※明日から、オープンやプレ模試を受験される小6のお子様、保護者様。明日の模試で皆様が実力以上の力を発揮できますように
今年1月に中学受験が終わり(7カ月前のことですが、随分前のように感じます)、心が抜け殻のようになってしまったぼんず君の立て直しを図るために始めたことがあります。始めてから半年継続できているので、途中経過を兼ねてご報告します。
それは、「武道」です。
のんびりして、闘争心の少ないぼんず君からは対極の試みに、塾の先生は「ぅへー」と驚いていましたが、「私も一緒に始めます」と言うと、「ああ」と納得されました(私は見た目も強くありませんよ)。
ぼんず君は一人だと絶対に嫌がると思ったので、道場に行く曜日は別々ですが、同じ道場に通っています。
武道を選んだ理由はたくさんあります。
①体力増強
②精神力の強化による集中力の強化。
③いざという時の自己防衛に役立つ。
①と②は密接に結びついていると思っていますので、体を動かし、鍛えることで、心も鍛えられることを期待しています。道場の先生は、子どもがふざけていると(危ないですからね)、間髪入れずに「とおっ(実際は無言)」と蹴りを入れるので、心強いです。
「(子どもが)蹴りを避けたらどうなるんですか?」と聞くと、「倍にして返すがな」と大阪らしい回答をいただきました。
予想外に嬉しい効能は③です。ここしばらく理不尽で物騒な事件が続いています。おかしな人に対しては「逃げるが勝ち」が鉄則ですが、不幸にも対峙せざるを得ない、絶体絶命の状況になった時、自己防衛や攻撃の型(動き)を毎週練習していれば、とっさの時に体が動いて、致命傷は負わずに済むかもしれません。
そこまでおおげさでなくても、特に女性の場合は、電車や混雑した場所で犯罪に巻き込まれる場合もあります。そんな時に、相手を死なない程度に締めあげて身柄確保できれば、道場での鍛錬が身を救うことになります。
女性は小学生から私のような年齢まで、オール女性は武道の経験積むべきだと思います。体育の時間で護身術を兼ねた練習時間があるといいのに。体が小さく弱い小学生こそ、自分を守る護身術が必要です(大人の男性に力では勝てないので、まずは逃げることが大事です。逃げ遅れたら躊躇せずに股間蹴り→逃げる、ですね)。
箇条書き以外にも、武道を続けると頭の先からつま先まで1本の軸が体の中心に出来る感覚になります。「筋が通っている」を鍛錬によって実現すれば、気弱そうな気質から脱却できると思います。筋の通った(強そうな)気質であれば、学校でからかわれたり、いじめられる対象にはならないでしょう。
武道をする人は、背後からの(負の)気配があれば、後ろを振り返ることなく相手を払いのけて(=急所を突いて払うの意)、次の攻撃態勢の型で構える訓練を何度も繰り返しています。武道の先生のレベルになると、私のような超初心者でも一応武道をしていることが分かるそうです。先生でなくても、「こいつには手を出さない方がいいな」というオーラが出るようになるらしいです(姿勢と視線かなと思います)。
「この年から武道を始めようなんて、よく思いましたね」と武道の先生に言われましたが、新しいことを始めるのに遅いも早いもないと思っています。これからも自分のペースで練習を積んでいきます。体力面では相当きついですが、練習を「きつくない」と思えるようになった時の自分の姿を想像して頑張ります。
肝心のぼんず君とは練習日が異なるので、直接練習の様子を見ておらず、上達のほどは分かりません。自宅の様子では芯が通った姿勢ではないです。ぱっと見は武道をたしなむ子には見えません。小学校時代から浜で一緒で、中学でも同じ塾のお子さんは誰も気づいてないでしょう。 夏休みは時間があるので、毎日ランニングも日課にして、運動量を増やしています(多分歩いている)。もう半年したら目に見える変化があるかもしれません。気長に続けさせます。
私が道場に行く日に先生が「(ぼんず君は前回は)くねくねしてたねぇ」などと練習の様子を逐一教えてくださるので、安心です。練習の成果を確認するために、一度、家で後ろから攻撃でも仕掛けてみようかと思います
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