鉄緑会の後期クラス決定通知と大阪校の第1回校内模試平均点(中3のみ)

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鉄緑会

本日は浜学園の公開学力テストの日ですね。特に6年生のお子様は気合が入っていると思います。1点でも多く上乗せするには、単純な間違いをしないことが必須です。公開学力テストは、落ち着いて、でも手早く問題を解く練習の場とお子様にお伝えください。応援しています!

8月20日以降に実施された、鉄緑会・第1回校内模試の個人成績表とクラス決定通知が郵送で届きました。大阪校の場合、9月4日(金)に発送しますと書かれたプリントが配布され、我が家は9月7日に受領しました。封筒をぼんず君に先に回収されないように、土日は配達がないと踏んで、7日に無事にポストから封筒を受領しました。まだ届いてないご家庭は、お子様が先に回収・保存していることも考えられます。

■中3第1回校内模試・英数の平均点

第1回目の大阪校・中3のおよその平均点です。

英語60点台前半(100点換算で50点台前半、前回平均点は40/120点台半ば)

数学ほぼ60点(100点換算でほぼ50点、前回平均点は40/120点台半ば)

英語、数学ともに平均点は半分ほどの点数です。中2第2回校内模試の平均点は英語も数学も50/120点ほどでしたので、中3・第1回の平均点は英語・数学ともに10点近く上昇しています。

大阪校での中3生の英語と数学両方の受験者数は300名弱で、前回よりも人数が減少しています。数学の受験者数の方が英語よりも50名ほど多いです。数学単科の受講生の生徒さんが多いことが分かります。

■英語と数学のクラス別平均点

中3第1回校内模試の大阪校の英語・数学のクラス別平均点をおよその数字でご紹介します。

英語

  • SA:90点台後半
  • A:80点台半ば
  • B:40点台後半から50点台後半とクラスによって大きなバラつきがあります。大阪校のBクラスは6つあります。

数学

  • SA:100点台後半
  • A:80点台前半
  • B:40点台から50点台前半とクラスによってかなりのバラつきがあります。大阪校のBクラスは7つあります。

中2第2回と中3第1回の平均点は、中3の方が10点近く高く、クラスごとの平均点も前回よりもどのクラスもアップしています。特に大きく上昇しているのは、SAとAクラスです。したがって、SA、AとBクラスの差は前回よりもさらに広がっています。

BクラスからAクラスへのクラスアップを目指すには、今回の場合であれば英語・数学ともに80点以上の得点が必要です。

BクラスとSA,Aクラス間の点差がこれだけ開いてしまうと、Bクラスからのクラスアップを目指すことは難しくなるかもしれません。おそらくですが、すでにクラスの固定化が進んでいるのではないかと思います。

■鉄緑会の英語教材について

鉄緑会の英語カリキュラムでは、中2から長文読解が加わります。中2のテキストからハイレベルな内容で、「このテキストを毎週自力でこなせる生徒さんはどのくらいいらっしゃるのだろう」と思いながら、ぼんず君の学習サポートを続けていました。

中3のテキストも同様にハイレベルな内容です。市販問題集や他塾のテキスト、難関私立高校入試問題の赤本、駿台模試やアドバンスト模試の過去問など、さまざまな英語教材を解いてその難易度を比較分析しましたが、鉄緑会のテキストがもっとも完成度が高いという結論に至りました。

全体的な構成、問題の難易度、1週間分の分量と、どれを取っても最高の内容です。

毎週の宿題全てをきちんとこなして消化し、その内容を定期的に復習すれば、校内模試である程度の得点を得ることは難しくはありません。

問題は、中高一貫校の中3は中だるみの時期であり、これだけ大量の宿題を毎週さぼらずにコツコツ消化し続けることができるかどうかです。

英語の学習は良質な教材を使って、継続・反復学習を続ければある程度の水準まで学力を上げることができます。数学よりも英語の方が得点しやすい科目であることは、今回のクラス別平均点を見ても推測できることです。

■9月最終週のお休み期間に答案見直しを

大阪校の中3は9月最終週は予備週であり、前期の授業は次週で最後になります。9/23~9/29は授業がなく、9/30から後期授業が始まります。

授業がない週に、ぜひとも校内模試の返却答案を見直したり、解きなおしていただくことをおすすめします。見直しの際には同封されていた講評の冊子をご活用ください。

講評は英語、数学ともにすべての問題の解説だけではなく、各問題の採点基準、減点例、多かった間違いの例が非常に丁寧に記載されています。

英語や数学の記述問題の採点基準を確認する上で、毎回の講評は全ページ丹念に内容を確認することにしています。私がある程度把握して、記述解答を作成する上でのポイントをぼんず君に説明するのですが、もうそろそろ自分でやってもらいたいものです。

ぼんず君の結果ですが、長期の休校期間中に真面目に勉強したこともあり、本人の予想以上の得点だったそうです。「結果がまあよかったから、青春18きっぷを買ってください」とお願いされましたが、青春18きっぷは発売・利用期間が限定されていることがわかりました。次の発売時期は冬ですが、コロナの流行があるかもしれず、ふらっと青春18きっぷで出かけられる日は来るのでしょうか。

■数学の自宅学習が今後の鍵になるかも

中2では英語の長文問題に苦戦したぼんず君ですが、中3になってからは比較的すいすいと自力で問題が解けるようになりました。鉄緑会の英語学習はある程度の型ができてきたようです。

一方で数学の教材にかかる時間が増えてきました。この半年間は数学の自宅学習をどう進めればよいか試行錯誤の連続でした。ゴールはまだ見えません。中学受験の時のように私はもはや数学を教えられないので、道筋を自分で切り開かなければなりません。

難関私立高校の入試問題で最も難しい科目はおそらく英語ですが、鉄緑会・中3については英語よりも数学の難易度が高いです。SAとA、AとB、それぞれの平均点の差を比べることでも分かります。数学の平均点のクラス間の差が非常に大きくなりました。

中学受験対策で「数学の難問対策に効果がある学習法やおすすめの教材を教えてください」とご質問を受けることがありますが、今、私も同じことを質問したい気持ちです。大学入試まで3年ありますので、よいと思うことをやってみるしかありません。

中学受験と異なる点は、学習の基本は学校にあることです。

「やってみなはれ」と言ったものの、何かと気をもむ保護者かな(字余り)

どのご家庭のお子様も飛躍の秋となりますように。今年は健康面での注意も必要ですが、学習面だけではない実りの秋をお子様が感じられるといいですね。保護者様もお体第一でお過ごしください。

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