鉄緑会2021年度第1回校内模試まで残り1週間を切りました

スポンサーリンク
鉄緑会

■鉄緑会校内模試まで残りあと数日です

ものすごく久しぶりのブログ更新です。いろいろな出来事がありましたが、ぼんず君も私も元気に過ごしています。

本日は8月15日終戦記念日で、今週末はお盆と重なりお仕事がお休みの保護者様も多くいらっしゃると思います。

我が家はお盆の時期と言えば、中1の頃から「鉄緑会校内模試まで1週間を切るカウントダウンの時期」です。校内模試を受けるのは今年で4年目です。

鉄緑会の校内模試は年に2回実施され、次の半年間のクラスが決定される非常に重要な試験です。中1や中2の頃は通常授業の勉強も校内模試の勉強もどうやったらいいか分からず、あたふたするぼんず君に代わって私が教材研究や校内模試対策を続けてきました。

英語も数学もテキストの問題を全部解いて、復習テストにも目を通して、「これでは中学受験の時と同じ!(しんどすぎる…)」と思いながら、手を放すのが怖くて何年間もこの体制を続けてきました。

中1中2の校内模試対策については、有料ですが記事でまとめて公開しています。中3からは数学が難しすぎて記事にまとめることができず、文章でまとめておりません。英語だけでもまとめられれば、いつの日か記事にしたいと思います。

■大阪校校内模試スケジュール

2021年第1回校内模試大阪校のスケジュールは次の通りです。

中1:8/21英語, 8/23数学
中2:8/21英語, 8/23数学
中3:8/20英語, 8/22数学
高1:8/20英語, 8/22数学

校内模試まで1週間を切っていますが、中1と中2の方については、もしまだ何の対策もしてないとしても、諦めないで試験当日の午前中いっぱいのギリギリまで毎日対策学習をがんばれば、何もしないでいるよりも相当点数が上がるはずです。

勉強のポイントは上記の記事にまとめています。出題傾向は大きく変わらないと思います。もし今年から大幅な出題傾向の変更があれば申し訳ありません。でもないと思います。

中3については、普段の学習が十分ではない中での1週間程度の直前学習だけでは、もしかするとあまり点数アップは望めないかもしれません。高1はもっと難しいです。それは、普段から授業を受けている生徒さんがいちばん良く分かっていることだと思います。

テキストを見続けている私の感覚では、テキストの難易度は、
中1≒中2<<<中3<高1
で、中3での難易度アップの高さは、「それはちょっと急すぎではないでしょうか」と言葉を失うほどです。

■中3からは付け焼刃では歯が立ちません

それでは、夏休みに入ってからも校内模試対策に手をつけてこなかった中3生や高1生は、今から校内模試対策をしても得点を上乗せすることはできないのでしょうか。そして、今さら対策を始めても結果が出せないからしなくてもいいのでしょうか。

私の意見ですが、そんなことはありません。今すぐにでも、今朝からでも校内模試対策の勉強をすべきです。

我が家のぼんず君がもし、今の時点で校内模試ノー対策で毎日遊び呆けていたとして、今朝から心を入れ替えさせて親監視の元で勉強すると言うなら、私は付き合います。

校内模試当日の午前中ギリギリまで一生懸命勉強しても、もしかするとあまり得点を上乗せすることができないかもしれません。それでもいいのです。3日でも4日でも集中して校内模試対策をすることにまず意義があると考えます。理由はいくつかあります。

■それでも直前まで頑張ってほしい3つの理由

いちばんの理由は、校内模試対策として多くの生徒さんはテキストの問題や復習テストをもう一度解きなおすと思いますが、4月から8月までのテキストを総復習することで前半部分の内容を思い出すことができます。

総復習しなければテキストを最初から見返す機会はなかったかもしれません。中学受験の時もそうですが、問題集や塾のテキストを1回解いただけで完璧にマスターできる生徒さんはほとんどいません。

1度でマスターできる生徒さんは、上位クラスにあがっていって、塾のテキスト+αの学習(中学への算数など)をどんどん進めているでしょう。

中学生になっても基本は反復学習です。特に英語は反復学習が命と言えます。

■自覚を促すには保護者様の力が必要です

2つ目の理由ですが、総復習をすることで、4月以降に学んだことの多くを忘れていることを自覚できます。この自覚→反省→試験結果を見て現実を知ることで、10月からの後半に向けて「勉強をコツコツがんばろう」と気持ちを入れ替えてくれることが期待できます。

ただし、これはお子様一人ではなかなかそうならないと思いますので、保護者様が叱ったり注意するのではなく、「第1回目の校内模試では結果が出せなかったけど、直前の追い込みで勉強の仕方がつかめたよね。第2回目の校内模試ではxxxを目標にして(これはご家庭ごとに内容が異なりますので伏字にします)毎週コツコツやっていこうか」などど、うまく誘導する必要があります。

中1、中2くらいまでは何とか親の誘導ができる最後の時期ではないでしょうか。すでに親の言うことを聞かず、誘導が難しいお子様も多いとは思いますが、結果が出なかった時に親子で話はすると思いますので、その時に淡々と、でもお子様のことを思って話しているんだよ、という姿勢で接すれば、気持ちは通じるのではないでしょうか。

■中高一貫校に合格した時の初心に戻るつもりで

3つ目の理由ですが、やはりお子様に「最後まで諦めない」という気持ちを持ってもらうためです。

「どうせ」
「だって」
「だめだから」
「もう間に合わないよ」

行動よりも、このような投げやりな言葉が先に出ることは残念ですし、悲しいことです。

難関中高一貫校に入学できて、さらに鉄緑会に入会できたお子様は、どのお子様も一定以上の学力と資質をお持ちの方ばかりです。それなのに、なぜすぐに諦めてしまうのか。もったいなくて仕方がありません。

対策ができてないなら、今からすぐに始めればいいのです。残り日数がわずかでも、できることから手をつければいいのです。

今回の試験には結果が表れなくても、努力を続ければ必ず次の試験で結果は出ます。私立中学や鉄緑会の勉強内容は難しすぎて、多くの保護者は解説したり一緒に問題を解くことは難しくなりました。

それでも、保護者様はお子様よりも人生経験が長く、これくらい努力を続ければ、このくらいの期間で結果が出始める、などの見立てはお子様よりもはるかに確実にできます。

■中学後半からは保護者様サポートの質が変わる時期

結果が出なかった時こそ、親の意見を聞いてほしいのですが、現実はなかなか難しいです。我が家も今でも時々勉強の方向性などで揉めます。高1生のぼんず君のやり方をかなり尊重していますが、それでも「それは違いすぎる」と私が思う時に、どう親の経験を伝えるか。

最近の学習サポートは、一緒に問題を解いたり、解説するよりも、こちらのウェイトが大きくなりました。

鉄緑会校内模試対策の直接的な内容とならず、あまり参考にならなかったかもしれませんが、あと数日間、諦めないで最後まで対策を続けることの大切さをさりげなく伝えていただきたくて本日の記事をまとめました。

勉強の合間に美味しいお菓子でも一緒に食べながら、お子様の学習を見守るお盆の過ごし方もいいかなと思います。お子様を大切に思うことは、ご先祖様を大切に思うことに通じるというのが私の考え方です。

私の祖父母はすでに亡くなっており、もう声をかけたり、顔を見せに行くことはできませんが、その分、ぼんず君に気持ちをかけたいと思います。

コメント

error:Content is protected !!