小5まで☆通常授業の算数の勉強方法~やり方を根本から見直す①

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塾のテキストの宿題を2回、3回と繰り返して、きちんとできたから今週は大丈夫と思って、復習テストを受けさせると、予想を下回る点数えーんになることは多くの方が経験されていると思います。

さぼっったわけではなく、何度も宿題を繰り返し解いたのにクラスベストに入らなかっただけではなく、クラス平均点も取れなかった場合、勉強の方法に問題があることが考えられます。

まず前提として、塾のカリキュラムはスパイラル構成(積み上げ)のところが大半なので、1つの単元中でも前の週の内容が理解できている前提で、次の週の講義が進みます。

1つの単元は3~4回の講義で構成されていることが多いです。(例:場合の数①~④)各単元をもれなく理解するために、前の週の復習テストを失敗した場合は、保護者様が復テ返却前にお子さんに即聞き取りをしてつまづき箇所を発見し、次の復テまでに猛復習を終わらせる必要があります。

宿題+翌週の復テ対策も必要なので、復テで失敗すると、よかった時よりも勉強時間が2倍近くかかります。点数が取れなくなると、塾の授業についていけなくなる理由はこれです。

立て直しは早ければ早いほど、復旧にかかる時間は少なくて済みますが、お子さんひとりで立て直すのはまず無理なので、理解してないと言えないまま翌週に突入→復テで点が取れない→でも一応宿題はやる→前の講義が分かってないので復テで点は取れない…のループに陥ります。

勉強のやり方を最初から見直すのは、保護者様の役目です。相当時間がかかりますが、きちんとやり続ければ成績は上がりますので淡々と頑張りましょうおねがい

翌週の復テで点を取るには、その週で習った内容を全て理解し、かつ応用できればOKです。理解したけど、応用まで到達しなかった場合平均点か少し上の点数にとどまります。

まずは第一段階の理解の確認から。これは簡単です。宿題を最初から1問ずつ保護者様の目の前で解かせるだけです。必ず時間は計ってください。難易度にもよりますが、小問なら5分。3問ほどで構成されるやや大問なら15分が限度です。(「もう少しで解けそうだから、5分待って真顔」と自分で言う場合は、頭を使う訓練になりますので初見の問題であれば待ってみましょう。)

お子さんがノートに解き始めた瞬間から全く目を離さないでチェックします。どういう考え方で解いているのか。途中の式、考え方も書いているか、順序は正しいか、計算を間違えていないか。間違っていても止めないで「できたぶー」というまでやらせます。

もし、全く手が動かない場合、理解度はゼロなので、その内容に関する解説のページ(冒頭に解説と簡単な例題があるはずです)まで戻って、基盤となる考え方をゆっくり目の口調で説明して、例題を解かせます。例題の途中で「さっきの問題できるにやり」と言ってくれれば、しめたものですニヤリ 時間内でがんばってもらいましょう。解けたら次の問題に進みます。

自力で解答を出したけど、間違っている場合。解き方は理解しているけど、計算間違いや勘違いで×の場合は、まずは「おしいチューどこで間違ったか見つけられる?」とお子さんに不正解の原因を探させてください。面倒な作業なので嫌がると思いますが、ここで間違いを自力で見つける癖をつけておかないと、力がつきません

間違い箇所を見つけられたら、そこに赤線を引いて、下にやり直し。消しゴムは使いません。解答を出せたら合格ニコ、で次の問題に進みます。

解き終わった問題には、1回目の日付と〇(解けた)△(理解しているけど惜しい)×(不正解)など、ルールを決めてテキスト全問に小さな文字で書き込みます

このやり方で宿題を進めると、とてつもなく時間がかかります。今までひとりでやらせていた時の数倍かかるかもしれません。それは、ひとりで解いていた時は、うんうんうなって頭を使ってなかった可能性が高いです。

1回目で解く初見の問題は非常に大切です。1回目で解ける数を増やさないと成績が上がりません。そのためには、自力で粘る訓練が必須です。

保護者様の目の前で全問宿題を解いて、問題の出来具合を〇△×で判定したら、やっと宿題の1回目が終わりです。でもこれでは復テで点を取れるところまで到達していませんショボーン

続きはまた書きますねニコニコ

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