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進学塾を決める際、多くの保護者様が「自宅から近い」「送迎バスがある」「車で送迎しやすい場所にある」など、通塾が便利であることを理由に選ばれた保護者様は多いと思います。
実際に塾に通い始めると、いろいろなことに気が付いてきます。
小規模教室の場合、1学年で複数クラスの設定がない教室があります。浜学園の場合、小3まではHとSクラス、小4からはプラスVクラスが設定されます。
小4の1学年で3クラスあればいいですが、人数の関係で2クラスになる場合もあり、その時はSHクラス/VSクラスのような分け方になります。ぼんず君は大き目の教室に通っていたので、Vクラス単独で1クラス設定されていました。それでもVの上位とギリギリのお子様の点数はびっくりするほど差が開いていました。
Vクラス単独でこれだけ学力差があるなら、VとSの合同クラスは授業が成り立つのだろうか?と疑問に思うこともありました。
通い始めてしばらくすると、Vクラスの最上位にいたお子様がいなくなりました。公開学力テストの貼り出しに名前があるので、塾を辞めたわけではありません。
「どうしたんだろうね?」とぼんず君と話をしていましたが、塾のイベントに参加したぼんず君が報告してくれました。
「西宮に移ったんだって。」
西宮校は塾生が非常に多いため、Vクラスがさらに細分化され、Vだけで複数のクラスが設定されています。その最上位クラスに移動したとのことでした。通塾片道1時間かけても、本校に通う価値があると保護者様とお子様が判断されたのでしょう。
我が家は塾から「西宮に来ませんか?」とお誘いをいただくような優秀生ではありませんでしたが、もし、本校の最上位クラスのお誘いをいただくような成績であれば、行くべきか悩んだと思います。
同じように、混合クラスのお子様をお持ちの保護者様も「単独クラスがある大きな教室に変わった方がいいのかな?」とお悩みかもしれません。
考え方はいろいろあると思いますが、私は少なくとも小4の終わりまでは自宅近くの教室でよいと思います。片道1時間、往復なら2時間、週4回だと8時間を電車の移動に費やすか、自宅で宿題を2回、3回繰り返したり、復テの見直しをするのと、どちらが成績アップにつながるかです。
小5は微妙、小6は毎月100傑に入れるようなお子様であれば、西宮まで通う意義があると思います。気持ちを引き締めるためです。
Vクラスに上がると、そこで頭打ちになり、「Vにいるから大丈夫」という気持ちになりがちです。
西宮のようにVだけで複数クラスがある場合は、V1からV2にクラス落ちするかもしれず、Vだから安心というふわふわした状態でなくなります。
逆に、Vで1クラスの教室所属でも、公開の成績などで塾全体の自分の立ち位置を把握して、見えないライバルと競うことができるお子様は、西宮でマスターを受ける必要はないと思います。
小4や小5で成績が上昇し、少し天狗になりがちなお子様は、季節講習だけでも西宮で受講することをおすすめします。普段の教室では最上位の自分が、西宮の中ではぐーんと位置が下になることが多いからです。
小6のお話は近いうちにまとめます。
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