人気講師のオンライン授業と一般的な対面授業はどちらが役立つか

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中学受験_保護者様向け

学校が再開して3週間が経ちました。休校期間に一気に普及したオンライン授業は、遠い昔の出来事のようです。お子様の学校はオンライン授業がありましたでしょうか?

オンライン授業は、大きく分けると録画された授業を好きな時間に閲覧する方式と、授業が生放送で配信されてその場で質問受けをする方式の2つがあります。生放送は臨場感や一体感があり楽しいのですが、映像画面を何時間も見続けると目が疲れるのと、長時間映像を見続ける集中力が持たなかったのではないでしょうか。

録画授業は味気ない印象がありますが、分からない問題の解説だけを見たり、そもそも全部分かっているなら映像を全部見る必要はなくて、問題の丸付けに使う程度の活用でいいのです。私は録画映像を自分のペースで見る方が好きです。効率がよいからです。

学校側も初めてのオンライン授業で慣れない操作が続いて大変だったと思います。回を重ねるごとにそれぞれの学校に合ったオンライン文化が発達していくはずですので、静かに見守っていきたいです。

コロナウィルスによる非常事態宣言を受けて急速に広まったオンライン授業ですが、大学受験予備校の世界では少し前から一般的でした。生配信よりも録画授業が一般的です。

塾のオンライン授業は、録画授業を塾の教室で見る方式と自宅のPCやスマホで見る方式に分かれます。塾の教室で見る方式で有名なのは、私は東進衛星予備校が真っ先に浮かびます。「夏期講習4コマ無料!」などのダイレクトメールを定期的に見かけるからかもしれません。

自宅で閲覧する方式は、我が家も利用する「スタディサプリ」が有名です。スタディサプリは全科目見放題で毎月1980円という信じられないお手頃価格です。

学研プライムの先生方は超有名な方ばかりですが、お値段は対面授業の塾と同じくらいで、気軽に始めることがやや難しい金額設定です。

オンライン授業はどれだけ有名で教え方のうまい先生の動画でも、小学校低学年のお子様向けではありません。ビデオの一方的な講義を集中して閲覧し、自分ひとりでノートを取ったり問題を解けるのは、最低でも中3前後から高校生以上です。

学研プライムゼミの素晴らしい講師陣を見てふと思ったことは、素晴らしい講師陣の動画授業と、一般的な講師の対面授業のどちらが学力向上に役立つかです。

ぼんず君に「どちらがいい?」と聞いてみると、「素晴らしい講師陣の対面授業」との回答でした。

小学生だけではなく、中学生、高校生であっても、動画授業よりも対面授業の方が分かりやすいし、理解度が高まる人の方が多いでしょう。

東進衛星予備校の場合、東大特進コースで看板講師陣による大規模な対面講義が行われていますが、申し込み受付と同時に満席となるくらいに人気があります。同じ講義は映像でも受けられると思うのですが(すみません。映像授業の提供があるかどうかは分かりません。ご存じの方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください)、対面講義の定員が即完売することからも対面授業を希望する生徒さんが多いことが分かります。

分かりやすい例えを出すと、コンサート会場で好きな歌手の歌を生で聴くのと、ライブ映像をDVDなどで見るのと、どちらか感動が大きいでしょうか。断然コンサート会場で聴く歌!と9割以上(ほぼ全員だと思います)の方が回答するでしょう。

それでもコンサート会場には定員以上は入れませんので、より多くのファンに楽しんでもらう方法としてライブ映像の配信やDVD化などが実施されています。コンサート会場での感動には劣りますが、現地に足を運べなかったり、チケットが入手できなかったファンにとっては映像でもそれなりに楽しむことができます。

オンライン授業も同様で、学研プライムゼミや東進衛星予備校の看板講師の授業にライブで参加することは難しいですが、映像配信であれば参加のハードルは低くなります。

「動画…?」とその効力に懐疑的であった私も、学研プライムゼミのお試し動画を見て、考え方が少し変わりました。1講座1カ月(5回分)が1万円以上するのは高すぎるのでは…と思いましたが、看板講師の授業で学習できることを考えると、お値段は妥当かもしれません。

映像配信の授業を聞く時は、受動的な姿勢だと内容の大半は頭に残りません。少なくとも五感をできるだけ稼働させながら(目で見る、耳で聞く+手を動かす、口で復唱するなど)、「脳に刻む」ことを意識して動画授業に臨めば、対面授業に近い効果が得られるのではないかと思います。

鉄緑会の休校中に動画授業だけでどれだけ理解が深まるかの実験をやってみればよかったですが、そこまで思いつきませんでした。休校中は私も自宅におりましたので、分からないことがあるたびにあれこれ質問されて、ぼんず君は動画授業だけで理解したとは言えない状態でした。

6月以降は学校や塾は再開したものの、コロナウィルス感染者が発生した場合、学校や塾の校舎は即閉鎖される可能性があります。コロナ第2波以外でも、台風や大雨などの自然災害やインフルエンザなどの流行による学級閉鎖・学校閉鎖の可能性もゼロではありません。休校の可能性は常にあります。

従来であれば「本日は臨時休校とします」の対応でしたが、オンライン授業をすでに実施した経験から今後は「本日の授業はオンライン対応に変更します」と急きょオンライン授業での切り替えになる可能性があります。

そのような場合に備えて、オンライン授業の内容をより深く頭に刻むコツを覚えておいていただきたいです。簡単なことばかりですが、我が家の備忘録を兼ねてまとめてみます。

  1. 講義を聴きながら必ずノートを取る。
  2. 演習問題があれば真面目に解く。時間を置いて(翌日以降)もう一度復習する。
  3. 分からない問題はチャット機能などを使って即質問する(学校の場合)。
  4. 手を挙げる、先生の呼びかけにチャットで反応するなど、先生と一緒に授業を盛り上げて授業に参加する姿勢でいる(学校の場合)。
  5. 宿題、提出物は当日に終わらせるつもりで。

オンラインでの表情の映り方や話し方を指導する、オンライン講座がすでに開催されているのには驚きました。マンツーマン指導から少人数指導まで、さまざまな有料講座があります。満席の講座が多いのに驚きましたが、これらの参加者は会社員がメインでしょう。

学校や塾の先生方は、わざわざこのような有料講座に参加しなくても、他の先生のオンライン授業やプロ講師(「スタディサプリ」やプライムゼミなど)の講義など、参考となる動画授業が数多くあります。

オンライン授業に抵抗を感じたり、効果に懐疑的な意見もありますが、対面からオンラインへの世の中の流れは進む一方です。オンライン授業の内容をより多く記憶に結び付ける方法や手順を工夫していただくことが重要です。お子様の気質やクセに応じて、余裕のある時期にこそいろいろと試してみてください。

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