■鉄緑会・春期講習は3/16から実施
休校期間が3週間目に突入しました。地域や学校によっては授業再開するところも出ていますが、多くの地域で学校の休校が継続されています。
塾の授業はどうなるか注目していましたが、鉄緑会は当初の予定とおりに3/12から通常授業を再開し、本日3/16から春期講習を実施します。
鉄緑会の季節講習の授業は予習前提で進みます。ノート提出などで予習で準備した学習内容を確認される先生もいるようですが、授業中に先生の質問に答えられないと予習が不十分であるとみなされるようです。
本日初日の春期講習参加予定の方で、まだ初日分の予習を終えていない生徒さんは、まだ時間があります。授業開始は12:20からなので、全力で頑張れば1日2講座を受講するとしても予習を終わらすことはできます。
春期講習の内容は後期の内容が中心で、授業をきちんと聞いていれば解ける問題が多いです。丸腰での参加はおすすめしません。本日分の予習をがんばってください。
■新中3英語のテキスト構成に変化あり
新中3生の春期講習テキストの中身を見ましたが、これまで受講した中1、中2のテキストと構成が若干異なっていました。
講義部分の内容はテキストとほぼ同じです。
数学は例題→総合演習のシンプルな構成です。
英語は重要例文→演習問題(文法・英作文・和訳)と、こちらもテキストと同じような構成です。
英語の春期講習テキストは数学よりもやや厚いのはなぜだろうと思いましたが、それは英語だけ数学にはない追加の項目があるからです。
それは「授業内演習」という問題で、授業内で扱うので事前に見ないことと注意書きがあります。かなり難易度の高い問題だと思ったら、中3東大模試の過去問と書かれていました。
これを授業の中で時間を計って解いて、その場で採点し、先生が解説する授業形式が追加されるのでしょう。数学には「授業内演習」は掲載されていませんでした。
初見の問題解きは実力を測る上で非常に重要な学習方法です。どの程度ぼんず君が解けるのか分かりませんが、がんばってもらうしかありません。
■浜の平常授業がやっと再開します
中学受験の浜学園は、本日からマスター授業が再開されます。小学校の休校で十分な学習時間はありましたが、これまでの復習、今週授業分の予習はできていますでしょうか。
浜学園は「予習不要」と言われていますが、「予習禁止」ではありません。授業前日夜か当日出発前に30分でいいので予習をしてから授業を受けると、授業の内容を理解するのが楽になります。
中には授業で初めて聞く方が、内容を新鮮に捉えられて授業を真剣に聞くことができるお子様もいらっしゃいます。お子様の気質に応じて予習の有無はご選択ください。
小学校がまだ休校中の場合は、朝から十分な時間があります。塾の授業を中心とした自宅学習に切り替えていただきたいです。予習:復習の割合は1:9でもよいくらいです。
復習中心の学習で毎回の復習テストに備えるとともに、実施が遅くなった3月度の公開学力テスト対策も併行していただきたいです(算数・理科・社会)。
6年生以外は、1日中ずっと勉強する必要はありません。外で体を動かすことが難しい状況ではありますが、何か継続して運動を続けていただきたいです。
■3月イベント中止の6年生にご提案です
浜学園ばかり例に出して恐縮ですが、浜は通常授業は3/16から再開されますが、大勢が一同に会するイベントや保護者様向けの講演会・説明会は中止または延期が続いています。
この措置でいちばん影響を受けるのは6年生です。
2月から新学年の6年生になりましたと言われても、まだピンとこないお子様が多いです。そこで、塾の決起集会や合否判定が出る模試、合格した先輩と接する機会がもてる集会形式のイベントに参加することで、「いよいよ受験生になったんだな」とお子様は自覚を持つようになります。
3月の決起系イベントの1つにはお子様に参加していただきたかったですが、中止・延期であれば仕方がありません。
保護者様がお子様に1日お付き合いする時間と余裕をお持ちであれば、自宅でミニ決起集会をすることも面白いと思います。
本当は、学園長や志望校各コース先生からの6年生に向けたメッセージを塾が配信してくれるといいのですが、そのようなコンテンツ配信はあるのでしょうか。合格祝賀会が中止になるくらいなので、そこまでの準備は難しいのかもしれません。
教材は、お子様の志望校と現時点での学力に応じてご選択ください。
すでに志望校の過去問が解ける自信のあるお子様:志望校のミラクルウェブをおすすめします。4月スタートなので、すぐに申し込んで教材一式を3月中にもらえるかどうかは分かりません。例年同じ内容だと思いますので、塾に在庫があれば教材をもらえるとは思いますが、ご希望の方はお電話でお問合せください。
ミラクルウェブ以外のおすすめは、志望校の古い赤本です。20年ほど前の過去問を1年分使用します。古い過去問は直近の問題よりも簡単なことが多いので、壊滅的な点数にはならないと思います。
まだ志望校の過去問が解ける段階に到達していないお子様:併願校またはそれよりも難易度の低い中学校の過去問を解いてみると、興味深い結果が出ると思います。
浜学園の問題にしか慣れていないお子様が入試問題を3月時点でどの程度解けるかは記録しておくことをおすすめします。
私なら書き込みをした問題用紙、解答用紙ともにファイルをして保存します。
3科分を解いて、採点して、結果を出して、保護者様が講評するまでで約3時間半です。時間に余裕がないとできませんが、塾のイベントに参加するよりは短時間で実施できます。
9月以降は毎日のように過去問を解いて、合格平均点に届いた/届かない(どうする?)などと、ガヤガヤ話をすることになります。自宅で過去問を解いて合否を出すとどうなるかの予行演習にもなります。合否が出るとお子様も真剣に取り組みます。一度ぜひお試しいただきたいです。
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