中高一貫校新中学1年生☆学校・部活・塾の両立は可能か

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生活_中1

■コメント欄にいただいたご質問への回答です

本日は、コメント欄からいただいたご質問にお答えする形で記事をまとめていきます。

ご質問内容は「4月から息子が私立中学に通います。 入学説明会ですでに鉄緑会に入塾しているお子さんもチラホラあると聞き、少し焦っています。でもぼんず君ママさんの、「学校授業優先、入塾は難易度は上がるがいつでもできる。」のお言葉を励みに、子供のバックアップをしていきたいと思います。 ところで、鉄緑会で部活動されている生徒さんは、少ないのでしょうか? 子供は野球部に入りたいと言っており、となると通塾は難しいかな?とも思っています。」です。

これは、個々のお子様を取り巻く環境やお子様の性格によってかなり条件が異なります。一律で「両立できます」「両立は難しいです」とお答えすることは難しいため、いくつかの条件を整理してお答えしていきます。

■クラブ活動を始める前にお子様と約束を

中学生活を構成する要素を時間を占める順で考えてみると、圧倒的に時間を占めるのは学校生活、次いでクラブ活動、最後が塾です。

私が以前の記事で学校の勉強を最優先と書いたのは、学校に居る時間が最も長いことがいちばんの理由です。毎日長時間の授業を受ける以上、その授業に対する予習、復習、課題、小テスト、定期考査などの準備に多くの時間が必要です。

授業を真剣に受けていれば、予習も復習も大した時間はかからないというご意見もあるかもしれませんが、そのような出来杉君のようなお子様は本当に少数派です。多くのお子様は英語と数学を中心にそれなりの学習量を自宅でこなす必要があります。

クラブ活動、とりわけ体育会クラブへの参加は、私は大賛成です。私自身も中学・高校・大学とずっと体育会クラブで活動しており、「最後は体力」と考える筋肉脳の持ち主です。

クラブ活動に力を入れるただ一つの条件を私が出すとすれば、学校の勉強についていくことだけです。お子様、保護者様が考える成績の下限を超えることが続けば、クラブを辞めろとまでは言いませんが、活動量の見直しが必要です。

4月から新しい学校でクラブ活動を始めるにあたって、いい機会ですからお子様と約束をすることをおすすめします。例えばですが、成績が上位1/3より下になったら活動量を見直す。平均以下が2回続いたら活動を大幅に見直す(または休止)、などです。

■5月中間考査終了までは生活リズムを見守る

クラブ活動への参加開始時期は中学校により異なります。4月入学と同時にクラブ活動に参加できる学校もあれば、5月の中間考査終了後からの参加とする学校もあります。

4月から参加できる場合、お子様が日々の学校の勉強とクラブ活動を両立できているか、口はあまり出さずに様子から判断する必要があります。

運動部所属の場合、疲れて帰宅後、風呂に入り、晩御飯を食べて、寝る。

この生活だと両立は難しいです。まもなく授業についていけなくなるかもしれません。打破するには、思い切って早朝学習でも取り入れるしかありません。保護者様も朝5時に起きて、学習を見守るのです。私はしたくありませんので、やはり帰宅後に多少は勉強してもらいます。

5月中間考査終了後からのクラブ活動参加であれば、中間考査の成績が厳しい結果であれば、クラブ活動を始めたらもっと厳しい状態になるかもしれません。

そうならないために、4月と5月は多少、お子様のご自宅での学習姿勢を見守ることもありだと思います。

■通塾は通学時間と本人のやる気を考慮

学校の勉強についていくことも問題がなく、クラブ活動との両立も十分に大丈夫という状態が3カ月以上維持できれば、通塾を考えてもいいと思います。

無理して通う必要はありません。お子様が毎日時間が余っており、向学心に燃えていて、なおかつご家庭の経済的に問題なければの話です。

周りが皆、塾に通い始めたから自分も行きたい、では学校と塾の勉強が共倒れになる可能性があります。同じ中学校に通っていても、それぞれのお子様の条件は大きく異なるからです。

いちばん差が出るのは、通学時間です。徒歩圏の方から片道2時間以上かけて通う方まで、通学に要する時間はさまざまです。1日の通学時間が20分の方と4時間の方を同列に考えることは難しいです。

■部活と通塾の両立を目指す日常の具体例

もう少し具体的な例を挙げてみます。

自宅から学校まで片道1時間30分、クラブ活動に毎日参加、クラブの終了時間が17:00と仮定します。

  • 18:30自宅到着(早いです。実際はもう少し遅いかな?)
  • 20:00入浴と夕食、休憩終わり
  • 20:00~23:00 この3時間が勉強タイムです。

塾なしであれば、3時間のうち2時間を学校の勉強に充てて、残りの1時間はテレビやゲームに充てることができます。

この生活に通塾を追加するのは、結構大変です。

平日に塾に行く場合、クラブへの参加はできません。土曜日にまとめて通う場合、土曜日午前中も授業のある学校であれば、土曜日の午後から夜遅くまでが塾でつぶれます。

そして、日曜日に体を休めつつ、塾の宿題+テスト直し+学校の課題をこなします。

まるで中学受験の時のような過ごし方です笑。

■体育会クラブと通塾の両立は工夫が必要

中学生にもなると、友人関係の詳細、ましてやそれぞれの方の所属クラブや通塾の有無などを細かく話してくれません。

ぼんず君もそうです。自分に都合のよいことはこちらが聞かなくてもベラベラ話し続けますが、肝心なことは知らん顔です。

それでも、日常会話の中から聞き取れる内容から判断すると、(鉄)に通う方の半数ほどがクラブ活動も併行している方もいるようです(注:推測の度合いが大きいです)。そして体育会クラブ所属よりも文化系クラブ所属の方が多いようです。

中学1年生から中学3年生までは英語と数学だけなので、土曜日午後から夜遅くまでで1日で講義を取ることができますが、高校1年生からはコマが増えるようで、そうすると土曜日+平日も夜がつぶれます。

また、学年が上がるごとにテキストの難易度が高くなり、次週までに仕上げなければならない宿題+復習テスト対策に要する時間も増えます。

中学3年生で英語+数学の準備時間が1日1時間×6=6時間で終わるのでしょうか? やってみないと分かりませんが、難しいと思います。

■1週間の予定表を立てれば両立可能か分かります

中学校・部活・塾の3つの両立は、通学時間、通塾時間、クラブの種類(運動・文化)、塾カリキュラムの分量を考慮しながら1週間の予定表を立ててみると、実現可能かどうかがある程度は予想できます。

しかしながら、上記の条件以上に大切な要素があります。

それは、お子様本人のやる気です。入部したいクラブに憧れて中学校を選んだなどの熱い気持ちをお持ちであれば、学校が多少遠くても通学とクラブ活動をがんばるでしょう。

4月から周りが通塾を開始しているのを見てお子様が「心配やわ」とつぶやくならば、通ってみればいいのです。(鉄)は入塾テスト(入会選抜試験)は3カ月に1度しかないので、次回の試験は7月頃です。それ以外の塾(駿台など)は随時入塾テストがあるところもありますので、いつでも通塾を始められます。

■どうしても通塾したいなら1科目から

私のおすすめは、体育会クラブに入るのであれば、中間考査が終わるまでは通塾はしない。そして、中間考査の結果がまあまあ良かった場合(目安は学年上位1/3より上)は、通塾したければ検討する、です。

その場合でも、いきなりフル受講するのではなく、1科目だけ受講するのはどうでしょうか?あとから増やすことは簡単です。

通塾に限らず、学習計画を立てる上でいちばん大切なことは、周りがするから我が家もする、ではなく、お子様の目標に応じて、必要なことを積んでいくことです。

負荷を一気にかけるとつぶれてしまいます。最終的には中学受験の時のような大きな負荷を持って勉強しなければならないと思いますが、じわじわと量が増えていけば何とかなるのではと楽観視しています。

最後になりますが、体育会クラブへの参加はぜひとも続けていただきたいです。運動を続けるお子様の強みは、集中力、瞬発力、持続力の強さです。すべて学習する上でとてつもなく有利です。

学習だけではなく、クラブのメンバーとの交流や試合の経験はかけがえのないものになります。中学受験を勝ち抜いて私立中学校に合格されたお子様です。高1までの間でしっかりとした学習面での土台を築いておけば、高2秋からのスパートで大学受験を乗り越えられます。

体育会クラブでがんばってみたいと思うお子様には、まずは1週間の予定表を立てることからおすすめします。がんばって両立してほしいです。応援しています。

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コメント

  1. 水なす子 より:

    ぼんず君ママ様

    質問にお答えくださってありがとうございます!‍♀️色んなパターンをシミュレーションしてくださり、ああ、母はグズグズ悩まず、こうあらなければならないなと痛感しています。

    通塾について通学の様子をよく見て、よく考えて、子供に合った方法を探したいと思います。

    お忙しい中、お答えくださり本当にありがとうございました。これからもぼんず君ブログを楽しみにしています!

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