで合否が決まる中学受験をさせる方がよいだろうという気持ちで塾通いを始めました。

通塾から半年ほどで予想以上に成績が上昇し、ぼんず君の成績を安定させるために、私が自宅学習の工夫に時間を取られるようになった頃から、ふと思うようになりました。

ぼんず君母
ぼんず君母

ぼんず君父は私よりも賢いから、ぼんず君に勉強教えられるかも。

ぼんず君父はピカイチ大学のピカイチ学部出身で、さらにこの年代には珍しい中高一貫男子校出身です。きっと華麗にぼんず君に算数や国語の解説をしてくれるだろう、と期待しました。結果は、

ぼんず君父
ぼんず君父

(無言でテキストを読んで自分だけ理解する。で、ぼんず君に向かって一言)解いて。

ぼんず君母
ぼんず君母

解けない問題を小学生に分かる言葉で説明してあげないと。

ぼんず君父
ぼんず君父

疲れて帰ってきてるのに、そんな面倒なこと出来ないよ。

確かに、その通りです。

私もフルタイムで仕事をしていましたが、稼ぐ額はとても少なかったので、「仕事が大変なのに、家に帰ってまでこんなことはできない」と言われると、何も言い返すことはできませんでした。

2.勉強するそばで「見張る」ことも頼まない

勉強を教えられないなら、せめて私が家事の最中にぼんず君がさぼらずに勉強しているかを「見張っていて」と思い、見張りをお願いしたこともあります。

ぼんず君父
ぼんず君父

見張り、いいよー。

と、気軽に引き受けてくれるので、その間、食事の支度や掃除をして、そろそろバトンタッチしようと様子を見に行ったところ、驚くような状態でした。

ぼんず君父はゴロリと床に横になって、スマホを見ていました。ぼんず君が勉強しているかどうかをじっと見続けることは全くしていません。

見張りがなければ、ぼんず君は「ぼーーっ」とする子です。見張りを頼んだ間の勉強時間を無駄にしてしまいました。

「勉強しなさい」と言う親が、目の前で横になってスマホで遊んでいる状況で、子どもが一生懸命勉強するはずがありません

ぼんず君母
ぼんず君母

見張り係もできないか…

とがっかりです。見張り係はただ眺めていればいいのではなく、動きが止まっていれば「集中」と声をかけたりよく出来ていれば「がんばったね」と褒めたり、順調に勉強が進んで、ぼんず君が自ら

ぼんず君
ぼんず君

こんなに進んだよ。

とノートを見せる時は、おだててもっと勉強させるなど、子犬に芸を仕込むような愛情と目配りが必要です。

教えることができず、見張りもできず、ぼんず君父は中学受験に巻き込まない方がいいなという結論は、かなり早い段階で私の心の中で出していました。

3.中途半端に口出しされるよりも無関心がありがたい

4年、5年と学年が上がるにつれて勉強量が多くなり、土日も塾のイベントや中学校訪問などでつぶれることが多くなりました。

6年生の生活は土日も全部つぶれて、週7日全部、塾か個別かどこかに出かけるようになりました。

もう二度とあんなスケジュールはこなせないと思うハードな生活です。そんな時に、

「今のやり方で受かると思うの?」

「勉強の仕方がおかしいんじゃない?」

などと言われたら、修羅場になっていたと思います。

それであれば、何も口出しされない「無関心」の方が、楽でした。

ただ、無関心であっても、「批判」は山ほどされました

  • 小学生らしくない
  • それだけ勉強させてどうするのか
  • 自己満足でやってるだけではないか

趣味で勉強させているんだよね」と言われて、かなり頭にきた時期もありますが、私自身が連日クタクタで無駄なエネルギーを消耗したくなかったので、

ぼんず君母
ぼんず君母

必ず(どこかに)合格させるので、やり方に口出ししないでください。

で、話を終わらせました。

4.中学受験の否定発言は絶対禁止

ぼんず君父は中学受験にあまり賛成ではありませんでした。

  • 親がかりで勉強して合格しても、それは本当の実力ではない
  • 勉強量が多すぎる
  • 塾のテキストが難しすぎる。こんな難しい問題を解けなくても大学受験には合格できる。

がぼんず君父の意見です。西村先生の記事にもありましたが、時代は変わっていることを自覚して、時代の変化に合わせていかなければなりません

自分が中高一貫校出身でも、今の時代の中学受験のやり方を否定することには驚きました。本当に、昔と今との勉強量や難易度は大きく異なるのだと思います。

ぼんず君父には、中学受験に向けて勉強を続けることの否定はしないでほしいと強く伝えただけです。入試問題の難易度は赤本を見れば分かることなので、私からは説明しませんでした。

5.学費の負担で貢献してもらいました

ぼんず君父の中学受験における最大の貢献は、学費の負担です。

自宅学習を進める上で、ぼんず君父の存在はどちらかと言わなくても「邪魔」な存在でした。

スマホ、テレビ、ゲーム、ごろ寝

全部ぼんず君が我慢していることを、目の前で満喫する人がいると、「なんで僕だけだめなの」「僕だってゆっくりしたい」と思って当然です。

私はぼんず君と同じ、ストイックな生活を続けてきましたが、ぼんず君は長い期間、よくがんばったと思います。

しかしながら、浜学園に通い、個別塾にも行き、時々家庭教師の先生に勉強を見てもらい、最終的に私立中学校に進学する。こんな贅沢な勉強法を続けることが出来たのは、ぼんず君父の仕事のおかげです。

中学校入学後も、引き続き出費は続いています。中学受験時代と使う金額は大差ない印象です。不自由な思いをすることなく勉強が続けられるのは、ぼんず君父のおかげであることは、常にぼんず君に言い聞かせています。

6.まとめ

もう片方の保護者様が中学受験に否定的な場合は、極力勉強に関わらないようにしてもらう方が楽です。

その上で、最低限してもらいたいことは

  • 勉強を教えることや見張りの役目を期待しない
  • 子どもの勉強中にテレビやスマホで遊ぶ姿を見せないでほしい
  • 勉強に否定的な発言をしないでほしい
  • 直前特訓以降は、家事ができなくなるので自活してほしい

の4つです。最もしてもらわないと困ることは

  • 学費をしっかり稼いでほしい

だけです。学費をいただければ、後は全部私が責任を持ってやります。という気持ちで受験を進めました。

両親2人ともが勉強熱心だと、倍の勢いであれこれお子様は言われることになるので、片方だけが熱心で、片方は仕事に精を出すか、弁当作りに精を出すか、くらいの方がバランスが取れると思います。

片方の保護者が中学受験準備で何もしないことにイライラされている保護者様もいらっしゃるかもしれませんが、学費の負担はしっかり担当してもらって、あとは放置される方が楽ですよ。


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