小学低学年☆お子様の気質に合った塾選び。

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小学3年や4年生で通塾を開始する時の塾選びの基準は「自宅から近い」「自宅から行きやすい」が大きなポイントになります。電車の乗り換えが多いなど少し不便な塾でも、自宅近くまで送迎バスが運行されていれば、その塾を選ぶ大きなポイントになります。

しかし、通塾の最終目的は「志望校合格」です。低学年の場合は、「苦痛なく授業を聞ける」「授業内容を分かりやすく説明してくれる」がポイントでしょうか。

どこかの段階で、今通っている塾(またはこれから通おうと思う塾)がお子様の性格にあっているかどうか判断する必要があります。本当は通塾開始時に判断できればいいのですが、低学年で勉強に対する姿勢を見抜くのは難しいです。

まずは近所の通いやすい進学塾に行くところからスタートする方が多いと思いますが、次の学年に上がるまでに、お子様が今の塾で受験まで過ごせるかどうかご検討いただくことをおすすめします。

進学塾に通うお子様の場合、集団授業に向いているかどうか、を中心にご判断されるのがよいと思います。集団授業は1クラス30~40人近い人数で、先生が講義形式でどんどん説明していきます。分からない様子を見せてもフォローは期待できません

また、競争が前提の仕組みのため、テストの連続で競争心をあおる、頻繁なクラス替え、成績順の座席、成績上位者氏名の掲示などで常に自分の成績と向かい合わせるなど、気持ちの弱いお子様には辛い内容です。

それでも過去蓄積された圧倒的なデータと圧倒的な勉強量で、塾の進度についていけるお子様は飛躍的な学力が身に付きます。

小3でぼんず君は浜学園に通い始めましたが、「塾は運動部のようなシステム」と感じました。部活でレギュラーになれて試合に出場できるのは、クラブの中のごく一部だけ。レギュラー目指して猛練習しなければなりません。皆と同じ練習をしてもうまくなれない。その前に生まれ持った運動神経も重要です。

ぼんず君は浜学園のややスパルタな方針に合っていました。正確には親が全面的に手助けして、塾の仕組みに子どもを乗せてやりました。

お子様全員が大規模進学塾に向いているわけではありません。進学塾でも1クラスの人数が少なく、手厚い声掛けや目配りが期待できる塾もあります(その分、月謝は倍以上かかります。人数が半分なので仕方ありません)。

地元に1教室だけの寺子屋のような塾が向いているお子様もいるでしょう。小学校のフォローまでしてもらえるかもしれません。データに裏打ちされた志望校判定の期待はできませんが、受験途中で荒れることの多いお子様にも真剣に向かい合ってもらえるでしょう。

1学年で何千人も在籍する塾が全てではありません。私は浜学園が大好きで、今でも時々合格祝賀会のビデオを観て、辛かった時期を思い出して「じわっ汗あせる」ときていますが、塾選定の相談を受けた場合、全員に浜学園をおすすめはしないと思います。

まずは2週間のお試し授業を複数の塾で受けてみることをすすめます。あとはお子様の性格で判断しますが、自分の子ども以外のことは良く分かりません。先生でも同じです。保護者様がいちばん的確な判断ができます。

最初に通い始める塾の選定はとても大切ですので、お試し授業や季節講習を活用して、じっくりとご検討くださいニコニコ

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