■夏期講習と小学校の両立はできていますか?
先週の連休頃から中学受験塾の夏期講習が始まりました。小学校、塾の通常授業に加えて夜間の夏期講習というこれまでにないパターンですが、夏期講習に参加中のお子様のご様子はいかがでしょうか?
負担が大きい場合は無理せず、できることを確実にこなす方がよいです。
ただし、6年生は負担が大きいと感じられても、ちょっとだけ頑張ってみてほしいです。
コロナウイルス感染の第二波が到来する中、例年であれば秋に実施される学校説明会が開催されるか分からない状況になるかもしれません。
そんな中でもオンラインであれば三密や感染を気にすることなく、進学志望校の情報を収集することができます。
本日は、8月1日と2日に実施される近畿圏私立中学高校が参加するオンライン進学説明会をご紹介します。非常に盛り沢山な内容の上に無料で参加できますので、気になる項目だけを気軽に閲覧されるのはいかがでしょうか。
主な内容は次の3つです。
①特別講演動画配信(事前登録不要)
この進学説明会は能開センターなどを展開するワオ・コーポレーションが協賛のため、随所に能開センターの宣伝を兼ねた講演会がはさまっています。
多くの保護者様が気になる私立中学校は、灘・東大寺・西大和・星光・神戸女学院・四天王寺などの人気校から進路指導ご担当の先生が対談や講演会に参加されます。どれも面白そうな内容です。
事前登録は不要なので、気軽に視聴できますね。
②オンラインミニ学校説明会(LIVE)※事前登録が必要
参加校は、清風・四天王寺・大阪桐蔭・大阪星光・東大寺学園・帝塚山・甲陽学院・高槻・清風南海・同志社香里・開明と人気中学ばかりです。
1つの学校につき30分の枠内で学校説明会が実施されます。視聴するには事前登録が必要です。日経IDの登録は必須ではありませんので、「日経IDを取得しない」で登録だけすることも可能です。
クリックをすると、お申込みフォームが開きます。氏名や住所などの個人情報を入力する必要があります。その下に「ミニ学校説明会で視聴を希望する学校をお選びください」と学校を選択する欄があります。
選択した学校のみ動画閲覧可能となります。選択しても閲覧しないのは問題ありませんので、少しでも気になる学校は全部チェックを入れておくと安心です。
③オンライン個別相談・教育相談※事前登録が必要
このイベントの目玉と言える内容です。希望する中学校の先生とオンライン上ですが1対1で個別相談ができます。1人20分(枠は30分ごとの刻みですが、面談時間は20分)で完全事前予約制です。8月1日のみ実施の学校が多いです。
参加校は非常に多いので、以下の表をご確認ください。
「個別相談に申し込む」をクリックすると、個別相談と教育相談の選択肢が表示されます。個別相談は中学校の先生とのオンライン面談、教育相談は能開センターなど塾の先生とのオンライン面談です。
希望する中学校の先生との面談希望の保護者様が大半だと思いますので「個別相談」の〇をクリックすると、ずらーっと学校一覧が出てきます。
ご希望の学校を1つ選んで「予約する」をクリックすると、予約可能な枠が表示されます。30分の1枠で3名予約可能で、午前4枠、午後8枠の計12枠が設置されている学校が多いです。最大で12×3=36名が1つの学校で予約できますが、すでに全枠満席でキャンセル待ちの学校もあります(下の表は灘中の予約画面です)。
■5年生までの保護者様もぜひ情報収集を
面談はZoomを使用するため、スマホにZoomのアプリを入れて、カメラを起動させる必要があります。
中学校の先生と直接お話できる機会はなかなかありません。この機会をぜひご活用いただきたいです。このブログでのご紹介後はおそらく枠はすぐに満席となると思います。早い行動をおすすめします。
個別面談の枠が予約できた保護者様は、当日の質問内容を箇条書きでいいので紙にまとめておくと安心です。先生方は質問受けに慣れていらっしゃるでしょうから、カメラの向こうで保護者様が緊張してつっかえたり、しどろもどろになっても、気長に待ってくださるでしょうが、限られた20分間を有効に活用するには聞きたい順に質問を用意しておくと万全です。
進学説明会は必ずしも6年生の保護者様だけが参加するものではありません。5年生、4年生の保護者様でも参加可能です。面談の枠は6年生に譲っていただきたいですが、講演会や学校説明会は今の時期だからこそ、より多くの学校を見ていただくことを強くおすすめしたいです。
6年生の夏は非常に忙しく、保護者様もお子様も学校研究に多くの時間を割くことが難しいからです。直接訪問ができなくても、オンラインでも学校の気質や先生方の様子を感じることは可能です。
私は個人的には女子中学・高校が非常に気になります。浜学園男子なら志望校一覧に「神戸女学院」と書いて提出し、先生に怒られた経験のあるお子様は毎年いるはずです(お世話係さんの仕事が増えるので書いてはいけないですよ)。女学院の先生の対談は拝見しようと思います。
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