大阪、兵庫、東京での緊急事態宣言発令でお子様が受ける影響とご自宅で準備すること

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中学受験_保護者様向け
GTR719さん(AC photo)

新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、4月23日に大阪、兵庫、東京での緊急事態宣言の発令が正式に決定される見込みです。発令されれば、2020年4月、2021年1月に続く3度目となります。

吉村洋文大阪府知事は、緊急事態宣言発令の期間は3週間から1カ月が適切との認識を4月20日に表明しました。

東京都の非常事態宣言は、4月29日から5月6日までの期間で調整中です(短いですね。GW期間と重複するので学校通学にはほとんど影響なさそうです)。

緊急事態宣言発令後にお子様が受ける影響について、2021年4月21日時点の報道内容から分かる範囲でまとめます。ご紹介する報道内容は大阪府および大阪市の発表が中心です。兵庫、東京については分かりましたら追記します。

■大阪市立の小学校と中学校

大阪市の松井一郎市長は、政府の緊急事態宣言が発令された場合、大阪市立の小学校と中学校は原則オンライン授業に切り替える意向を4月19日に示しましたが、20日に対面授業の継続を決めました。感染対策として授業時間の短縮や分散登校などが検討されています。

大阪市内の市立小学校と中学校ではすでに生徒16万人に1人1台のタブレットが配布され、インターネット環境がない家庭に貸し出すwifiルーターも準備していましたが、多くの学校でまだ体制が整っていないことを考慮しました。

[2021/4/21追記]21日の発表では、オンライン授業と対面授業を組み合わせた形にし、さらに給食も実施すると発表しました。小学生は午前中に2時間オンライン授業実施、その後に登校して給食を食べ、再び帰宅してオンライン授業を実施するそうです。ほんまかいな。また変わるんと違うん…と私の心の声が申しております。

オンライン授業発表の翌日に対面授業の継続が決定、その翌日にオンライン&対面授業の併用が決定されて、現場の先生方は混乱の極みだと思います。「どっちやねん…」と先生方は心の中で叫んでいるでしょう。

給食をどうするか、短縮で削減された授業はどこでカバーするのか、分散登校のルールなど、学校に問い合わせが殺到しているかもしれません。今、学校に質問してもおそらく明確な回答は得られないでしょうから、学校の準備が整うまで待つのがいちばんです。

■大阪府下の小中高校

大阪府は、すでに小中高校の部活動を原則禁止にしていますが、平常授業は継続することを自治体などに要請しています。

大阪市と大阪府で小中学校の平常授業継続で足並みが揃いました。

私立中高校についてですが、昨年4月の緊急事態宣言発令時は地域の公立小中高校と同じ対応を取る学校が多かったです。大阪市内の大半の私立中高校は6月中旬まで休校でした。今回も足並みを揃えた対応になると思います。

■休業要請の対象施設

人の動きを大きく止めることを目的として、休業要請の対象に飲食店、百貨店、テーマパークなどが挙げられています。

飲食店には休業や酒類の提供停止を求める案を国に示したとのことです。イベントは原則中止か延期、企業にはテレワークの徹底を再度求めることを、吉村洋文大阪府知事は表明しました。

■大阪の重症病床使用率が90%超え

大阪では医療現場のひっ迫度が増しています。大阪府の重症患者はこの2週間で2.6倍と急増し、重症病床使用率は4月20日時点で大阪独自の算出基準では114.7%に達しています。

大阪府では、新型コロナウィルスの重病者向け病床を確保するために、不急の手術や入院を延期して重症患者を優先して治療するよう、府内約60の病院に緊急要請しました。

■授業オンライン実施後は学習計画の準備を

※大阪市は対面授業継続の方針を発表しました。分散登校や短縮授業の可能性が高いので、半日学校、半日自宅学習などの際にご参考いただければと思います。

小中学校の授業がオンライン対応になるということは、原則お子様は学校に登校しないで自宅でタブレットなどを見ながら授業を受けることになります。

大阪市は「学校は休校にしない」と表明していますが、お子様は終日自宅にいるのですから、保護者様にとっては休校でお子様が自宅にいるのと大差ありません。

授業のオンライン化後の自宅学習で考慮すべき点は、

  1. 保護者様が自宅でお子様を見ることができるか
  2. お子様の学年(4年生まで/5&6年/中学生)

の2点です。保護者様が在宅でお子様が小学4年生までの場合は、しゃかりきになって「勉強、勉強」と力を入れなくてもいいと思います。

多少ゆとりの出来た時間で早朝に親子で散歩するなど毎日体を動かすことで、お子様の気持ちが沈まないような生活の工夫を継続していただきたいです。

小学5年生と6年生は、せっかくできた時間を有効活用して総復習に力を入れることをおすすめします。

総復習のテーマと1カ月の目標を決めて、毎日の学習内容も決めて、コツコツと着実に総復習を終わらせてください。最長で1カ月あります。1日3時間総復習に充てれば計90時間も使えます。この1カ月間の時間の使い方で、5月、6月と大きな差が出てきます。

保護者様が日中不在の場合にどう乗り切るかも考えなければならないことです。tapoのような遠隔カメラを設置して、お子様をスマホ経由で見守ることも方法の1つにあります。

■何よりも大切なのは感染防止です

大阪市内の小中学校はオンライン授業から一転して授業継続が決定されました。学校は時短授業や分散登校で通学することになりますが、感染が心配な場合は自主休校を選択することもできなくはありません。

感染防止目的でも自主休校は欠席日数に加算されません。自主休校が妥当かどうかの判断は各学校の校長にゆだねられます。感染が心配で保護者様が平日日中にお子様と一緒に過ごせる場合は、担任の先生を通じて校長先生に判断していただく方法もあります。

自主休校に関するこのブログの記事をご参考ください。

大阪の医療現場の危機は、想像以上に極めて深刻な状態です。不急の手術なんてないですよ。私が間もなく手術を受ける予定の患者で「あなたの手術は不急と判断されたので延期です」と通告されたら絶望します。今の時期にケガや病気で入院が必要な状態になっても、受け入れ先が見つからない可能性があります。

コロナ感染防止に努めるのと同時に、不慮のケガ(転んで骨折など)も防がなければなりません。大人はまあいいとして、お子様、特に男子は大人の予想を超える謎の動きや行動を取ることがあります。

今の時期にふざけて大けがをしても、すぐに治療してもらえずに病院をたらい回しされる恐れがあります。ふざけたり調子に乗らないようにお子様に伝えてあげてください。

高校生のぼんず君にも、私は何度も同じことを繰り返し伝えています。防ぐことができるケガで医療機関に負担をかけないようにしようと、一人ひとりが意識することが変化につながると信じています。

■今の環境でできることを前向きに続けるしかありません

昨年2月からもう1年以上もコロナの影響を大きく受ける生活が続いています。昨年2月以降、世界がこれまでとあまりにも変わってしまいました。

自粛生活を続けながらも、私は「いい機会だから自分自身を変えてみよう」と新たな取り組みをいくつか始めて、年が明けてもずっと継続しています。しんどい取り組みもありますが、こんな状況だからがんばって結果を出してみようと思っています。

お子様一人でも、できることはたくさんあります。自由に使える時間が増えるのであればそれを有効に活用して、結果を出せるように生かしてみよう、と前向きに過ごしていただきたいです。

特に、小学5年生、6年生にとって小学校の授業がオンラインになることは、中学受験準備の観点ではメリットが大きいです。

  • 普段よりも睡眠時間を多く、しっかりと取る
  • 前学年の総復習をする
  • 最レ算数に力を入れて、算数力をアップさせる

など、1カ月でできそうなことを挙げて、実行に向けて動き出してほしいです。昨年の受験生は4月から6~7月まで学校が休校になりました。この時期の過ごし方がその後の成績に大きく影響したと思います。

保護者様の見守り負担は増えてしまいますが、お子様が前向きな気持ちで過ごせるように、励ましの言葉をいくつか用意して、ご家庭内を明るくしていただきたいです。どんな環境下でも未来は切り開けます。

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