■部屋の中でずっとお子様と向き合うのもしんどいです
休校期間2日目が終わりました。今日は3日目です。
在宅勤務などでご自宅で仕事しながらお子様と過ごされる保護者様、元々ご自宅にいらっしゃる保護者様は、問題なく過ごされましたでしょうか?
我が家は、月曜日にぼんず君の体調不良で職場から帰宅したことで「今週末までお子さんと一緒に過ごしてはどうか」と提案されたため、急きょ週末まで自宅にいることになりました。
ぼんず君はただの食べ過ぎのため、すごぶる元気です。外出しないでずっと室内にいるので絶対に太っています。1日数回のスクワットではカロリー消費が追いつきません。
3月末までずっと家の中にいたらズボンが入らなくなるんじゃない?とからかう前に、すでにきつそうです。しかし、本人は一向に気にしておりません。
本来なら学校に居る平日にぼんず君が家の中にいると、私の調子が何となく狂います。
意味もなく勉強の合間に話しかけてきたり、こちらの様子を伺ったり、すでにぼんず君の相手が負担になってきました。あと5日間この生活が続くと思うと、やや気が重いです。
■物理的に適度な距離を保つことのすすめ
我が家と同じように、1日中、家の中でお子様と過ごされる保護者様もいらっしゃると思います。未就学児は別として、通塾年齢のお子様に勉強させながら、親子喧嘩をしないで休校期間を過ごすにはどうすればいいかを考えてみました。
いちばん大切なことは、物理的に適度な距離を置くことではないでしょうか。これはお子様を子ども部屋で過ごさせるという意味ではありません。
個室で真面目に勉強するお子様はまずいません。保護者様とお子様は同じ部屋で過ごしながらも、少しだけ物理的に距離を置くとよいと思います。
我が家の場合は、私は居間のテーブル&椅子で過ごし、居間のできるだけ離れた場所に座卓を置いて、そこをぼんず君の領域にしました。
床に座って勉強するのが嫌みたいですが、仕方がありません。私も床に座るのは嫌なのです笑。
普段と同じ時間に起きて、着替えて、学校の始業時間に合わせて自習を開始させました。50分集中して10分休憩を繰り返しましたが、よく見ると時々居眠りしています。きっと授業中もこうやって寝ているのでしょう。5秒待って寝ていたら、容赦なく起こします。
■体操などで勉強と休憩時間のメリハリをつける
本日の内容は、小3以上の通塾中のお子様とご自宅で1日過ごすことを想定しています。
お子様が小さく、保護者様が仕事を持ち帰っていないのであれば、ゆっくりゴロゴロ過ごしたり、一緒に料理を作るなどすればよいと思います。
通塾生であれば、休校期間を有意義に活用して3月末の公開学力テストで好成績を目指すために、お子様と保護者様の距離をやや置いて座り、長期戦に臨みます。
勉強時間と休憩時間のめりはりをつけるために、合間に軽い運動を入れるのは効果的です。我が家は休憩のたびにスクワットやストレッチをさせています。
ぼんず君はタダでは動きませんので、スクワットとスマホゲームを組み合わせるとやる気が倍増します。スクワット3分+スマホゲーム5分+トイレ2分で10分です。10分超えることも多いですが、時間を計って休憩と勉強時間を声掛けすればいいかなと思います。
■ギャグを入れたりダメ出しを避けるなど気使ってます
集中力が途切れがちな夕方以降は、浜学園時代の先生を真似したり、今の塾の先生を真似したり、学校の先生の口真似をしたり、芸人のようにぼんず君を退屈させないようにしています。何をやっているんだか…という状態です。よそ様にはとても見せられません。
休校期間中の自宅学習を一緒に過ごしたのはまだ1日半です。私の場合はあと5日で仕事に戻りますが、残りの期間は監督は続けますが、指導は依頼されない限りはしないつもりです。
勉強の分からない箇所はぼんず君からのリクエストがあれば教えますが、さぼったり居眠りをしていなければあれこれは言わない予定です。
うるさく言うと二人きりで過ごす狭い室内の空気が悪くなりますし、その後のぼんず君の学習意欲はがた落ちするからです。あまり信用はしていませんが、それでも休み期間に勉強しようと机に向かう心意気を尊重してあげたいです。
■就寝2時間前にその日の抜けチェック
1日の理解度確認はさまざまな方法で実施します。中学生の保護者様でこんな手間のかかることをされている方は珍しいと思います。しかし、小学生のお子様には参考になると思い、その日の締め方をご紹介しています。
暗記項目はもれなく覚えられているか、その日に決めた学習内容をどれだけ終わらせているか、まとめノートの確認などを1日の学習を終える少し前に確認します。
寝る前の確認だと、やり直しをするしないでもめますので、夜9時頃に確認して、手抜きの箇所をやり直してちょうど寝る前の休憩時間になる感じです。
せっかくの休校期間なので、少し難易度を上げた勉強も始めました。新しいことを始める時は私の伴走が必要なことがあるために、いつから始めようか思案していましたが、休校期間がよい機会になりました。少しずつ始めています。
■新しい取り組み開始は、ぜひ休校期間に!
休校期間は、中学受験対策で新しい問題集や新しい学習方法(例:120回合格圏内計算テストを10分計って何問解けるかやってみるなど:ぼんず君に久々に120回計算をやらせてみたら、10分以内で楽々全問解けました。休校期間中は四則計算の練習でこの問題集を再開することにしました。それくらいに良い本です)を取り入れる良い機会です。
負荷が大きい新たな取り組みを始める時はお子様の抵抗もあると思いますので、適度な褒美を取り入れながら楽しい要素とセットで始めてみてください。
120回計算は、始めたばかりの頃は10分で5問程度しか解けないと思います。何年かかければ10分で15問解けるようになります。気長にお子様を応援してあげてください(6年生は大急ぎでがんばるしかありません)。
外出できない、感染の心配があるなど、不安な要素が多い時期ではあります。そんな中でも時間を自由に使えるメリットを最大限に生かして、休み明けに「がんばってよかったね」とお子様と話ができるように、日々の時間を大切に有効に使っていただきたいです。
我が家も明日も喧嘩しないように、大人の私がまずは気を付けます。どのご家庭も同じようなものですが、がんばりましょう。
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