上の学年ほど順位を上げることが難しくなる理由

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中学受験全般

■新学年クラスでの授業が始まりました

2月からの新学年が始まりました。新しいクラスが発表されて、クラスアップしたお子様、クラス落ちしたお子様、上位クラスを維持できたお子様など、それぞれいらっしゃると思います。

4年生からはこれまでのSとHから、V、S、Hの3段階になり、本部校であれば(V0), V1, V2,S1, S2…と細かいクラスに分かれます。

クラスは1年固定ではなく、浜学園の場合は偶数月に過去2カ月の成績に基づいてクラス替えが行われます。どのクラスでも使用する教科書は同じですが、勉強する範囲は大きく異なります。

上位クラスになるほど学習範囲が広くなり、復習テストが難しくなり、教室にいるメンバーの本気度も大きくなります。

真剣に勉強するなら上位クラスで同じクラスのお子様とぜひとも競っていただきたいです。

■上の学年ほど順位が上がりにくくなります

ぼんず君が通塾中の頃からよく耳にしたことに「小3や小4の頃までは100傑(公開学力テスト学年順位が100位以内)に入れていたのに、だんだん上の順位を取れなくなってしまった」という保護者様の声です。

(2年→)3年→4年→5年と、学年が上がるごとに順位が下がってしまうパターンです。低学年の時に100傑に入るような順位であったことから、どうして勉強をしているのに上のクラスに上がれないのか、とか灘中合格特訓の参加資格が取れないのか?というお悩みを聞いたことがあります。

奨学社などで鍛えたわけでもない、ぽっと出のぼんず君が灘中合格特訓に通い始めた時は、あれこれ言ってくる保護者の方もいらっしゃいました。

上の学年になるほど順位を上げることが難しくなるのは、いくつか理由があります。理由を踏まえた上で、対処法を変えていく必要があります。

■毎年数百人の母数が増えるので順位も下がります

上の学年になるほど上位でいることが難しくなるいちばんの理由は、母数が増えるからです。およその人数は、

  • 3年生で1000人
  • 4年生で1800人
  • 5年生で2300人
  • 6年生で2500人

です。この人数はぼんず君の公開学力テスト成績通知をぱらぱら見ながら書いています。

3年生で100位だったとしても、4年生で800名の新規塾生が入ってきます。800名の中に奨学社や公文式、自宅などで先取り学習をしているお子様の割合はどれくらいでしょうか。おそらく半数は超えてると思います。

さらにこの中で100傑程度の学力を持つお子様の割合を1割=80名と推測します。これまで100位だったお子様の順位は180位になる可能性があります。

中学受験を目指して入塾するお子様の平均的な開始学年は3年生の後半から4年生です。このあたりで一気に賢い子が進学塾になだれ込んでくるので、4年生の夏以降は成績を大幅に上げることが難しくなります。

3年生の9月から通塾を始めたぼんず君は、4年生の春頃に勉強のコツをつかんで成績がぐっと上がりました。誰かの順位が上がれば、誰かの順位が下がります。

■4年での新塾生が上位を占めることも

3年生の9月から通塾を始めたぼんず君は、4年生の春頃に親がかりで勉強のコツをつかみ、成績がぐっと上がりました。誰かの順位が上がれば、誰かの順位が下がります。ぼんず君と同時期に入塾したお子様達が4年生以降のVクラス上位を占めるようになりました。

4年、5年と上位10名のメンバーはずっと変わらず、このメンバーの順位が多少前後するだけで、面白いくらい成績が固定化されていました。

一方、これまでVクラス上位だったお子様は半分より下の順位になり、上位層が全く崩れないために順位を上げることができません。

ぼんず君のクラスでは、どうしても上位になれないことから別の塾に変わるお子様も出てきました。

塾を変わっても状況は同じです。それでは、実力を持った新規塾生が増える中で成績を維持するには何をすればいいでしょうか。

■上位生の学習内容は当然教えてもらえません

いちばん参考になるのは、クラス上位のお子様がどんな勉強をしているかです。

しかしながら、これは絶対に教えてもらえないでしょうね。まず、お子様の保護者様が口止めしているはずです。使用教材や指導力のある個別塾や家庭教師の情報は、絶対に口コミでは広がりません。他の方に通ってほしくない、知られなくないと徹底的に隠す方が大半です。

我が家も勉強に関する質問を全く知らない保護者の方から何度も聞かれたことがあります。質問したさそうな方はすぐに分かりますので、さりげなく逃げたり、避けていました。

すぐれた市販教材やおすすめしたい勉強方法はこのブログでご紹介していますが、大切なことはそれらをどのように使いこなすかです。

その選定や日々の使用方法は個々のお子様によって異なるために、実際はクラス上位のお子様に勉強方法を教えてもらったとしても、全く同じ内容を自宅で再現することはできないですし、そもそもその内容がお子様に適しているかどうかも分かりません。

■勉強時間から勉強内容で学習量の計測を

学年が上がるごとに新規塾生の数が増えます。母数が増えれば、当然これまでと同じ順位でい続けることは難しくなります。

これまでと同じ学習内容では、順位を維持することはできません。

確実に言えることは、ぽっと現れたように見えるクラス上位のお子様は、塾の教材すべてを毎週確実にこなすだけではなく、プラスアルファの学習をこなしている方が多いです。我が家もそうでした。

また、学習量は時間ではなく問題数やページ数などの量で判断することが大切です。ただ座っているだけの勉強時間ではなく、その日にすると決めた問題数を限られた時間でどれだけこなせるかで、学習量を計測してください。

勉強時間を増やすのではなく学習量を増やしていけば、睡眠不足にもなりません。

2月からの学習スタイルを構築される際のご参考にしていただければと思います。

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